キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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アルカナシャドウって、新人枠だったのかー


72 不思議な少女テラとの出会い

結徒Side

 

うたとメロロンを助けてくれた少女。少女は手を伸ばし、うたはその手を握ると…

 

「ありがとう!お陰で助か…」

 

「違うわよ!感謝は形で返して!」

 

要するに何かくれって事か…

 

「形?」

 

「フン!」

 

「メロロン、何か持ってる?」

 

「何もないメロ」

 

「結徒くんは?」

 

「僕も持ってない」

 

「未唯さんは?」

 

「私は…」

 

未唯さんはポケットの中を漁ると…

 

「友達から貰ったビリビリペンがあるけど、これでいいかな?」

 

「ビリビリペンって何メロ?」

 

「ちょっとビリってくるペンだよ」

 

「未唯さん、ジョークグッズ持ってるんだね。何だか意外」

 

確かに意外だな…僕らがそう思っていると未唯さんが取り出したのは…

 

「変わったペンメロ」

 

「なぁ、うた。あれって…」

 

「うん、ドラマとかで見るスタン……」

 

「ビリビリペンだよ」

 

ビリビリペン(?)をビリビリペンと言い張る未唯さん。うん、とりあえずそれは渡さない方が良いと言うことになり、うたはメロロンに耳打ちをする

 

「メロッ!仕方ないメロ…」

 

「それではお礼です!受け取ってください!なんて不思議な出会いだろ♪助けてもらったよ感謝~♪」

 

「メ~ロ~♪」

 

歌でお礼を返すのか。まぁ現状一番いい方法なんだけど、少女は嫌そうな顔をしていた

 

「あなた、アイドル?」

 

「あ…うん!私、アイドルプリキュアだよ!」

 

「言っちゃダメなのメロ!」

 

「未唯さんはスクールアイドルで…」

 

「私、アイドル嫌いなの」

 

「え~~なんで?」

 

「どうだっていいでしょ」

 

「う~ん…」

 

うたらしいお礼だったけど、やっぱりビリビリペン(?)を渡すべきか?

 

「もうしょうがないわね。いいわ。他の方法でそのうち返して貰うから」

 

「分かった。でもいつか私の歌で、あなたをキラッキランランに出来たら嬉しいな~」

 

うたは少女に距離をつめ、少女は顔を赤らめていた

 

「私、咲良うた。こっちは…」

 

「メロロンメロ」

 

「僕は柊結徒」

 

「私は高柳未唯です」

 

「あなたは?」

 

「テラ…よ」

 

自己紹介を済ませ、僕らはテラが普段生活している浜辺に向かうことになった

 

「見付けたのはあんた達だけ、他の人間なんて知らないわ」

 

「そうなんだ…」

 

未唯さんは何処か不満そうな顔をしていた。未唯さんはプリキュアについて知っているけど、一般人だからな。不満に…

 

「苺ちゃんとシニエ、大丈夫かな?」

 

「未唯さんは落ちついてるね。普通だったら戸惑ったり、怖がったりするのに」

 

「あはは、本当に色々とあったからね…うん、色々と…ね」

 

未唯さん、何でそんな遠い目をしているのか気になるんだけど…

そんな話をしていると僕らは目的地の浜辺に着いた

 

「わぁ~っ!この海!」

 

「ここやっぱりアイアイ島メロ?」

 

「決まってるじゃない」

 

「ルキフスとチルが調べてくれたけど、アイアイ島だけど、何処か違うみたいなんだ」

 

「そうなのメロ?」

 

「あれ?本当だ」

 

うたが山の方を見て、僕らがいたアイアイ島と違うことを理解した

 

「街もステージもおっきな女神像もないメロ」

 

「女神本人がいるのに像とかあるわけないでしょ」

 

「だよね~って…女神様いるの!?」

 

「メロ!?」

 

女神様がいるって事は…このアイアイ島はもしかして…

 

「大昔のアイアイ島って事になるよね?」

 

未唯さんも気が付いたみたいだった。じゃあ僕らが吸い込まれたあの穴は時空ゲートみたいなものか?

 

「当たり前じゃない」

 

「テラは会ったことあるのメロ?」

 

「ないわよ。会いたくないし、そもそも会えやしないし」

 

「なんでメロ?」

 

「やる気なくして引き籠もってるの。そのせいで島は大変なんだから…」

 

「大変って何が?」

 

「ヤミクラゲが大量発生してるの。お陰で私も…」

 

「ヤミクラゲって…」

 

まさかヤミクラゲがこの時代にもいるのか!?僕らは驚く中、うたのお腹の音が鳴った

 

「のんきなおなかメロ」

 

「エヘヘ…」

 

「ホント、しょうがないわね」

 

テラは呆れた顔をしながら、海へと入ろうとする

 

「えっ、海に?」

 

「この辺りはまだ大丈夫。歌じゃお腹は膨れないでしょ」

 

「面白そう!私も…」

 

「ダメ」

 

「え~~!」

 

「ヤミクラゲが出なくても、海は危険がいっぱいなの」

 

テラは近くの崖に移動し、そのまま海へと飛び込む。僕らはテラの様子を見ていると、テラは髪の毛を操作して、イソギンチャクみたいに動かし、魚を誘い込み、仕留めて僕らの元に戻ってきた

 

「凄い!すっごくきれい!」

 

「そうね。この海はまだ…」

 

「違う違う!キレイなのはテラちゃんだよ!すっご~くキラッキランラン!」

 

「ええっ!別に普通よ。こんなの!島の者なら誰でも出来るわよ」

 

「島には他にも誰かいるの?」

 

「村がいくつかあるわよ。私はいろいろあって一人でいるけど」

 

「友達を探しにあとで行ってみてもいい?」

 

「好きにすれば?あとここから近い村に騎士様たちがいるから、そこの村に行った方が良いわよ」

 

「騎士様?」

 

「女神に仕える騎士達よ。物凄く強いわ」

 

騎士か…そういえば伝承にも伝わってたな……

それから僕らは少しだけ魚を捕まえるのを手伝うけど…

 

「未唯は何してるメロ?」

 

「こうして鉄線にビリビリペンを当てると……」

 

「魚が浮いてきたメロ!」

 

「本当に便利ね…」

 

「後であげるよ。使い方も教えるから」

 

「えぇ」

 

電気漁って…いや、気にしたら負けだよな

 

 

 

 

魚を食べ終える中、うたは何処か調子が悪そうだった

 

「ご馳走様でした…おなかいっぱい…なんか…」

 

うたはそう言ってそのまま倒れてしまった。

 

「うた!?」

 

「怪我したの!?」

 

テラはうたの左足首にハンカチが巻かれていたのに気が付いた。

 

「すごく派手な色のお魚がいて、ちょっとかすっただけだから…」

 

「七色毒カサゴだ。トゲに触ったな」

 

「メロ!?」

 

「大丈夫。ちょっと寝れば…すぐ…」

 

うたはそのまま気を失う。マズいな、毒が回ってきてるのか

 

「うた!しっかりするメロ!」

 

「まったく!世話の焼ける!」

 

テラは海に飛び込み、暫くして金色の海藻を持って、戻ってきた

 

「この海藻を傷口に」

 

「分かったメロ!」

 

「ホントにもう!」

 

うたの状態が少し落ちついてきたけど、他のみんなの事も心配だ…




27日…プレイするの28日、ポケモン楽しみだなー

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