あるバーにて、カッティーはスマホでアイドルプリキュアの動画を見ていた
「このキラキラで自分も…」
「何持ってんだ、お前?」
「あ!」
「こいつは…カッティー…お前…まさか…プリキュアを応援…」
「わわわわわ…」
「ザックリ言って、す、き、になっちゃったんじゃ…」
「す、好き!? 違いますぞ! そういう好きじゃ…」
「じゃあ何なんだ?」
「プリキュアは、自分にとって、そう、推しなんですぞ…」
「おしー?」
「ステージを初めて見た時から、心の奥底がドキドキワクワクして、どうしてこんなに惹かれるのか、自分でも分からん…でも、あのキラキラをまた見たいのですぞ…」
「お前…推しだか寿司だか知らねぇが、オレ達チョッキリ団は!」
「わ、分かってますぞ…自分が何をすべきかという事は!」
カッティーはそう言ってバーから出ていった
「大丈夫か?そういえばシキウスの奴、どこ行ったんだ?バトルロイドの調整せずに出歩いてるみたいだし…」
悠真Side
草むらからプリルン達のデートを見守る俺達。プリルン達はと言うと楽しそうにハートの木の上で弁当を食べていた
「ねえたまの好きなもの、メロロンがいつでも作るメロ!」
「タコさんウインナーがいいプリ!」
「タコさん?」
「うたのお弁当にいつも入ってる美味しいやつプリ! 大好きプリ!」
「か、考えておくメロ…」
「大好きか!」
「ハラハラします…」
「メロロン頑張って…」
何というか見ていて、メロロンが不憫になってきたな…
「ねえたまの一番大切なものって何メロ? メロロンは、ねえたまメロ…キラキランドが襲われたあの日、メロロンも一生懸命逃げたメロ…あの時初めて、メロロンは1人じゃないって思えたメロ…ねえたまにハートをズキューンと撃ち抜かれたのメロ…」
「ズキューン、プリ?」
「メロ…ねえたまの一番大切なものって何メロ?」
プリルンが答えようとした瞬間…
「プルッときたプリ!」
このタイミングで来るのか…
「クラヤミンダー」
「ついてきてたのメロ?」
「話は後だ!みんな、変身しろ!」
うた達は早速変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』
俺と結徒はバリアジャケットを纏い、アイドル達と一緒にクラヤミンダーの所に向かった
「チョッキリ団!」
「むふぉふぉ! アイドルプリキュア! ゴホン! 待ってましたぞ!」
何か一瞬だけ喜ばなかったか?こいつ…
クラヤミンダーはこっちに向かって攻撃を仕掛けてくる。俺達は避けながら、魔力弾を当てていく
そんな中、カッティーは何故か応援しているプリルン達を羨ましそうに見て…
「クラヤミンダー! そこのうらやましい妖精どもを捕まえるのですぞ!」
そう命じるとクラヤミンダーがプリルンたちを宝箱に閉じ込め、鍵を閉めるとカッティーは宝箱の鍵を手にして、何処かへ逃げていく
。
「どうする?追い掛けるか?」
「いや、今はプリルンたちを助けないと…」
「それなら…」
結徒は魔砲を放ち、クラヤミンダーにダメージを与え、追撃に俺とアイドルで同時にパンチを喰らわし、クラヤミンダーが持っていた宝箱を奪い取り、カッティーを追う
カッティーはそこまで離れた場所には移動してなかった。
こういう時の場合はと俺は拳を構えるが、アイドルが前に出て…
「カッティー! 鍵を渡して!」
「え、これ…あ、いや…」
いや、そんなことで簡単に渡すわけは……
「じー…」
「近っ…近っ…ちかかかかかか…はいですぞ!」
「あれ?」
素直に鍵を渡すカッティー…いや、何でだよ!?
「ありがとう!」
鍵を受け取り、アイドルがお礼を言うとカッティーの様子が…
「さ…さわ…キラッキランランですぞ……」
あれ?何か一瞬、カッティーが浄化された?気のせいか?
アイドルは受け取った鍵でプリルンたちを救出した
「クラヤミンダー!」
「来ました!」
「いくよ!」
「ウー、レッツゴー!ハートを上げてくよ!」
『プリキュア・ハイエモーション』
ハイエモーションでクラヤミンダーを無事浄化し終える。カッティーはと言うと…
「まぶしいですぞー!」
何かあいつ、最後までおかしかったな……
「プリルンもメロロンと一緒プリ!」
「メロ?」
「プリルンは、アイドルプリキュアに、ハートをズキューンと撃ち抜かれたプリ!」
「メロ…ねえたまの一番大切なものって…」
「メロロン、今日はありがとうプリ!」
「メロ?」
「また一緒にデートするプリ!」
「ねえたま…」
プリルンたちの会話を聞いていたけど…何かずれている感じがするけど、大丈夫なのか?
戦いの様子をビルの屋上から見つめていたシキウスと一人の少女…
「あれが…」
「そう、君の大切なものを危険な目に遭わせている。どうする?その本は君の大切なものを助けられる力を持っている」
「使う…助けないと…お兄ちゃんを…」
メロロンSide
デートした日の夜、こっそり鞄からあるものを取り出した
「これが伝説のハートキラリロック、メロ?」
宝箱に入っていた錠前と鍵を見つめる…あそこにあったハートキラリロックって……
結徒Side
鍛錬を終え、部屋に戻ろうとすると結麻が声をかけてきた
「お兄ちゃん、おやすみなさい」
「うん、おやすみなさい」
いつも通り返事をするけど、僕は気づかなかった……
「お兄ちゃんは私が助けてあげるからね。アイドルプリキュアの手から……」
感想待ってます