今回は映画編予告入れます
うたSide
風邪も治った朝
「学校行けそう? まだ調子悪いなら、無理には…」
「大丈夫!」
私は牛乳を注いでいる中、プリルンの事を思いだしていた。やっぱり忘れられるのは…
「うた!」
「わっ!」
「拭くもの!」
考え事してたから牛乳がコップに溢れてしまった……
「うた、大丈夫? 服濡れなかった?」
「服は大丈夫。でも、こぼしちゃって…」
「ああ。大丈夫、大丈夫」
「お父さん、ごめんなさい…」
「いいんだよ。子供なんて失敗するのが仕事みたいなものだ」
「そうなの?」
「大人になってから失敗しないように、今、失敗しておくんだよ。これから失敗しなければ、全然OK!」
「これから…これから…」
そっか…これから…
「ありがとう! お父さん!」
「え?」
「ありがとう、お父さん!」
「え? 何? え?」
「何でもな~い」
何だか元気が出てきた!私は朝食を食べ終え、学校に行く前にプリルンの所に行かなきゃ!
蒼い鳥Side
メロロンはプリルンの為に大量のグミを用意していた
「これは、うらないグミメロ!」
「グミって何プリ?」
「食べると美味しいメロ!でも、それだけじゃなくて、お買い物運アップメロ!」
「すごいおやつプリ!」
「他にも色んな占いがあるメロ。もしミラクル運が引けたら、奇跡だって起こるかもメロ」
「奇跡プリ?」
「なくした思い出が、ねえたまのぽっかりが見つかる、とかメロ!いっぱい集めたから、きっと大丈夫メロ!」
「ありがとプリ! やっぱり、メロロンは優しいプリ!」
「ねえたまに褒められたメロ!」
「じゃあ、次は、こっちプリ!」
それにしてもあのグミ、どうやって買ってきたのか気になる…
するとノックすると音が聞こえ、メロロンが出ようとする前に扉が開いた
「プリルン!」
うたSide
「プリルン、あのね!」
「急に開けて危ないメロ!ぶつかるところだったメロ!」
「あ、ごめん…」
「何しに来たメロ?」
「プリルンとやりたい事があって」
「やりたいこと?前みたいに記憶を思い出すために何かするつもりメロ?」
「ううん、そうじゃないんだ!」
私は鞄からカメラを取り出し、プリルンと一緒に写真を撮った
「私達の思い出、ニュー1号!私達の思い出は、なくなっちゃったかもだけど、だったら、これから、また作っていこうよ!」
「これから…思い出いっぱい作るプリ!」
「作ろう! いっぱい!」
そうだよ。今すぐ思い出してもらうよりも、これからいっぱい思い出を作っていけば良いんだよ。
「見つけたぜ、妖精のプリキュア。ザックリ使わせてもらうぜ」
不意に声が聞こえた瞬間…
「お前のキラキラ、オ~エ~ス!」
プリルンがクラヤミンダーに変えられてしまった。
「プリルン!」
「変身して助けるメロ!…って、ねえたまがいないとメロロンプリキュアになれないメロ!」
私は変身しようとすると、クラヤミンダーが放った光線がアイドルハートブローチに当たり、水晶に封じ込まれてしまった
「あっ!アイドルハートブローチが!これじゃ変身できない」
クラヤミンダーの拳が迫り来る中、私の前に結徒くんが現れて、クラヤミンダーの攻撃を防いでくれた
「結徒くん!?」
「学校と違う方に行ってるって聞いたから、気になって追い掛けてみたら…どういう状況?」
「あのクラヤミンダー…プリルンで…」
「プリルンが!?」
結徒Side
うたを助けられたのは良かったけど、まさかプリルンがクラヤミンダーにされるなんて、それにあの水晶の中のアイドルハートブローチ…変身も出来ないのか
「みんなが来るまで頑張るか…」
僕はルキフスを構えると同時に僕らの前に黒い穴が開き、そこにはローブと本を手にしたシキウスが現れた
「シキウス!」
「ふふ、相手をしてやりたいところですが…ザックリーさん、あの蒼い鳥を水晶に閉じ込めて下さい」
「あぁ?まぁいいや!やれ!クラヤミンダー!」
クラヤミンダーの光線を避けていく蒼い鳥だが、シキウスが放った魔法で進路を妨害され、水晶に閉じ込められてしまう
「捕獲完了」
「あの蒼い鳥を狙った理由はなんだ!」
「折角だから教えてやろう。あの蒼い鳥…アレは私が作ったユニゾンデバイス。とは言え普通のものとは違う。ある目的のために作ったものだ」
「目的?」
「私の研究の最終目標であるものの為に必要なものだ」
「よく分からないけど…碌な事じゃないだろ!」
僕は魔砲を放つが、シキウスは巨大な盾を召喚して防いだ
「碌な事ではないか…そんなこと言って良いのか?私が作ろうとするのは魔を殺す力だ!」
魔を殺す?どういう事だ?
「お前みたいなこちらの世界にいるものには分からないだろうな」
シキウスは無数の槍を降らしていく。僕は魔力弾で撃ち落としていく
「私の相手をしているうちに、プリキュアがピンチだぞ」
後ろを見るとクラヤミンダーがうたを追いかけ回していた。
うたSide
クラヤミンダーから逃げ回る私とメロロン。私は必死にプリルンに訴えかけるが、反応がない
「何してるメロ! そんなに簡単には戻らないメロ! ねえたまも、ねえたまの思い出も…奇跡でも起きない限り、無理メロ!」
メロロンがそう言う中、クラヤミンダーが放った光線でメロロンが水晶に閉じ込められてしまった
「メロロン!」
「クラヤミンダー。そいつも闇に閉じ込めてしまえ」
クラヤミンダーの光線を避けるが、私は咄嗟に避けたからそのまま地面に倒れ込んでしまった
「プリキュアになれねぇお前に勝ち目はないぜ。ザックリ諦めろって」
「嫌だ…」
「はぁ?」
「嫌だ! 絶対諦めない!プリルン、言ってくれたよね…私の歌が、キラッキランランにしたって…だから、プリルンの事、何度だってキラッキランランにしたい! 私の歌で!」
私はこの歌が届くことを信じて歌う。絶対にこの想いは届くはずだから!
「バカめ。プリキュアじゃないお前が何をやっても無駄だ。やっちまえ!」
クラヤミンダーに捕まる私。それでも歌はやめない
「無駄無駄! お前にクラヤミンダーは倒せねぇよ!」
クラヤミンダーの握る力が強くなる中、私は諦めない。諦めたくない…でも、もう声が…プリルン…
そう思った瞬間、クラヤミンダーの中から歌声が聞こえた
「なんだ、この歌は?」
「プリルン…!」
私はプリルンとデュエットを始める。するとクラヤミンダーが苦しみだし、クラヤミンダーからプリルンが出てきた
「プリルン!」
「助かったプリ?」
「そうだよ…プリルンのおかげ!」
「咲良うたが奇跡を起こしたメロ…」
プリルンが抜け出したことで水晶が消えたみたい…
結徒Side
「バカな…クラヤミンダーから抜け出したのか!」
驚くシキウスの頬に魔砲を掠める僕。
「お前の目的がなんだろうが…僕には関係ない。だけどお前には借りがあるからな!」
「ちっ!ガキが!」
僕が身構える中、水晶から抜け出した蒼い鳥が僕の肩に止まった
「私はあの者の目的のために作られた存在…」
「それがどうした?」
「えっ?」
「生まれはそうでも…生きる意味は違うだろ!どうする?」
「私も…貴方と…貴方達と共に戦いたい!」
「それなら…力を貸してくれ」
「分かりました。その前に私の個体名を…」
「名前を?」
名前…こういう時はフィーリングで……
「チル!お前はチルだ!」
「個体名確認!ユニゾン・イン!」
ユニゾンを果たし、僕の髪が蒼く染まり、ルキフスの杖の先端に蒼い翼を模したものがつけられた
「くっ!そいつだけは…」
「チルを縛り付けるな!シキウス!」
拡散した魔砲がシキウスに当たる。シキウスは再度本を開こうとするが…
「ルキフス・フェザーシュート!」
鳥型の魔力弾がシキウスの本を撃ち抜き、シキウスが焦った瞬間
「ルキフス・フェザー・バスター!!!」
強力な魔砲でシキウスを包み込み、煙が晴れるとシキウスは姿を消していた
「撤退したのか?」
アイドル達の方を見ると、アイドルとズキューンたちと一緒にクラヤミンダーを撃退し、ザックリーが臨戦態勢を取る中、キュンキュンたちが駆けつけたことでザックリーが撤退した
「ありがとう! ズキューン! キッス!」
「初めて会った時も、うた言ってたよね。諦めずにキラッキランランにするんだって」
「え? それって…」
「うん!思い出したプリ! うたの事も、みんなの事も、ぜーんぶプリ!」
「ホントに? ホントのホントのホントに?」
「ホントのホントのホントにプリ!」
「良かった…思い出はこれから作ればいいって言ったけど、でも、忘れちゃうの悲しかったから、よかった…本当によかったよ…」
「うた、ありがとうプリもう絶対忘れないプリ!」
「奇跡が起こったメロ…でも、ねえたまを助けるのはメロロンのはずだったのに…メロ…」
「うたちゃん、プリルン、本当によかった!」
「最高に心キュンキュンしてます!」
「心配掛けやがって…」
「悠真!心配掛けたから飴いっぱい食べるプリ!」
「いいよ。激辛飴は…代わりに甘いのやるから」
「わーいプリ」
プリルンも無事記憶が戻り、蒼い鳥もこうして仲間になったけど……
「これからは5人でプリキュアだね! よろしく!」
「勝手に決めないでメロ!メロロンとねえたまはズキューンキッス! 2人組メロ! あなた達のライバルメロ!」
メロロンがまだみたいだな……
とある研究室にて…ボロボロになったシキウスの姿があった
「くっ…次こそは…あの鳥を……」
「あはは!固執しすぎじゃない?」
不意に聞こえた煩い声。シキウスが振り向くとそこには…金髪に白衣を着た少女と銀髪の大剣を持った男がいた
「ニンフ、アレス…」
「新しいの作れば良いじゃん。失敗続きのシキウス」
「止めておけ。ニンフ。シキウスの成果はバトルロイドぐらいだ」
「き、貴様ら……」
「やれやれ、あまり騒がしくしないで欲しいな…」
その声が聞こえた瞬間、シキウスは震えだした。
「な、何故…貴方が…」
「心配だからね。これまで前線ご苦労さま」
白髪の男は椅子に座り、シキウスの持つ本を手にする
「こちらの研究も落ち着いたからね。ここからは僕らが動くから…シキウス。君はバトルロイドの調整をお願いするよ」
「わ、分かりました。ロキ様…」
「あはは、あの鳥の代わりも作っておきなよ。シキウス」
「さて、ここから始めようか…」
映画編予告
海に囲まれた不思議な島・アイアイ島。そこにやって来たうた達アイドルプリキュアと結徒、悠真。
スーパーミラクルアイドルフェスティバルのリハーサルにてある少女と出会う
『スクールアイドル!?』
「アイドルプリキュア?」
うた達が出会った天使のような少女、高柳未唯。その妹の高柳苺。うた達は打ち解ける中、アイアイ島に伝わる言い伝えを聞かされる
「1000年前、女神アマスが伝説の巫女から歌と踊りから力を得て、ヤミクラゲによる厄災を竜と混ざり合った獣と天使と共に打ち払い、島を救った」
そして現れるヤミクラゲ。うた達はヤミクラゲを撃退していく中、幻のような少女の声に導かれ、1000年前のアイアイ島に……
そこで出会ったアイドル嫌いのテラ。そして悠真達の事を知らない騎士達
「シグナムさん?」
「誰だ?お前らは?」
そして知ることになるアイアイ島の秘密。伝説のアイドルの事を……
「もう一度会わせて…」
女神アマスの願い。伝説のアイドルが残した思いを届けるために…
「立てるか?結徒」
「悠真こそ…」
「諦めろ。お前たちでは…」
「「諦めるか!」」
そして現れる天使
「私も思いを届けたい!だから!ここからは…プリキュアの出番!」
双魔の戦士 映画編。その内に…
「貴方が…伝説のアイドル!?」
新たな敵、ここから夏休み編に入っていきますが、夏休み編は割とオリスト入れたりします。結麻の件もありますので…
映画編はメロロンのあの話が終わった後に……
感想待ってます!