キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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スパロボY、ようやくDLC配信される!楽しみだ!


36 心ここに非ずなうた!

朝日が昇るビルの屋上にて、ズキューンとキッス、そして蒼い鳥がいた

 

「わあ…ねえ、キッス。この街、はなみちタウンって言うんだっけ?」

 

「ええ、そうです…」

 

「そっか…こんな綺麗なとこ、生まれて初めて!」

 

「私もです…」

 

「私も…」

 

蒼い鳥がズキューンの肩に止まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

こころSide

 

いつも通り朝練に行く準備をする私だけど…

 

「…よし!」

 

着替えを済ませ、メイクも少しだけして朝練に向かおうとすると…

 

「あら?こころ、朝練なのに何でメイクしてるの?」

 

「えっ!?あ、お母さん、おはよう。えっと…ちょっと気分転換かな?」

 

私はそう誤魔化して、家を出た。

 

「おはよう。母さん…」

 

「ねぇ、悠真。こころ、朝練なのにメイクしてたんだけど…」

 

「ん?あぁ、まぁメイクしたのはちょっと浮かれてるからかな?」

 

「……そういうことかしら?」

 

「そういうこと」

 

「今晩は赤飯にして貰いましょうか」

 

「そうだね」

 

 

 

 

 

 

待ち合わせ場所に行くと先輩がいつも通り待っていた

 

「おはようございます!結徒先輩!」

 

「おはよう。こころ」

 

先輩はいつも通り挨拶を返してくれたけど…ちょっと不満に思ってしまう。折角恋人同士になったんだから少しは…いや、こういう不満を感じちゃダメだよね!それなら…

私は先輩と手を繋いだ

 

「先輩!いきましょう!」

 

「そうだね」

 

普通なら普段通りで少しは意識して欲しいと言う気持ちが出てくるけど、私は直ぐに気が付いた。先輩、少しだけ顔を赤らめている

 

「えへへ」

 

「ど、どうした?」

 

「いいえ、何でもないです」

 

先輩、ちゃんと意識してるんですね。

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

付き合い始めたけど、出来る限りいつも通りにしようと思っていたけど、まさかいきなり手を繋がれて、顔が熱くなったことに気が付いた。

 

「そういえば先輩、身体は大丈夫なんですか?」

 

「傷の方は少し痛むけど、リンカーコア…魔力の方は安定してる」

 

あの蒼い鳥が身体に入った影響なんだろうけど…まさか直ぐに回復出来るとは思ってなかった。ただ気になるのは、あの身体を乗っ取られる感覚…アレは勘弁して欲しいとも思った。一応師匠に戦闘記録とかは送っておいたけど…師匠の話ではあの蒼い鳥はユニゾンデバイスじゃないかと言う話……ユニゾンデバイスってリインさんやアギトさんみたいな感じだよな…ただそれぐらいしか分からなかった。

そんなことを思いつつ、僕らはいつも通り朝練をするのであった。

 

 

 

 

 

 

うたSide

 

「もう朝? おはよう、プリルン…」

 

朝、目を覚まして隣を見るとそこにはプリルンではなく、キュアズキューンがいた

 

「なーんだ、キュアズキューンか…どええー!? キュアズキューン!?」

 

何故か私の隣にキュアズキューンが!?キュアズキューンはこの間みたいに撃つ動作をすると…

 

「うーたーれーたー…」

 

またしても撃ち抜かれてしまい、そこで完璧に目を覚ました

 

「え!? え!? 夢か…ビックリした…ねえ、プリルン…そっか…プリルン、まだキラキランドから帰ってきてないんだった…」

 

私は窓の外を眺めながら、プリルンの事を考えた。

 

「元気でやってるかな…っていうか、キュアズキューンの事、夢にまで見ちゃうなんて!気になる!」

 

私の頭はキュアズキューンの事で頭がいっぱいになっていた

 

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

朝、いつも通りこころと登校しつつ、ななと合流し、その後結徒とも合流したが、こころは結徒と手を繋いでいるのを俺は見つめていた

 

「仲良いね」

 

「まぁ、恋人同士になったからな」

 

「……寂しいの?」

 

ななにそう言われて、俺は少し考え込んだ。

 

「寂しい…かもな」

 

普段通りなんだけど、何処かこころが俺の所から離れてしまった事で、俺の心の中がぽっかり空いた感覚になっていた

 

「結徒なら任せられるって思ってるし、こころも幸せならそれで良いって思ってるけど…やっぱりな…」

 

「…他の大切なもので空いた穴を埋めたりは?」

 

「それは何だか違う気がする。何というか……こころの代わりにしたくない」

 

「悠真君って…本当に…」

 

「何だよ?」

 

「ううん?悠真君はいい人なんだなって」

 

ななが何を言いたいのか分からない。まぁいいか。そう思っていると結徒とこころの2人が立ち止まった

 

「どうしたんだ?」

 

「えっと、うた先輩が…」

 

「変じゃない?」

 

俺とななは何の事だと思いながら、前を歩くうたを見ると何かボッーとしてて様子がおかしい。

 

 

 

 

 

 

午前中、うたはずっとボッーとしていた。と言うか心ここにあらずだった。

昼休みになり、改めてこころたちと話すことに…

 

「今日ね、うたちゃんが変なの!」

 

「見れば分かります…」

 

するとうたは掲示板に貼られたポスターを見て、反応した

 

「はあ…ズキューン…うぅ…」

 

ポスターのズキューンを見て、胸を押さえるうた。これは一体…

 

「今朝はズキューンが夢にも出てきたって…」

 

そういえばそんな話をしていたな…

 

「そう! ズキューンにズキューンされて、ズキューンだった!」

 

うん、何を言っているのか分からない。

 

「っていう感じで、よく分からないんだけど…」

 

「なるほどです…」

 

「え? 分かるの?」

 

「はい。うた先輩、ずっとズキューンの事が気になっちゃうんですよね?」

 

「そう! 素敵でカッコ良くて、ステージを見るたびに、吸い込まれるみたいな気持ちになって、考えてみたら、初めて会った時も、何となく初めてじゃないみたいで…その時から、ずーっと気になってるんだ…どうして、こんなに気になるんだろう…」

 

「それで、アイドルプリキュア研究会をやってるこころちゃんに聞いてみようって…」

 

「それなら簡単! 診断完了です!」

 

「え? もう?」

 

「うた先輩、お熱です」

 

「え!? 言われてみれば熱い! 風邪!?」

 

「じゃなくて、うた先輩は、キュアズキューンに一目惚れしたようなもの。つまり、ファンになったんです!」

 

「私が、ズキューンのファン?」

 

「ようこそ、キュアズキューン沼へ! そして、推し活の世界へ!」

 

こころは生き生きしてるな……

それから三人は研究会の方へ行き、俺と結徒は2人でベンチで話をすることに…

 

「ユニゾンデバイス?」

 

「分かりやすく言えば合体できるデバイス。前に会ったリインさんがそれだね」

 

「じゃああの蒼い鳥がそうだって言うのか?」

 

「ただ身体を乗っ取られる感覚があったことが気になるというか…種別的にユニゾンデバイスなんだろうけど、ちょっと違う感じかな?」

 

「よく分からないって事か…身体は大丈夫なんだろうな?」

 

「痛むくらいだね。魔力の方は安定してる…と言うか朝、こころにも言われたけど…」

 

「聞いてないな。まぁこころは凄く浮かれていたからな」

 

「あー、それは…うん」

 

「改めて言うけど、こころをあまり泣かせるなよ」

 

「分かってる」

 

結徒は真剣な表情でそう告げた。本当に結徒なら任せられるな…

 

「そういえば結麻の方は?」

 

「結麻は…母さんに魔導師のことをちゃんと話して、結麻はどうしたいかって話し合ったら…魔導師になるって」

 

「良いのか?」

 

「不安だけど…結麻の決意は固いからな。とりあえず夏休みに向こうの世界で勉強するとか…」

 

「なるほどな…」

 

どんな魔導師になるのやら…

 




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