結徒Side
蒼風の話を聞くと幼稚園の時のコンクールの時に緊張していた蒼風だったが、そこに幼い咲良が声をかけてきたらしく、その際に『大丈夫のおまじない』とウインクを教えて貰ったらしい
。結果、本当に緊張がほぐれたらしい
「え!? あれ、ななちゃんだったの!? すごいすごい! 運命の再会だ! 超キラッキランランだね!」
「今も、あのおまじない、ずっと大事にしてるよ! ありがとう!」
「本当? 嬉しいな!」
「うたちゃんは優しいね…ごちそうさまでした」
「はーい」
「ねえ、ななちゃん! 一緒にピアノ弾こう!」
咲良の妹に誘われ、蒼風が一緒にピアノを弾いた。
「ななちゃん、すごい!」
「うんうん! お空がキラキラ星で満開だよ!」
「うんうん! ななちゃん、素敵!」
「そんな…」
「今度の歓迎会、もしかして、ななちゃんがピアノを弾くのかしら?」
「あ…はい…」
「ななちゃんがピアノ弾くなら、はもりも見に行きたい!」
「はもり、静かにしてられる?」
「できるもん! いいよね、お母さん?」
咲良の母親が頷き、咲良の妹は嬉しそうにする中、蒼風は浮かない顔をしていたのだった。
ななSide
家に帰り、今日の事を思いだしていた私…
「今日、楽しかったな…昔は、私もあんな風に楽しく弾いてたな…私のピアノでパパやママが笑顔になってくれるのが嬉しかった…今は周りの期待を裏切るのが怖くて…失敗したあの日のピアノから…自分から逃げる事しか考えてなかった…」
だけど今日、はもりちゃんが見に来てくれるなら……
明日、はもりちゃんのために頑張ろう…
???Side
とあるバーにてチョッキリ団のメンバーが各々過ごす中、カッティーはキュアアイドルの動画を見ていた。
「またキュアアイドルの動画見てんの?」
「どっ…」
「うわー、ドン引くわー!」
「じ、次回ギャフンと言わせるために研究しているだけですそ!」
「あーやしいー!」
「怪しくないですぞ!」
「で、次は誰が行くんだい? ダークイーネ様からの伝言で、上手くやったら特別ボーナスが出るよ」
「はいはい! オレ行きまーす! 特別ボーナスはザックリ俺がもらったぜ!」
今回はザックリーさんが行くみたいだな。それにしてもあの街に魔導師がいるとは……もう少し観察を続けますか
結徒Side
登校中、咲良の妹を見掛けた僕。声をかけようとした瞬間
「お前のキラキラ、オーエース!はい! ザックリいくぜ!」
何かが切られる音が聞こえると共に咲良の妹が黒い水晶になり、見知らぬ男が黒い水晶と闇のエネルギーを重ね…
「来い、マックランダー!世界中をクラクラの真っ暗闇にしやがれ!」
ピアノのマックランダーに変わった。あの男、カッティーって奴の仲間か!?
「柊くん!」
「咲良!それに蒼風!」
咲良と蒼風とプリルンもマックランダーが現れたことに気が付いて駆けつけてきた。
「あの中にはもりがいるプリ!」
「はもりが!?助けなきゃ!」
咲良はそう言ってプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!
キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
僕も魔導師の姿に変わり、アイドルと一緒にまずは被害が少なくなりそうな広い場所へとマックランダーを誘導した。蒼風も心配だからか付いてきてるが…頼むから隠れてろよ…
場所を移動し、アイドルが接近戦でマックランダーに攻撃を喰らわせていき、僕は魔力弾を放つ。
「柊くんナイス!」
「油断するなよ!アイドル!」
「分かってる!」
更に攻撃を繰り出そうとするが、マックランダーは自身に付いているピアノを弾くと音楽記号が放たれ、アイドルが吹き飛ばされる。
「アイドル!?」
僕は魔力弾で音楽記号を撃ち落としていくが、このままだとマックランダーにダメージを与えられない。
マックランダーは♯をいくつか出すとアイドルを囲むように放ち、気が付くとアイドルが囚われてしまった。
「ふぬぬぬぬぬ!だめだ…破れない」
力で壊すことは出来ないか…僕の魔砲ならいけそうだけど…アイドルを巻き込んでしまうな……どうする…
そう考えていると蒼風がアイドルを助けようとしていた。
「蒼風!逃げろ!」
「ダメ!私は…もう、逃げたくない!」
「ななちゃん! ダメ! 逃げて!」
「2人を放って逃げられない!」
「うん? せっかくだ。お前は2号目のマックランダーにしてやるぜ!」
「ななちゃん、逃げて!」
「うたちゃんが勇気をくれたよ…はもりちゃんが、ピアノを弾く事の楽しさを思い出させてくれたよ…そんなうたちゃんみたいに…キュアアイドルみたいに、私もなりたい!はもりちゃんのために、ピアノを弾きたい!」
「ザックリごちゃごちゃ、うるさいヤツだな! やっちまえ、マックランダー!」
「させるか!」
僕はマックランダーの攻撃を魔力弾で撃ち落とす。
「ななちゃん!」
「だから、私、逃げない!」
その時、蒼風の思いに答えるかのように青色の光が溢れ出すと小さなリボンが現れた
「プリキュアリボンプリ!?」
「ななちゃんが…」
プリルンの持っている鞄から咲良が持つプリキュアに変身するアイテムが飛び出し、蒼風の手に…
「これは…」
「大丈夫! ななちゃんならできるよ!」
アイドルと蒼風がお互いにウインクをし、蒼風はプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
蒼風はは青と白を基調とした直線的なデザインで、マーチングバンド風なビスチェとなり、スカートはオーバーチェックで、その上に青のマントをまとい、頭・胸部のリボン、肩飾りにオーバーチェックが施され、首に青のチョーカー、右足に青のガーターリング、水色のフィンガーレスグローブ、白のショートブーツを着用した姿に変わった。
「私も、プリキュアに…」
「マックランダー! そいつも捕まえてしまえ!」
マックランダーがウインクを捕らえようと♯を放つが、ウインクはそれを避ける。
「逃げないよ! 私は、もう逃げない!だって、キュアアイドルが私に勇気をくれた! はもりちゃんが私の演奏を楽しみにしてくれてるんだから!一歩踏み出す! WINWINウインク!」
マックランダーを蹴り飛ばし、更にアイドルを捕らえていた♯を掌底で破壊した。マックランダーは更に音楽記号を放つが
「ウインクバリア!」
バリアを貼ってマックランダーの攻撃を防ぎ、その隙にアイドルが接近し
「アイドル! グータッチ!」
アイドルの一撃で吹き飛ばされるマックランダーは立ち上がろうとするが…
「させるか!ディバインバスター!」
魔砲で追撃を与えた
「ウインク! 今だよ!」
「うん!クライマックスは私!聞いて下さい」
ライブステージが現れ、マックランダーは強制的に観客席に座らされる。
そしてステージが盛り上がると同時に
「プリキュア! ウインククレッシェンド!」
蒼白い光がマックランダーを包み込み、浄化するのであった。
「ななちゃんがキュアウインクだなんて、ビックリだよ!」
「アイドルプリキュアが2人プリ!」
「私が、キュアウインク…」
「一緒にアイドルプリキュア、頑張ろうね!」
「うん!柊くんも」
「そうだな」
こうしてプリキュアが増え、それに歓迎会の発表も無事上手く行くのであったが………
「新しい奴が現れたな…それにしても…」
あのウインクって奴が増えて喜びそうだけど…何で俺はウインクって奴に惹かれるんだ?
感想待ってます!