キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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メロロン関連の話、第一部スタート


65 メロロンの気持ち

悠真Side

 

今日はプリティホリックでアイドルプリキュアとズキューンキッスのトークイベントが開かれていた。俺と結徒は端っこの方でその様子を見ていた

 

「次は、キュアウインクに質問のある人!」

 

『はーい!』

 

手を上げる観客。アイドルが誰を指すか見ていると…

 

「それじゃ…お! 一番後ろのキミ!」

 

「え…えっと…」

 

当てられた女の子は緊張して上手く話せないでいるとウインクが優しく微笑み、女の子の近くに寄り添うと

 

「大丈夫。ゆっくりでいいよ!」

 

緊張を解していた。何というか流石だな

 

「あんな風に寄り添ってもらえたら、一生の思い出になっちゃいます!」

 

「ウインク、素敵だね!」

 

「えっと、アイドルプリキュアとズキューンキッスは、仲良し?」

 

「質問、ありがとうね。うん! みんな仲良しだよ!」

 

「ね!」

 

「もっちろん!」

 

「いつも一緒のお友達です!」

 

「うん! みーんな、お友達だよ!」

 

アイドル達がそう言う中、キッスだけは何処か浮かない顔をしていた

 

「キッス?」

 

「キュアウインク、ありがとう!」

 

「うん! またね!」

 

トークイベントは無事終わり、控え室に俺達が入るとアイドル達は最高の友達って言われて上機嫌だったが、キッスだけは…

 

「一緒にしないで…」

 

「キッス…」

 

「だって、あなた達はアイドルプリキュア、私達はズキューンキッス、でしょ?」

 

「え? でも…」

 

「行きましょう」

 

「あ、待って! キッス!」

 

「私は…私は、あなた達の友達じゃない!」

 

「キッス…」

 

彼処まで拒絶しているのはどうにも気になるな。何かあるのか?

 

 

 

 

 

グリッターで結麻とチルの二人と合流した俺達。

 

「プリルンとメロロン、先に帰ってきたけどどうしたの?」

 

「うーん、何というか」

 

結徒は結麻とチルに何があったのかを話す中、うた達はと言うと

 

「ショボッボボンボン…」

 

「メロロン、私達の事、友達じゃないなんて…」

 

「はい…メロロンは、プリルンが大好きで、大好き過ぎて、私達に焼きもちをやいているんだとは思ってましたけど…」

 

「うんうん!このねえたま泥棒!こういうのとかね」

   

「どうしたらいいのかな?」

 

「もっとちゃんと考えた方がいいかもですね。」

 

「今のメロロンを見ていると焼きもちと言うよりかは別の理由がありそうだけどな」

 

「よし!」

 

うたは椅子から立ち上がるとロフトの方に向かった。

 

「うた先輩?」

 

「♪メロロン お手々を繋いで 友達になろう」

 

「急に何メロ? なんで、そんな事言うのメロ?」

 

「だって、友達だから!」

 

「言ったはずメロ! メロロンは友達じゃないメロ!」

 

「それじゃ、今から、友達になって下さい!ごめんね…私、ちゃんと言えてなかった…メロロンと出会って楽しかった毎日が、もっと楽しくなったんだ!メロロンがキュアキッスになってくれて、すっごく心強かった! 一緒にいられて嬉しいんだ!」

 

「私もです! メロロン、友達になって下さい!」

 

「うん! 私ともお友達になってほしい!」

 

「メロロン、5人は一緒プリ! 結徒たちも、みーんな、お友達プリ!」

 

友達になろうと改めて話すうた達。だけどメロロンは何処か辛そうにしている

 

「そ、そんなの無理メロ…」

 

「プリ? どうしてプリ?」

 

「メロロンには、ねえたまだけメロ! ねえたまの、分からず屋メロ!」

 

メロロンはそう言ってグリッターから飛び出していった。

彼処まで拒絶しているのは、やっぱり何かあるんだな…とは言えその何かが分からない。

俺達はうたの部屋で改めて話し合うことに…

 

「それでは始めましょう。プリルンの分からず屋会議です。ゲストに田中さんもお招きしました」

 

「呼ばれタナ。それで、分からず屋会議とは?」

 

「『ねえたまの分からず屋メロ!』という言葉には、メロロンの思いが詰まっていると思うんです。その言葉の本当の意味を探れば、メロロンの気持ちが分かるはずです」

 

「プリ! 分かったプリ!」

 

「え!? なになに?」

 

「タコさんウインナー、プリルンが全部食べちゃったプリ…」

 

『絶対それじゃない…』

 

「絶対それじゃないんタナ」

 

俺以外全員がハモる。それにしても本当にそこに問題があるものなのか?

 

「あのさ、前にプリルン言ってたよね? メロロンがプリルンを『ねえたま』って呼ぶようになった時の事」

 

「言ってタナ。キラキランドが襲われた時だっタナ」

 

「メロロンは独りぼっちになってて、プリルンが見つけたプリ!どんな事があっても、メロロンはプリルンが守るプリ! プリルンは、メロロンのお姉さんになるプリ!って言ったプリ」

 

「きっとメロロン、胸をズキューンって!」

 

「撃ち抜かれタナ」

 

「その時から、メロロンはプリルンが大好きで…」

 

「プリルンを独り占めしたくて、みんなと友達になりたくないんですかね?」

 

「本当にそうなのかな?」

 

「え?」

 

「あ、ううん…」

 

ななだけは何か思い当たることでもあるのか?

 

「プリルン、メロロンが大好きプリ! メロロンが帰ってきたら、ちゃんとお話するプリ!」

 

「それがいいと思います!」

 

「うん!」

 

「メロロン、どこに行ったのかな?」

 

「メロロンが1人でお出かけするのは、図書館プリ!けど、プリルンは行っちゃダメプリ…」

 

「え? どうしてですか?」

 

「俺から説明すると二人が図書館に行ったときに、プリルンが本で遊んでメロロンに怒られたって」

 

その時はプリルンがわざわざ自首しに来たくらいだからな……

 

「だから、プリルンは待ってるプリ!」

 

「私も一緒に待つよ!」

 

「私もです!」

 

「ありがとプリ!」

 

「僕も残るよ。チルは?」

 

「私も残ります」

 

「私、行ってみる。メロロンの所へ」

 

ななは行くのか…俺も気になるから付いていくか…

 

「あの、私も行っても良い?」

 

結麻も付いていくことになり、俺達は図書館に向かうとメロロンは本を探していた

 

「どこにあるのメロ? 『キズナのリボン』…」

 

「その本、探してるんだね。一緒に探そう!」

 

ななはそう言って優しく微笑むのであった




メロロン関連の話終わったら、映画の話をやります
感想待ってます!
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