悠真Side
図書館に来た俺達はメロロンが探している本を探すことに
「探してる本、『キズナのリボン』だよね?」
「一緒に探してなんて頼んでないメロ!」
メロロンはそう言うけど、俺達は気にせずに本を探す。そんな中俺は一冊の本を見付けた。
「都市伝説?」
こういう本が何で児童コーナーに置いてあるんだ?まぁ係の人が間違えたのかもな。そう思いながら俺は本をパラパラ捲っていくとあるページが目に入った
『突如行方不明になったアイドル。今どこに!?』
都市伝説なのか?そう思いながら俺は本を係の人に言ってなな達の所に戻った。
なな達の所に戻ると探していたキズナのリボンの本が見付かったらしく、メロロンは早速読むが、頭に入ってこなかったらしい。それを見て、ななはあることを話し出した
「それじゃ、少しお話ししようか。小さな女の子のお話」
「その本のお話メロ?」
「ううん。その子はね、小さい頃にピアノを始めたの。弾いてると夢中になれて、すぐにピアノが好きになった。それで、ピアノ教室に通い始めたんだけど、一緒になった子達に話しかける勇気がなくて…自分から友達を作る事ができなかったんだ…」
「それって、もしかして、あなたの事メロ?」
「うん。そんなある日、うたちゃんに出会ったの。うたちゃんは私に勇気をくれて、それから、私の毎日は変わっていった…知らない子にも話しかけてみようって思えた!私1人じゃ一歩を踏み出せなかった…本当は、ずっとみんなと友達になりたかったのに…一緒に本を探すのと、同じだと思うの」
「同じ、メロ?」
「うん。1人じゃ見つけられないものも、一緒なら見つけられる!だから、一歩踏み出す! WINWINウインク!一緒に進もう! メロロン! もしも探しているものが見つからない時は、いつでも私を、私達を呼んで。どこにだって飛んでいって、何でも話を聞いて、見つかるまで一緒に探すから!」
「なならしい考えだな。でもここは図書館だって事忘れてないか?」
「はっ! 図書館では静かにしなきゃ!」
「ホントメロ…」
「ご、ごめんなさい…」
図書館の受付では、チョッキリーヌが『部下をやめさせないための本』を借りていた
「お探しの本は、こちらですね」
「ああ、これこれ!」
「よかった! 他にもお手伝いできる事があったら、何でもおっしゃって下さいね!」
係の人から溢れ出すキラキラを見て、不機嫌そうになるチョッキリーヌ。
「フン、なんだい。キラキラしちゃって。お前のキラキラ、オーエース!」
悠真Side
図書館を後にしようとした瞬間、クラヤミンダーが現れた。俺と結麻はバリアジャケットを纏うが、メロロンは一人では変身できないことに焦っていたが…
「大丈夫…私がいるよ!」
ななはメロロンの心に寄り添う。メロロンはななの思いに気が付き
「メロ!プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」
メロロンは一人でプリキュアに変身を果たし、ななもプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
二人はクラヤミンダーに向かっていく。俺と結麻は援護しようとするが俺達の前にアレスが現れた。
「小僧。久し振りだな」
「お前か!」
アレスの装着しているスーツはこの間のものとは違う。油断するつもりはないけど、俺達は前とは違う。
アレスがこっちに殴りかかる。俺も同時に殴りかかり、互いの拳がぶつかり合い、同時に後ろへ下がる
「結麻、ウインク達の援護を!」
「分かった!」
結麻はウインクたちの方へ向かい、俺はアレスと殴り合う
結麻Side
ウインクお姉ちゃんたちの所に行くと、ウインクお姉ちゃんとキッスお姉ちゃんの二人は息ぴったりにクラヤミンダーに攻撃を与えていた。私は援護のために本を開き
「降り注いで!星屑!」
星形の魔力弾をクラヤミンダーに喰らわせていく。クラヤミンダーは反撃を仕掛けてくる。クラヤミンダーの攻撃をウインクお姉ちゃんがバリアで防いでいくがバリアにヒビが入り、破られそうになっていたが、アイドルお姉ちゃん達がやって来て、クラヤミンダーの攻撃を弾き
「ルキフスバスター!」
お兄ちゃんの魔砲でクラヤミンダーを吹き飛ばした。
「メロロンが変身してるプリ! プリルンもいくプリ!プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」
プリルンがプリキュアに変身した
悠真Side
アレスと殴り合う中、結徒たちが合流したのが見えた。あっちは大丈夫そうだな。
「余所見をするな!」
アレスが俺に殴りかかるが、当たる寸前で俺は姿を消す
「何!?」
「インフレア!陽炎の型」
俺は背後に回り込み、足に魔力を集中させ…
「覇王断空蹴劇!」
アレスの背中を思い切り蹴り飛ばす。吹き飛ばされたアレスは装備していたスーツがボロボロと崩れるがアレス自身にはダメージがなかった
「成長したな。これからが楽しみだ」
アレスは笑みを浮かべ、姿を消すのであった。
結徒Side
プリルンはズキューンに変身することができ、キッスの側に寄った
「お姉様…」
「キッス、私はどこにも行かない! どんな時だって、キッスが絶対、大好き!」
迫り来るクラヤミンダーの攻撃。ズキューンはその攻撃に対して
「ズキューンバズーカー!」
ズキューンバズーカーで打ち消した
「キッス!」
「お姉様!」
「今までちゃんと言ってなくて、ごめん! ずっと私の傍にいて! キッス!」
「お姉様…」
二人は頷き合い
『2人の誓い、今、輝け!プリキュア! ズキューンキッスディスティニー!』
ズキューンキッスディスティニーにより、クラヤミンダーを浄化するのであった。
メロロンSide
戦いも無事に終わり、ななはメロロンに声をかけてきた
「メロロン! 帰ったら、一緒に読もうね!」
「メロ…」
「ななちゃん! メロロン!」
「うたちゃん!」
この溢れ出す気持ち…メロロンは…
「メロロンから言うメロ…メロロンと、お友達になってほしいメロ…これからは、みんなと仲良くしたいメロ!」
その瞬間、何かを感じ取り、振り向くとそこには…
「メロ…これは…ハートキラリロック…」
ハートキラリロックから真っ黒な何かが溢れ出した。
悠真Side
「メロー!」
「メロロン!?」
メロロンの悲鳴が聞こえ、振り向くとメロロンが黒いもやみたいなものに飲み込まれそうになっていた
「メロロン!」
「ねえたま!」
プリルンが手を伸ばすが、間に合わずメロロンは鍵穴に吸い込まれ、黒いカプセルの中に閉じ込められた
「プリルン!」
「メロロン…メロロン…メロローン!」
プリルンの必死な呼びかけは虚しく響いていた。
次回も多分悠真Sideで送ります
感想待ってます