悠真Side
グリッターのロフトでうたが貰ったラブレターをみんなで見ることに……
「やっぱり、これって…」
「ラブレターですよね!」
「お、同じクラスの宇釣木君!?」
だからあの時教室で見てたのか…
「読むね…えー、前略、咲良うた様。キュアチューブの動画で咲良さんの姿を見て、好きになってしまいました! よかったら、今度、2人で話したいです!」
「「ほうほう」」
「2人で話したいって…いや、それより好きだって!どどどど、どうしよう!?」
「うたのファンプリ?」
「い、いや…これはファンとかじゃなくて…ちょ、ちょっと違う感じの…」
「ラブレターもらっちゃうなんて…」
「先輩、すごいです!」
「いやいやいやいや!」
「私、ラブレター貰ったことないな…」
なな、何で俺の方を見て言うんだ?
「書かないぞ」
「言ってみただけ」
「先輩!私、ラブレター書きますね!」
「うん、ありがとう。でもあげる方なんだ」
「えへへ、ラブレターを送るってやってみたかったんで」
こころはこころで楽しそうだな…
「キュアチューブは、早速沢山の人に見てもらってますから、うっかり映らないように注意した方がよさそうですね」
「す、すみません…」
まぁ編集してるときに気が付いてれば……いや、忙しい田中さんには言わない方がいいか
今日はキュンキュンの動画撮影
「やっほー! 今日は、コール&レスポンスの練習をしましょう!」
「コール&レスポンスって何プリ?」
「アイドルの歌を応援するファンのかけ声ティン!」
「じゃあ、いくよー! 私が『キミと!』って言ったら、キミは『イエーイ!』って返してね!」
「OKティン!」
「キミと!」
『イエーイ!』
「いいね! じゃあ、次は、『一緒に!』って言ったら、『イエーイ!』って返してね!」
「一緒に!」
『イエーイ!』
「バッチリ!」
「楽しいプリ!」
「最高ティン!」
「そして、本番はここから! このコール&レスポンスは、歌の中でやると、もっと楽しいんだよ!」
「それでは、早速やってみましょう」
『イエーイ!』
キュンキュンに合わせて、うた達がコールアンドレスポンスやり始めたけど…あれ?これって…
「キミも一緒にやってみてね!」
「OKプリ!」
「OKじゃ、ないです!」
「プリルン達、映っちゃってる…」
「ティン! 自分は、なんという事を…ああ、カッティンのバカッティン…」
「ごめんプリ!」
「大丈夫! ドンマイです! もう1回、張り切ってテイク2、いきましょう!」
「まぁプリルンたちも楽しかったから仕方ない」
街にチョッキリーヌとニンフの二人が現れる
「ったく、どこもかしこも暑いったらありゃしない…」
「だったらさっさと終わらせて帰れば良い話でしょ?おば…チョッキリーヌ」
「チョッキリーヌ様って…あんた、今なんて呼ぼうとした?」
「さぁね」
「こいつ…おや?」
チョッキリーヌはある学生を見付けた
「スキスキスキップだー! っと、手紙読んでくれたかな?あー…ドキドキしてきた…咲良さん…これって、やっぱり、恋?なーんて! ドキドキ! 今度はドキップだ!」
「ムキー! ただでさえ暑いのに、もーっと暑苦しいキラキラを見つけちゃったねえ」
チョッキリーヌは学生…宇釣木をクラヤミンダーへ変えた
悠真Side
動画撮影を続けようとしているとプリルンがクラヤミンダーの気配を感じ、俺達は直ぐさまクラヤミンダーの所に向かい、うた達はプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』
「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」
「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」
「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」
「「セットアップ!」」
クラヤミンダーはアイドル達に任せ、俺達はニンフと対峙する
「あんた達の相手は面倒ね。暑いし、さっさと終わらせてあげる」
ニンフはそう言って鉄の塊を俺達に向かって放った。結徒は魔力弾で撃ち落としていき、俺は接近して、ニンフに殴りかかるが…
「防ぎなさい。鉄の乙女!」
顔がついた塊が拳を防ぐと思った瞬間、塊が開き、鉄の刺の中に飲み込まれそうになったが、俺は咄嗟に後ろに下がり、魔砲で鉄の塊を溶かした
「躱すなんてね!」
ニンフは巨大な刃を放つ。結徒は魔砲で刃の部分を砕き、俺はニンフの腹に一撃与える
「あぁもう!面倒ね!暑いし、今日は帰る!」
ニンフはそう言って姿を消す。
「ニンフの魔法って…もしかして…」
「何か気が付いたのか?」
「うん…処刑道具に……」
処刑道具…あの鉄の乙女…有名なやつだよな?
「色々と警戒しないとな…」
「そうだね」
アイドル達の方も終わったみたいだな。
数日後…
「たたた、大変! ままま、また…ううう、宇釣木君から手紙が来た!」
またラブレター送ったのか…宇釣木…
「おお! 次は、なんと!」
「どどど、どうしよう!?」
「うたちゃん、落ち着いて」
「「ワクワク…」」
「え、えっと…前略、咲良うた様。2度目のお便りになります。改めて気付いたのですが、ボクが好きなのは、やっぱり…アイドルプリキュアでした! 思いが高まるあまり、今ではキュアチューブで、アイドルプリキュアの動画を見る毎日です!え…」
「先輩、ふられちゃいましたね…」
「うたちゃん、元気出して…」
「え!? え、え!?」
「うた、かわいそうプリ?」
「そっとしておいてあげるメロ…」
「だーから、なんか違う!」
「これからはもう、宇釣木先輩のためにも、動画をドンドン撮っていくしかないですね!」
「だね!」
「それは賛成!見てくれるキミを、キラッキランランにしちゃおう!これからも面白い動画をいっぱいアップするからね! 約束のグータッチ!」
まぁ色々と振り回されたみたいだけど、大丈夫みたいだな
感想待ってます