キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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08 マネージャー現る

結徒Side

 

謎のスーツの男はまた後程と言ってその場から去っていったけど、咲良たちがプリキュアだって知っているのはかなり謎だ…それにもう一つ気になるのはあの時魔砲を撃った奴は…一体…

 

「何か…一気に考えることが増えたな…」

 

ため息をつきつつ、咲良たちに呼ばれたため、喫茶店グリッターに訪れると昨日の男が咲良達と話していた。

 

「あ、柊くん」

 

「咲良、その人…」

 

「えっと実は…」

 

蒼風が言うには、このスーツの男は田中と言う名前でキラキラランドの住人らしい。しかもプリルンの知り合いらしいけど…

 

「プリルンが知ってるタナカーンと全然違うプリ」

 

「では、これならどうでしょう」

 

田中さんはそう言ってプリルンの顎を触る

 

「あー…この手捌きはタナカーンプリ…」

 

「「えぇーーー!?」」

 

どうやらプリルンの知り合いだった。

それから僕らは田中が詳しい話をするために田中さんの家に行くことになった。

 

「すっごく久しぶりプリ! タナカーンは、プリルンちの裏に住んでた仲良しプリ!」

 

「プリルンと全然違うね…」

 

「うん。どう見ても普通の人にしか見えないけど…」

 

「こちらの世界では、この姿でやっています。私はずっと前から、この街のキラキランド出張所にいました」

 

「出張所なんてあるんだ!」

 

「プリルンも初めて聞くプリ」

 

と言うかプリルンが知らなすぎるような…色々とあったとはいえ、こっちの世界に来るときにそれなりの知識を与えるような便利なアイテムとかなかったのか?

 

「こちらです」

 

「わぁ…」

 

「ファンシーで可愛い!」

 

田中さんの家は何かキノコみたいな感じだけど、確かにファンシーな感じでもあるな

僕らは中に案内され、田中さんから詳しい話を聞かされた。

 

「私達のキラキランドと、ここ、はなみちタウンは、はるか昔から姉妹都市としての繋がりがあるのです」

 

「そうなの!?」

 

「ここで何を?」

 

「異変があった時のパトロールです」

 

「これまではずっと平和だったので、特に問題はなかったのですが、私がこちらに来ている間に、キラキランドは真っ暗闇に…そこで、私は女王様の命を受け、キラキランドの救世主・アイドルプリキュアのマネージャーとなったのです」

 

「えっと、タナカーンさん?」

 

「田中で結構です」

 

「では、田中さん。マネージャーって、アイドルを手伝う人の事ですよね?」

 

「それって、私達がアイドルの仕事をやるって事!?」

 

「違います」

 

「「え?」」

 

「プリ?」

 

「プリキュアの使命は、マックランダーを退け、世界を救う事にあります。こちらの世界のアイドルタレントのように、人前に出る事は避けた方がよろしいかと」

 

「「はあ…」」

 

「マネージャーには、管理する人という意味があります。私は、あなた方が救世主として活動できるように、管理し、サポートします」

 

「な、なるほど…」

 

「あの、ダメって言われるかもしれないんですけど、実は、私達に仕事をお願いしたいってメッセージが来てるんです」

 

蒼風はそう言ってスマホに映されたメッセージを見せた。

 

「ええ!? 『プリティホリックの新作コスメのキャンペーンを、キュアアイドルさんとキュアウインクさんにお願いしたいです。2人のステージ輝いていました!! 感動しました!! 2人なら新作コスメをキラッキランラーン♪に輝かせてくれる!! そう思いました!!もしこのメッセージを見たら、ご連絡ください!!』だって!これはやらないと! だよね! ななちゃん!」

 

「うん!私、キュアウインクになって何かやれる事がないかって、考えていました。だから、この人の力になれるなら、やってみたいんです!中学生の私達だけでは難しいけど、マネージャーの田中さんが手伝ってくれたら、できると思うんです!」

 

「人前に出る必要はないと…」

 

「絶対にやるプリ! やるって言うまで離れないプリ!タナカーンプリ!」

 

「分かった…分かったから…」

 

何か田中さん、プリルンに甘くないか?

 

「今回は僕にはあんまり関係ないし、かえ…」

 

「柊くんも来るよね?」

 

「その…柊くんも、いてくれた方が…」

 

「いや、僕は…」

 

「そうですね。柊結徒くん。貴方にはマネージャー見習いをお願いします」

 

「何で!?」

 

「そう言った役割が合った方が今後動きやすいかもしれませんよ」

 

た、確かにそうかもしれないけど……

 

『マスター、そうするべきです』

 

「ルキフス…分かった」

 

僕はマネージャー見習いとしての役割を得るのであった。

 

 

 

 

 

話がまとまり、僕らはメッセージを送ってくれたプリティホリックのスタッフである森 こはるさんに会っていた。因みに流石に正体を明かすことは出来ないので、咲良と蒼風も今回はマネージャー見習いとして話を聞くことに

 

「わぁ! リボンの形だ!」

 

「可愛い!」

 

「はい。この春の新作リップのキャンペーンで、CMに出演してもらいたいんです! ちょうど、はなみちタウンに新しいお店がオープンするので、撮影は、ここで行います。良かったら、サンプル使ってみて下さい」

 

「いいんですか?」

 

「もちろん!」

 

「わぁ! リップがハートだよ!」

 

咲良は試しに塗ってみると、嬉しそうにしながら…

 

「キラッキランラン~♪」

 

「あ! それ! それです!今回のコピーは、『プリティアップでキラッキランランなわたし』でいきたいんです!キュアアイドルさんの言葉、とってもいいと思って! よろしいでしょうか?」

 

「問題ありません」

 

「ありがとうございます!」

 

「あ…はい…」

 

「キラッキランランが選ばれた!」

 

何か意外としっかり話がまとまっていくな…

 

「私、子供の頃からプリティホリックが大好きで…だから、私も、プリティホリックのコスメで、みんなを幸せにできたらいいなって…あ、すみません! 私ばっかりしゃべっちゃって…」

 

「「いえ…」」

 

「それでですね、スケジュールがギリギリで、CM撮影は明日…」

 

「「明日!?」」

 

「うう…無理でしょうか…」

 

「大丈夫です」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

そんなこんなで明日咲良達…と言うよりもアイドルとウインクはCM撮影をすることになったのだった。

 

 




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