結徒Side
ファンレター分けをしている僕ら。流石に数が多いな…
「これはウインクあてメロ」
「プリ~」
「こっちはキッスメロ」
「プリ~」
「ねえたま、それはキュンキュンの山メロ」
「じゃあ、こっちプリ?」
「それはズキューンの山だよ」
「プリ、プ…頭ぐるぐるプリ…プア~」
プルルンが限界近そうだな…
「先輩は何だか慣れてますね」
「まぁ集中すればこれぐらい…」
「先輩、夏休みの予定なんですが…デートしたいです」
顔を赤らめながら言うこころ。僕は恥ずかしそうにしながら…
「あ、後で予定立てようか…」
「はい!」
嬉しそうにしながらこころは僕にくっついてくる。
「そこの2人、手が止まってるメロ!」
イチャイチャしてたらメロロンに注意された…すると下のお店からうたの慌てた声が聞こえたけど、大丈夫か?
悠真Side
「ザックリーさん、大丈夫かな?」
「心配か?」
「うん…」
敵同士とは言え、心配なんだな……
そう思っていると向こうの方でクラヤミンダーが現れたのが見え、俺達は急いで向かう。
「ザックリーさん、キラキラを奪うのはやめてって言ったのに!」
なながクラヤミンダーの側にいるザックリーに向かって言うがザックリーは悩みながらも…
「チッ…言っただろ!これがオレの仕事だって!」
「もうこれ以上キラキラは奪わせない!」
「ななちゃん!悠真くん!」
みんなが駆け付け、なな達はプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』
「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」
「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」
「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」
俺達もバリアジャケットを纏い、構える
「強化したインフレアのお披露目だね」
「って言ってもまだ不完全な強化だけどな」
とは言え最初からクロー状態なのは良いかもな。
「アイドルグータッチ!」
アイドルが直ぐさま仕掛けるがクラヤミンダーが避けると同時にアイドルを捕まえ、震え始める
「マッサージ攻撃だ!」
「ウッ…ウゥ…気持ちいい…あぁ~、ととのう~」
マッサージ機のクラヤミンダーだからそういう攻撃なんだろうけど…何か色々とマズい。結徒とキュンキュンは同時に攻撃を仕掛ける
「キュンキュンレーザー!」
「ルキフスバスター!」
クラヤミンダーを吹き飛ばした勢いでアイドルが拘束から抜け出し、キュンキュンとウインクが助けた
「大丈夫」
「ありがとう」
「チッ…いけ、クラヤミンダー!マッサージチェアの本気、見せてやれ!」
「クラ、ヤミンダー!」
クラヤミンダーがメーターをMAXにし、殴りかかってくる。咄嗟にウインクが前に出てバリアで攻撃を防ぐ
「チッ…何なんだよ。あいつを見てると、胸のあたりが変になる…」
ザックリーの様子が変だなと思っているとウインクバリアが破壊されるが、その瞬間キッスが木の葉を操り、クラヤミンダーの動きを封じる。
「追撃だ!」
俺は拳を握り締め、炎を纏った拳でクラヤミンダーを殴り飛ばす
「今だ!」
「ウー、レッツゴー!ハートを上げてくよ!」
『プリキュア・ハイエモーション』
クラヤミンダーを無事浄化し終える。
「今日は調子が悪かっただけだ!うっ…」
ザックリーはふらつき始め、そのまま落ちるが咄嗟にウインクがキャッチした
「大丈夫ですか」
「なにザックリお姫様抱っこしてんだよ! 下ろせ! やめろ!」
「早く元気になって下さいね」
「俺に優しくするな…お前なんか、嫌いだ!」
「せっかくウインクが心配してるのに、そんな酷い事言わないで!」
「いや…クッ…」
ザックリーは嫌いって言ったことを後悔している様子のまま撤退した
「ザックリーと何かあったんですか?」
「ううん…何でも…」
ウインクも気にしてるみたいだな…
「ねぇ、悠真」
「何だ?ズキューン」
「一瞬だけど怒った?」
怒った?そんなことはないはずだけど…
「怒ってはないぞ」
「それなら良いけど…」
グリッターに戻ると田中さんも戻って来ていた
「田中さん、もう帰ってきてたんですか?」
「ええ。一刻も早く皆さんにお見せしたいものがありまして…アイドルプリキュアとズキューンキッスの今後について、企画を考えました」
「公式SNSの開設…」
「子供達に向けたダンスレッスン講座…」
「スーパー銭湯とコラボ商品の開発?」
「他にも様々なアイデアを出してみました。何か気になるものはありますか?」
「田中さん、今日はお休みしてたんじゃ…」
「はい。おかげさまで、自分のすべき事に、本当の気持ちに気付く事ができました」
「本当の、気持ち?」
「はい。私も、もっと頑張って、アイドルプリキュアを、いえ、うたさん、ななさん、こころさん、そして、プリルン、メロロン。皆さんを支えたいと。とはいえ、私ごときが本当に、お役に立てるか分かりませんが…」
「タナカーンは、すごいプリ! プリルンは、お手紙とプレゼントの仕分けも、まだできてないプリ…」
「え?」
「実は色々あって、私もパトロール、まだ終わってないんです…」
「電話では大丈夫って言ってましたけど、本当は一日中バタバタしてて…」
「やっぱり田中さんみたいにはできないですよ…」
「そう、ですか…」
「逆に仕事を増やしちゃったみたいで、すみません…」
「フフ…」
「タナカーン?」
「怒ってるプリ?」
「仕方ありませんね! 私の仕事は、私にしかできませんから!」
「田中さん、どうしたのかな?」
「分からないけど、キラッキランランだね!」
田中さんの夏休みは終わったけど…と言うか田中さん、休むよりも働いている方が落ちつくのかもしれないけど…それって色々と大丈夫なのか?
感想待ってます!