悠真Side
そんなこんなでピクニック当日。
「わぁ~、お空キラッキランラン~♪」
「例の作戦も…」
「準備OKだよ」
「上手くいくの?」
「まぁうた達がやる気はあるみたいだしな…」
俺達はそんな話をしていると田中さんとプリルン達がやって来た
「おはようございます」
「みんな、おはようプリ!」
『おはよう』
「メロロンも来てくれたんだね」
「ねえたまとはいつも一緒メロ」
「よ~し、今日は思いきり楽しもうね」
「プリ~」
早速登り始めようとする中、うた達は田中さんに視線を送った。プリルンの記憶を取り戻すために田中さんは裏で色々とやるらしい
「あぁー! 気持ちいい!」
「これ、楽ちんプリ!」
「ねえたまとギュウギュウメロ!」
プリルンとメロロンは専用のポシェットに2人で入り、蒼い鳥は結徒の肩に止まっている
「プリルン! このポシェットに見憶えない?」
「初めて見たプリ! すっごく可愛いプリ!」
「憶えてないか…」
「プリ! 川プリ! 綺麗プリ!」
小川にかかる橋を渡ろうとするとうた達三人はアイコンタクトをすると…
「お願いします…」
「了解」
こころがトランシーバーで田中さんに連絡すると…
「お? あれは何だ?」
川からあるものが流れてきたのはどこか手作り感がある桃だった。
「あれは、まさかの!」
「「「桃がどんぶらこ!」」」
「拾うしかない!」
うたが川に入り、桃を拾う。
「プリルン、何か思い出さない?」
「プリ? 思い出すプリ?おもい…おもい…」
「思い出した!?」
「重いプリ…」
「ねえたま!」
中々思い出さないと思いつつ、俺は潰されかけたプリルンを助けるのであった
少し登っていくとプリルン達があるものを見付けた
「お花、可愛いプリ!」
「まだまだ諦めないよ!ほら、プリルン! 見て!」
うたがプリルンに見せたの前に作ったアイドルの衣装
「キュアアイドルの服プリ!」
「そう! 誰かさんにピッタリのサイズだよ!」
「ホントプリ!メロロンにピッタリプリ!」
「メロ!?」
「きっとメロロンのプリ!」
「違うメロ! メロロンのじゃないメロ!」
「着てプリ!」
衣装を持ってメロロンを追いかけ回すプリルン。うん、本当に思い出さないな
「ダメですね…」
「プリルン、この人は?」
「僕、くりきゅうただよ?」
「くり? 思い出したプリ!」
「「「おお!」」」
「おやつに栗持ってきてたプリ!」
「あげるプリ!」
「くりきゅうたが栗食った…」
「これもダメみたい…」
「……いや、何で力士を普通に連れてこれてるんだよ!?」
「何かプリルンと出会ったときに、プリキュアと聞き間違えてキラキランドに連れて行こうとしてたらしい」
と言うか普通に協力してくれる事が普通に驚きなんだが…
それから色々と記憶を思い出させようと頑張るうた達だったが、どれも空振りに終わった
「ねえたまは、誓いによって、もう願いを叶えたメロ。だから、ねえたまが、あなた達の事を思い出す事は絶対にないメロ」
「メロロン、まだ最終手段が残ってるぞ」
「メロ?」
「記憶の封印…こういうのは強い衝撃で…」
俺はインフレアを取り出そうとするが、結徒に止められる
「記憶封印どころか完全に記憶が失いそうだよ…それ」
「あくまで最終手段だよ」
「こ、怖いメロ……」
あるバーにて、ザックリーは疲れ切っていた
「はあ…」
「コラ、ザックリー! 何サボってんだい!」
「何日連続勤務だと思ってるんすか…邪魔者は増えたのに、こっちは俺だけ…誰かもう1人雇って下さいよ!」
「絶対雇わない!」
「ホワイ!?」
「やれやれ、大変ですね。ザックリーさんは」
「シキウス。あんたの玩具は?」
「今回は出しますよ」
「くっ…あのバトルロイドがいる分には楽なんだろうけど……」
「ただし戦闘用ではないですがね」
「はぁ!?」
「少々気になるものが映っていたので…今回は調査用のバトルロイドです」
シキウスは笑みを浮かべ、ザックリーは余計に疲れた様子を見せるのであった
結徒Side
リフト乗り場に来た僕ら。とりあえず2人組になって乗ることに…
「先輩、一緒に乗ってくれるんですね」
「まぁ…折角だし…な」
こころは僕と腕を組みながらリフトで頂上に上がっていくのであった
悠真Side
「プリ~」
俺はななとプリルンと一緒にリフトに乗っていた。プリルンはと言うとリフトに乗ってはしゃいでいる
「記憶が封印されてもこういう所は変わらないんだよな」
「そうだね」
ななと肩が触れあうとななは少し縮こまりながら顔を赤らめていた
「どうした?」
「う、ううん。何でも無い」
「プリ~あっちの景色も綺麗プリ!」
プリルンがななの方に寄った際、俺と少しぶつかり、俺はななと顔を近づける感じになった
「悪い。プリルン、落ちるから気をつけろ」
「分かったプリ!」
「/////」
うたSide
「ねえたまと乗りたかったメロ…」
私はメロロンと一緒にリフトに乗ることになり、改めてメロロンにお礼を告げた
「メロロン、ありがとう」
「メロ!? 急に何メロ?」
「メロロンは、プリルンの願いを叶えてくれたんだよね。だから、ありがとう…プリルンが私の事を忘れちゃったのは寂しいけどね…」
「それが伝説のハートキラリロックの定めメロ」
「でも、私、諦めない! 絶対に思い出させる!」
私はプリルンの記憶を取り戻すことに改めて決意するのであった。
「そういえばこころと結徒くんってあんなに仲良かったっけ?」
私は前のリフトに乗る2人を見た。何か距離近くない?
「あの二人、付き合ってるメロ」
「へー…へっ!?」
「知らなかったメロ?見ていれば分かるメロ」
こころと結徒くんが恋人同士に!?いつの間に!?それじゃななちゃんと悠真くんは!?
「あっちの2人は付き合ってない感じかな?」
「あの二人は付き合ってないメロ。まだ…」
「まだって!?」
何だか知らないうちに恋模様が……いや、今はプリルンの事が大事だよね!
悠真Side
頂上に着き、田中さんと合流して、俺達はお昼を食べることに
「はい! 咲良家特製弁当はプリルンの大好物! さて、何でしょう?」
「分かったプリ! 答えはカニさんウインナープリ!」
「カ…カニさんもいいけど、これはタコさんウインナー!」
「これがタコさんウインナーメロ?」
「いただきますプリ!」
「美味しいプリ!」
「よかった! いっぱい食べてね!」
プリルンが美味しそうにお弁当を食べるが…
「はぁ…これもダメか…」
「うたちゃん、まだ望みはあるよ」
「とにかく今は、『♪おべんと おべんと ランランラン』です!」
「う、うん…ランランラン!」
本当にどうしたものか…そう考えているとプリルンがクラヤミンダーの気配を感じ取り、俺達は直ぐさまクラヤミンダーの所へ向かい、変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』
俺達もバリアジャケットを纏う。
「プリ! ホントに、あの子が、キュアアイドルだったプリ!?キラキラプリ! プリルン、身体がルンルンしてきたプリ!」
プリルンは鞄からライトを取り出し応援しようとするが…
「プリ? これ、何プリ?分からないけど、ワクワクするプリ! 頑張れー! キュアアイドルー!」
やっぱり記憶を封印されても…こういう事は覚えてるもんだな
「悠真!援護する!」
「あぁ!」
「クラヤミンダー!」
クラヤミンダーが攻撃を仕掛けようとするがその前に結徒が魔力弾で牽制し、その間に俺は接近して、思い切りクラヤミンダーは殴る。クラヤミンダーは怯まず俺に攻撃を仕掛けるが
「ウインクバリア!」
ウインクバリアでクラヤミンダーの攻撃を防ぎ、追撃に
「キュンキュンレーザー!」
キュンキュンレーザーで怯んだところを
「アイドル!グータッチ!」
グータッチでクラヤミンダーを殴り飛ばした
「すごいプリ! 頑張れプリ!」
ふとプリルンの方を見るとメロロンが応援するプリルンの姿が嫌でライトを弾く姿が見えた
「プリ?」
「ねえたま、いくメロ!」
「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」
「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」
「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」
プリルンたちも変身し、クラヤミンダーに攻撃を喰らわしていく
「追撃はお任せを」
蒼い鳥が蒼白い光を纏いながら、クラヤミンダーに突撃していき、吹き飛ばしたところ
『2人の誓い、今、輝け!プリキュア! ズキューンキッスディスティニー!』
ズキューンキッスディスティニーにより、クラヤミンダーは浄化されるのであった
戦いが終わり、雲行きも怪しくなってきたので俺達は下山することに
「楽しかったプリ!」
「結局、プリルン…」
「何も思い出さなかったね…」
「うん。だけどね、さっき、プリルン、キラキライトで私の事…」
「プリ? ないプリ!」
「どうしたのメロ?」
「あの、頑張れってするやつがないプリ!」
「それ、キラキライトの事? 私、探してくる!」
「うたちゃん!?」
「うた先輩!?」
「「うた!?」」
うたは頂上に戻っていった。
少ししてもうたは戻ってこないため、俺達はうたを探すことになったが、雨が降ってきて視界が悪い。
「おーい! うたちゃーん!」
「うた先輩!」
「うたさん!」
結徒と俺は魔力弾で周辺を探したりしていくが見付からない
「と言うかこれで探せるのかよ?」
「一応は…」
「うた先輩!」
こころがうたを見付けた。うたはずぶ濡れになりながらキラキライトを手にし…
「プリルン…あったよ、これ…」
そのまま倒れてしまうのであった
「やはり、そうか」
シキウスは戦闘映像であるものを見付け、笑みを浮かべていた
「次は私自身が出ようか…」
うたが結徒とこころが付き合ってることを知らなかったのは、ズキューンに夢中だったからです
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