キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

60 / 101
キミプリ、最終回良かった…


60 キュンこそものの上手になれ!

アイドルプリキュアのファンクラブ設立日当日、はなみちタウンで賑わいを見せる中…

 

「まったく…カッティーに続き、ザックリーまで闇に呑まれちまったってのかい…ホント、使えない…」

 

チョッキリーヌが現れそうぼやいていた。そんなチョッキリーヌの傍らには…

 

「寂しいのか?」

 

「うるさいよ!シキウス!あんた、研究所に篭もってるんじゃないの!」

 

「こっちだってそうしたかったさ!だけどなニンフは暑いから出たくないとか言い出すし、アレスは新しいスーツが出来るまでは動けない!ロキ様に頼まれて仕方なくだ!それに動くのは俺じゃなく、こいつだ!」

 

「なんだい?その灰色の奴は?」

 

シキウスの側には灰色の髪の青年が立っていた。

 

「新型のバトルロイド、アルファだ」

 

「まぁ足を引っ張るんじゃないよ…」

 

『皆さーん! いよいよ今日からですよー!』

 

「何だい? 随分と楽しそうじゃないか」

 

声が聞こえ、興味を示す二人。更に声が聞こえてきた

 

『アイドルプリキュア・ズキューンキッスオフィシャルファンクラブ、当店でも入会申し込み受け付けてまーす!』

 

一枚のチラシが飛んできて、チョッキリーヌが拾い上げ読むと…

 

「なになに…ん!? なにぃー!? アイドルプリキュア・ズキューンキッスのファンクラブだってー!?ムキー! 街中にアイツらのファンクラブを待つヤツらのキラキラがあふれて、目障りったらありゃしない!」

 

チョッキリーヌはキラキラを纏った女性に目をつけると

 

「お前のキラキラ、オーエース!チョキっとね!さあ、来な! クラヤミンダー!世界中をクラクラの真っ暗闇にするんだよ!」

 

看板型のクラヤミンダーを生み出すのであった。

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

ファンクラブ設立まで待っているとプリルンがクラヤミンダーの気配を感じ取り、僕らは急いで向かうとそこにはチョッキリーヌ、クラヤミンダー、シキウス、あとはあれはバトルロイドか?

 

「チョッキリーヌプリ!」

 

「様をつけな!」

 

「シキウス!」

 

「随分と久し振りだな」

 

「ちっ、こっちだってあまり出撃はしたくないんだよ!アルファ!任せるぞ」

 

シキウスはそう言って撤退する。アルファと呼ばれるバトルロイドは両手から剣を抜いた。

 

「みんな!変身だ」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」

 

「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」

 

『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』

 

「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」

 

「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」

 

「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」

 

僕らもバリアジャケットを纏う。アイドル達はクラヤミンダーと対峙する中、斬りかかってくるアルファに対して、悠真は拳で受ける

 

「ルキフスシュート!」

 

魔力弾でアルファの右腕の剣を折り、アルファが一瞬隙を見せた瞬間

 

「覇王断空拳!」

 

左腕の剣を悠真が砕く。更に追撃として僕はルキフスを構え

 

「ルキフスバスター!」

 

魔砲でアルファを吹き飛ばす。

 

「やったかな?」

 

「いや、まだだ」

 

悠真が構えると吹き飛ばされたアルファはボロボロになりながらも立っていた

 

「自己修復」

 

アルファの身体は見る見るうちに修復されていく。再生機能まであるのかよ…

アイドル達の方はクラヤミンダーの持つ拡声器による音波攻撃に動きを止められていた。どうする?助けに入るべきかと悩んでいると…キュンキュンは立ち上がり…

 

「絶対に…心キュンキュンを守る! だって、心キュンキュンしてる気持ちは、誰にも止められないんだから!」

 

キュンキュン…そうだよな…その気持ちだけは止められない

キュンキュンはキュンキュンレーザーでクラヤミンダーを攻撃し、更に蹴りを喰らわしていた

 

「結徒、アイドル達の援護とアルファにダメージを与える。その同時をやるぞ」

 

「分かった!」

 

「インフレア!陽炎の型!」

 

悠真は分身して、細かくアルファにダメージを与えていく。アルファが悠真に斬りかかろうとした瞬間、悠真は僕の方に戻ると同時に

 

「チル!フェアリーだ!」

 

『了解!』

 

ビットを展開させ、11発の魔砲でアルファをクラヤミンダーにぶつけると

 

「覇王断空拳!連撃!」

 

分身による断空拳が一気に放たれ、クラヤミンダーを吹き飛ばしつつ、アルファを破壊した

 

「お兄ちゃん!」

 

「あとはクラヤミンダーだけだ!」

 

「うん!」

 

キュンキュンと悠真の二人がクラヤミンダーにダメージを与えていく

 

「キュンキュンと悠真が心キュンキュンしてる!」

 

「心…キュンキュン…」

 

『頑張れ、キュンキュン!』

 

みんなが応援する中、キッスだけは戸惑っているが…

 

「ほら、キッスも!」

 

「キュンキュン…」

 

二人の思いが重なっているからこそ、いつも以上に力が出てるのか?

 

「キュンキュン!あとは任せた!」

 

「うん!いきます!クライマックスは私!準備はOKー!?プリキュア! キュンキュンビート!」

 

キュンキュンビートによってクラヤミンダーは浄化され、チョッキリーヌも撤退した

 

 

 

 

 

 

田中さんの家に戻る中、僕は悠真にあることを聞いた

 

「悠真の好きなことわざって…もしかしてこころと同じ?」

 

「いや、違うぞ」

 

「違うんだ。さっきの戦い、何か二人の気持ちが重なったから凄い戦えたから」

 

「俺の好きな言葉は…好きに勝るものなし…好きなことに打ち込む気持ちや情熱には、何物にも代えがたい力があり、それ以上に素晴らしいものはない…好きだからこそそれが原動力になる…俺はこころのことが…家族が大切だからこそ…好きだからこそ、それが原動力になってるだけだ」

 

「そっか…」

 

悠真らしいけど、いつかはその好きに……いや、言わないでおこう。怒られそうだし…

 

 

 

 

 

田中さんの家に着き、ファンクラブの様子を見ることに…

 

「ファンクラブの申し込み、どうなってるかな?」

 

「では、開きますね…」

 

ホームページを開く既に四千人近くの申し込みがあった

 

「わあ!」

 

「申し込み、沢山来てる!」

 

「やったね!」

 

「心キュンキュンしてます!」

 

「よかったですね…会員証、会員の数だけ、私が作るのですね…」

 

『5,000人! 7,000人! 1万人!』

 

「グフッ…」

 

田中さん…手伝うから…

 

「そうでした。結徒さん、悠真さん、お二人にも会員証を…」

 

田中さんが渡してきた会員証。何か番号おかしくないか?

 

「「何で0?」」

 

「うたさん達からのお願いで、お二人は一番最初からのファンですので」

 

なるほどね。

 

「えーっと、まずは、会員番号1番の人…ん? 住所がキラキランド?」

 

「どういう事ですか?」

 

登録情報を確認しているうた達。何で住所がキラキランド?

 

「2番の人もキラキランドって書いてある…名前は…」

 

「1番がカッティンさん…」

 

「2番がザックリンさん?」

 

「その名前、聞いた事あるような…」

 

何か似たよう名前を聞いた覚えがあるんだけど…

 

「失礼。聞きたい事があるのですぞ」

 

すると外から声が聞こえ、扉を開けるとそこには…

 

「ファンクラブに、ザックリ申し込んだんだけどさ」

 

「カッティーに…」

 

「ザックリーさん!?」

 

「まさか、会員番号1番のカッティンと、2番のザックリンというのは…」

 

「そうティン! カッティン、1番ティン!」

 

「2番リン。ザックリ残念リン…」

 

カッティーとザックリーの二人が妖精の姿になったけど、キラキランドの住人だったのか…

 

『えー!? もふもふだったの!?』

 

「まさか、お二人だったとは…私、タナカーンタナ」

 

「タナカーン!」

 

「久しぶりリン!」

 

「全然気付かなかっタナ」

 

「早く会員証ほティン!」

 

「入会セット、ザックリちょうだいリン!」

 

「はい! アイドルプリキュア・ズキューンキッスオフィシャルファンクラブ、入会ありがとうございます!」

 

「やッティン!」

 

「嬉しいリン!」

 

何か一気に色々と情報量が……

 

 

 

 

 

 

悠真Side

 

その日の夜…

 

「あー、ホント、ファンクラブ作ってよかった…」

 

「フフ、それが、こころの才能ね」

 

「え? ファンクラブを作るのが?」

 

「そこまで頑張れる何かを好きになれる事が、こころの才能だよ。好きこそものの上手なれ。お父さんが、こころによく言ってたものね」

 

「うん…」

 

「今のこころみたいに、好きになる気持ちを追いかけたら、素敵な世界が、もっともっと広がる…」

 

「そうだよね! 心キュンキュンは最強だもん!」

 

「こころらしく言うなら、キュンこそものの上手になれか?」

 

「そうかも!そういえばお兄ちゃんは何で先輩たちに好きなことわざを言わなかったの?」

 

「それは…まぁ…」

 

「悠真の場合はその言葉が好きになる前のことがね」

 

「母さん、それは秘密で…今でも恥ずかしいから…」

 

「どういう事?」

 

こころには恥ずかしくて言えない。未だに気にしてるようで…

俺の好きなことわざは好きに勝るものなしだけど、その前は好きこそものの上手になれだったんだけど…俺が好きって言ったら、こころに泣かれたからな……




まさかスタプリ以来の未来の姿を見ることが出来るとは
感想待ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。