結徒Side
深夜、物音に気がつき、目を覚ますとそこにはプリルンとメロロンの2人がMOMOを持って何処かへ行こうとしていた
「何してるんだ?」
「プリ!?」
「メロ!?」
「結徒、起きてたプリ!?」
「物音でな…それ使って何処に行くんだ?」
「キラキランドに行くプリ」
何でまた…って思ったけどプリルンの目を見る限り何か覚悟してるんだな…
「一応理由聞かせてくれないか?」
「プリ…プリルンはアイドルプリキュアのメンバープリ…でも力になれなかったプリ…」
「そっか…キラキランドに行けば力になれるかもしれないか…」
僕がそう言うとプリルンは頷いた。
「うた達には言ったのか?」
「ビデオでメッセージ残したプリ」
「それなら大丈夫か…」
僕はもう少し寝ようとするとメロロンが話しかけてきた
「止めたりしないメロ?」
「止める必要あるか?プリルンは半端な気持ちじゃないのは分かる。そんな奴を止めることはしないよ…」
「そうメロ…」
「行く前に僕が寝てるときの話だけ教えてくれないか?」
「実はメロ…」
メロロンから聞かされたのは、師匠が来たこと。師匠が今回の件で僕の親に諸々の事情を話したこと。僕が怪我したことを悠真は責任を感じていたこと…僕の身体について、みんなが知ったこと…
「そっか…明日辺り師匠に怒られそうだな」
「結徒、身体は大丈夫プリ?」
「まだ痛い…それに…」
魔法もまだ上手く使えそうにない。とりあえず今はしっかり身体を休めないとな…
「結徒…」
「行かないのか?」
「行って来るプリ!」
「メロ…」
「2人とも、ちゃんと戻って来いよ…」
僕は2人を見送り、もう一回眠りにつくのであった。
プリルンSide
キラキランドにたどり着くとプリルン達。キラキランドは暗く荒れ果てていた。プリルンは真っ直ぐ城へと向かうが、メロロンが不安そうにしていた。プリルンはそんなメロロンの手を握り締めた
「ねえたま…」
「大丈夫プリ?」
「あなたの温もり、今も、あの時も…私を強くしてくれるのは、あなた…だから、大丈夫メロ…ねえたまと一緒にいると、メロロン、頑張れるメロ!」
2人で城へと向かうとビッグキラキラリボンが目に入った
「ビッグキラキラリボン、チョッキンされたままメロ…」
プリルン達は城へと入ると、結晶の中に封印された女王様に声をかけた
「「女王様!」」
「よく来ましたね。プリルン。メロロン」
「女王様! プリルン、うた達の力になりたいプリ! うた達は、キラキランドのために、すっごく頑張ってくれてるプリ!だから…」
「分かっていますよ、プリルン。キラルンリボンを持ってきたのでしょう?」
「うたとななとこころが頑張って集めたキラルンリボンプリ!」
「いっぱいメロ…」
「よく集めてくれましたね。キラルンリボンは、ダークイーネによって真っ二つにされたビッグキラキラリボンのかけら」
「かけら、メロ?」
「そう。キラルンリボンを集めれば、ビッグキラキラリボンは元通りになるのです。そして、そこから光があふれ、キラキランドを包む闇も、はなみちタウンで人々のキラキラを狙うチョッキリ団も消え去るのです」
「チョッキリ団がいなくなれば、キュアアイドル達も、もう大丈夫プリ!」
「ねえたま!」
プリルンは急いでビッグキラキラリボンの所へと向かった
???Side
白い妖精が城から飛び出していった。ピンクの妖精は追い掛けようとすると…
「メロロン」
「メロ! 女王様、どうしたのメロ?」
「メロロン。プリルンの願いは叶いません」
「メロ!?」
「ビッグキラキラリボンを元に戻すには、キラルンリボンがまだ足りないのです」
「じゃあ、ねえたまは、咲良うた達を助けられないメロ? 願いは叶わないメロ?そうメロ! 女王様! メロロンが生まれた時から持っていたこれは何メロ?」
「そろそろ話す時かもしれませんね。そのハートキラリロックの事を」
「あっちの世界で調べたら、願いが叶うって書いてあったメロ。本当メロ?」
「そう。それは、2人の願いを何でも叶えられる、伝説のアイテム」
「メロ! やっぱり本当だったメロ! これなら、ねえたまの願いを叶えられるメロ!」
「いいえ、メロロン。そのハートキラリロックを使ってはいけません。それは、とても恐ろしいアイテムなのです」
「どういう事メロ?」
「願いを叶えるためには、2人それぞれが一番大事にしているものを、ハートキラリロックに封印しなくてはならないのです」
「封印、メロ?」
「願いを叶える代わりに、一番大事なものを失う、という事です」
「メロ!? 一番大事なものを失う…メロ…」
「いいですね、メロロン。そのハートキラリロックを、決して使ってはいけませんよ」
女王の言葉に迷うピンクの妖精…
「それとメロロン…彼女も一緒に…」
「メロ?貴方は?」
「初めまして…私は迷い子……」
ある場所にて、カッティンダーは苦しんでいた
「自分は何という事をしてしまったのですぞ…アイドルプリキュアを傷付けるなど…」
『闇から逃れる事はできない…』
「ダークイーネ様! アイドルプリキュアは、自分をキラキラにしてくれたのですぞ! これ以上戦う事など、できないですぞ!やめてくれですぞ!」
黒い闇に包まれ、カッティンダーは完全に意思を奪われる
「世界中をクラクラの真っ暗闇にせよ…」
結徒Side
うた達は時間が無く田中さんの家に来なかったけど、代わりというか来るとは言ってたから…
「なのは師匠…その…」
「色々と事情聞いてるよ。お友達にも怒らないで欲しいって言われてる」
「ごめんなさい。僕は…」
「うん、大丈夫だから…身体は?」
「まだ痛みますが…魔力も…」
昨日の夜に比べて、上手く使えるようになってる
「そっか、それと結徒の両親には…」
「あ、聞きました。諸々の事情を話したって」
「聞いたって誰に?」
「え…あー、プリルンたちに…その反応は」
「驚いていたけど、応援するって…それと結麻ちゃんの事だけど…」
「結麻?」
「もしかしたらだけど…魔導師になるかもしれない」
それは……いや、もしかしてだけど…
「今回の件に関して、色々とって感じですか?」
「そうだね」
そっか…まぁそうするかもしれないな。
なのは師匠はそろそろ戻ると言って、帰っていた。僕はとりあえずルキフスに頼んで今日のライブを見る準備をするのであった。
悠真Side
俺達は控え室でプリルンのビデオメッセージを見ていた
『うた、見てるプリ? プリルン、キラキランドにお出かけしてくるプリ! プリルンも頑張るプリ!だって、プリルンも、アイドルプリキュアのメンバープリ! だから、待っててプリ!キュアアイドルは、プリルンが守るプリ!』
「朝起きたら、このメッセージが残ってたんだ」
「プリルン、どうして急に…」
「頑張ると言っていましたが…」
「はい。どういう事なんでしょう?」
「分からないけど、今はプリルンを信じて待とう!」
「確かにこの感じだと、何か確信があるのかもな…」
あくまでビデオメッセージから見た感じだけど…
それからうた達はプリキュアに変身し、ステージへと上がった。ステージに上がったときは緊張していたが、直ぐにその緊急を忘れ、ライブが始まろうとしていた瞬間…カッティンダーが現れた
「あれって…」
「カッティーさん?」
「ちょっと形変わってませんか? なんだか前より強そうです!」
俺は田中さんに避難誘導を頼み、バリアジャケットを纏い、三人の所に駆け寄る
「何とかするぞ!」
「「「うん!」」」
カッティンダーに向かうアイドル達。俺も続こうとするが、俺の前にシキウスが現れる
「シキウス!」
「言ったろ。次は私が相手すると!」
シキウスは結麻が持っていた本を手にし、灰色のローブを纏う
「さぁ、真召喚本ロキの実験を始めようか」
???Side
メロロンと共に白い妖精…プリルンの所に向かう。
「これで、うたを、キュアアイドル達を守るプリ!」
キラルンリボンをビッグキラキラリボンに戻していくが何も反応しなかった
「どうしてプリ!? キラルンリボンを戻したのに、どうしてキラキラにならないプリ!?」
「ねえたま…」
「メロロン!それと…誰プリ?」
「私は迷い子…私のことよりも…彼女の話を…」
「キラルンリボンの数が、まだ足りないのメロ…女王様がそう言ってたメロ…」
「そんな…それじゃ、プリルンは…プリルンは、うたを、キュアアイドルを守れないプリ?」
感想待ってます!