キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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キミプリの映画をレンタルしてきたけど、映画の話を早く書きたい


59 ファンクラブを作ろう

結徒Side

 

合宿から帰ってきてから数日後のこと、僕はこころと二人でグリッターへと向かう途中、公園で遊ぶ子供たちの声が耳に入った

 

「私、キュアアイドル!」

 

「私、キュアウインク!」

 

「私、キュアキュンキュン!」

 

何というか本当に有名になってきたな

 

「わぁ…あの子達、心キュンキュンしてます! 素敵だな…もっと心キュンキュンが、いーっぱいになったらいいのにな…」

 

「もっと心キュンキュンか…何か企画してみるとか?」

 

「企画…そうだ!」

 

こころは何か閃いたのか直ぐさま駆け出した。僕も追い掛けていくとたどり着いた場所はグリッターで、こころは中に入るなり

 

「皆さん! 突然ですが、提案があります!ファンクラブを作りませんか?」

 

『ファンクラブ?』

 

こころの提案にハモるうた、なな、プリルン、メロロン、悠真。

 

「はい! アイドルプリキュア、ズキューンキッスの、オフィシャルファンクラブです!」

 

そういえばファンクラブって今までなかったような…

 

「ファンクラブはファンのキミ! キミ! キミ! みーんなのものなのです!」

 

「確かに、学校のアイドルプリキュア研究会は、生徒じゃないと参加できないもんね」

 

「そうなんです! 子供から大人、おじいちゃん、おばあちゃん、さらには国境を越えて、世界みーんなの心キュンキュンが、いっぱい集まったらいいなって!」

 

「プリルンもファンクラブ入りたいプリ!」

 

「メロロンは、ねえたまのファンクラブ入りたいメロ!」

 

「メロロンは、いつもプリルンに心キュンキュンしてるもんね!」

 

「そういえば、心キュンキュンって何なのメロ?」

 

「心キュンキュン…好きがあふれて止まらないって事だよ…」

 

「好きがあふれて止まらない、メロ…」

 

メロロンはプリルンの方を向き…

 

「それなら、メロロンにも分かるメロ!」

 

「でしょ! そういう心キュンキュンこそが最強なんだよ!」

 

「最強メロ!」

 

「そんなメロロンが手伝ってくれたら、きっとすっごく心キュンキュンするファンクラブができちゃうよ!」

 

「ねえたまのファンクラブ、作るメロ!」

 

「まあ、作るのは、みんなのなんだけど…」

 

「やる気いっぱいのメロロン、可愛い!」

 

「因みにこころちゃん、結徒君の好きって気持ちもキュンキュンしてるって事?」

 

「はい!先輩に対して凄く心キュンキュンしてます!」

 

眩しい笑顔で言われると物凄く照れるんだけど…

 

「悠真くん、こころ、限界突破してる感じ?」

 

「そんな感じだ」

 

「愛されてるね。結徒くん」

 

恥ずかしいからちょっと止めて欲しい……

 

「ファンクラブ、いいですね」

 

「田中さん!」

 

いつの間にか僕らの後ろにいた田中さん。話聞いてたのか

 

「私も、お手伝いしましょう」

 

「「「やったー!」」」

 

「心キュンキュンしてます!」

 

こうしてファンクラブ作りが始まった。

 

 

 

 

ファンクラブ設立の話が出て、数日後。はなみちタウンでは既にファンクラブの話が広まっていた。うた達はというとどんなグッズを作るか話しているけど…

 

「あの、なぜ、私の家がファンクラブ事務局に?」

 

「すみません、勝手に…」

 

「ここは、ねえたまとメロロンの家でもあるメロ!」

 

「自由な人達だ…」

 

田中さんの家、侵食してるな……まぁ僕の方も転移装置を置かせて貰ってるし…

 

「ポーズお願いしまーす!」

 

「キラッキ、ランラン~♪」

 

「それ、いただきます!」

 

「プリ!」

 

今は何故か写真を撮っていた。

 

「沢山撮ったね!」

 

「この写真を使って、5種類の会員証を作るのは、どうでしょう?」

 

「つまり、私達5人だから…」

 

「5種類から選べるって事だね!」

 

「でも、箱推しもあるか…」

 

「箱推しプリ?」

 

「箱推しメロ?」

 

「グループ全員を推す事かと」

 

「なら、ねえたまとメロロンは2人組メロ!」

 

「ねえねえ、メロロン! 5人じゃダメ?」

 

「ダメメロ」

 

「ダメかな?」

 

「ダメメロ!」

 

「ダメですか?」

 

「ダメメロ!」

 

「プリプリ?」

 

「ねえたまの頼みでも、メロロンは、ねえたまと2人組メロ!」

 

「「「そっかー」」」

 

「とりあえず、アイドルプリキュアとズキューンキッスの2パターンを作りましょう」

 

プリルンのお願いでも頑なに二人に拘るなメロロンは…

会員証作りに取りかかる中、こころは会報とかも提案していた

 

「じゃあ、みんなが喜んでくれる情報、集めないとね!」

 

「『突撃! 50の質問!』とかは?」

 

「面白そうプリ!」

 

「質問なら、ファンレターで沢山来てますよ」

 

そう言って田中さんはファンレターが大量に入った段ボールを持ってきた

 

「わー!」

 

「いっぱい!」

 

「嬉しい!」

   

「たとえば、苦手な食べ物はありますか?」

 

『ないです!』

 

「私達!」

 

『何でも食べます!』

 

「好きなことわざは何ですか?」

 

「うーん…石橋を叩いて壊す?」

 

「うたちゃん、違うよ。石橋を叩いて壊しちゃダメだよ」

 

「あ…」

 

「正しくは、石橋を叩いて渡る」

 

「そ、そっか…じゃあ、これだ! 猫にご飯!」

   

「それを言うなら、猫に小判」

 

「アハハ…ことわざって難しいね…」

 

「私は、好きこそものの上手なれです」

 

「どういう意味プリ?」

 

「好きな事って、いくらでも頑張って集中できるから、どんどん上達できるって事だよね!」

 

「はい。昔、お父さんに言われたんです…スクールで習ったダンスを何度も練習してた時…」

 

昔、ターンが上手くいったときにいつも父親がそのことわざで褒めてくれていたみたいだった

 

「それがすごく心に残ってて…それから、ダンスも、もっと好きになったんです」

 

「本当に、好きこそものの上手になれ、だね。」

 

「はい!」

 

「結徒くんたちのは?」

 

「何で僕らのも?」

 

「折角だから、ね」

 

「水滴石を穿つかな?」

 

「すいてき…?どういう意味?」

 

「ほんのわずかな水滴であっても、絶えず落ち続ければ、やがて硬い石に穴があくという意味。どんなに小さなことでも、地道に続けていれば大きな成果につながるってこと。悠真は?」

 

「俺は……特にないな…」

 

 




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