キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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今回、オリジナル展開!


80 戦士達の全力

結徒Side

 

沖合に現れたのはカニのような足があり、カラスのような黒い翼が生えていて、獣のような鋭い爪を持った前足、幾つかの動物を合わせたような機械の怪物だった。頭部にはヤミクラゲの姿があった。あれは…

 

「闇の書の暴走…」

 

「暴走?暴走するようなものなのか?」

 

悠真の問い掛けに僕は頷く。シグナムさん達が過去の人物なら闇の書の暴走も起こりうることを考えておけば良かった…

 

「闇の書の暴走自体はなのはさん達が過去に何とかしたけど…」

 

気が付くと自己防衛プログラムがこっちに向かってレーザーを発射してきた。あの威力…ダメだ!?防ぎきれない!

 

「守れ!」

 

「守りなさい!」

 

成護とまぼろさんが咄嗟にバリアを張り、レーザーを防ぐが…

 

「あのまま倒せばいい話って訳じゃないよな?」

 

桜空はそう聞く中、僕はシグナムさんの方を見た

 

「無理だな。恐らくだが普通の暴走ではない。ヤミクラゲと融合したことにより擬似的に暴走状態になっている」

 

「それにコアである闇の書を傷つければ、その瞬間何処かに転移、別の主の元に…」

 

「おまけにヤミクラゲも一緒にか…面倒な状態じゃねぇか!」

 

迂闊に攻撃をすれば、闇の書はアマスさんの力を奪ったまま何処かに転移。アイアイ島を元に戻すことも出来ないのか…いや、そもそもあの暴走状態では見る限り多重結界張ってあるから破るのにも…

 

「更に時間がない。このままだと…」

 

何処かに転移するか…ヤバいな…詰んでる…なのはさん達の時はどうにかする方法があったけど、今の僕らには…

 

「あのさ、ちょっと良い?」

 

そんな時シンデレラが手を上げていた。なんだろう?

 

「話をまとめると時間制限を超えたらダメ。コアになってる本にダメージを与えたらダメ。どうにかしてコアになっている本を取り戻して、アマスさんに力を返せば良いって事だよね?」

 

「それが出来ないから手の打ちようがないってこと分かってんのか?」

 

悠真がそう言うけど、シンデレラは落ちていた石を拾い上げ、悠真に渡した

 

「石なんて…って何かスライム状になってる!?」

 

僕らは悠真の手にある石を見ると確かにスライム状になってる…

 

「私はプリキュアになってる状態だと、性質を変化させることが出来る。石をスライム状にすることも…あの怪物の性質を変えることも…」

 

『はい?』

 

その場にいた全員が一斉に声をそろえた。何それ?

 

「この石に転移させない、コアにダメージを与えたら私の手に戻る。私の手に渡ったらアマスさんの力を戻す。あとは結界無効化も…あとは怪物に当てて…」

 

「当てるって…どうやって…」

 

「それは私が!」

 

未唯さんが手を上げた。

 

「私の羽にこの石を包ませて、運んでいけば…その後はみんなで攻撃を与えればいい話でしょ」

 

何か簡単そうに話してるけど、あの怪物を…

 

「それなら簡単だね」

 

「だな」

 

「私達なら簡単だね」

 

「確かに…問題はない」

 

桜空たち竜組が本当に簡単そうに言ってるよ…

 

「要するに結界を破壊できるなら」

 

「問題ないわね」

 

成護達も…なんだろう?難しく考えすぎた?

 

「結徒、俺達は一気に決める必要がある」

 

「ブレイカーだけど、悠真は確か…」

 

「俺には合わないけど、撃つことは可能だ」

 

それなら…

 

「結徒くん!私たちは…」

 

アイドル達が心配そうに僕らを見つめた。僕は少し考えると…

 

「みんなはさっきまで頑張ってくれた。だから見守る…だけじゃダメか…アイドルプリキュアで歌をお願い」

 

「分かった!」

 

「任せたよ!」

 

「必ず何とかしなさい!」

 

「先輩!無理はしないでください!」 

 

「悠真君…結徒君、お願い」

 

「「あぁ!」」

 

僕らは並び立つ中、未唯さんはシンデレラから受け取った石を羽で包み込む。そんな中、怪物は大量のヤミクラゲを生み出し、まるで自身を守るようにしていた。

 

「マズイ!あの数だと…」

 

「普通ならね…石を当てた後、私は動けなくなるかもしれないけど、任せたよ!」

 

未唯さんがそう言った瞬間、石を羽で運び出すと同時に無数の羽も一緒に放たれる。羽達の起動はまるで…

 

「全部操作してる!?」

 

僕も魔力弾の操作をしてるけど、あの羽全部を操ることなんて普通は…

 

「お姉ちゃんは集中力が物凄いの…それにプリキュアになることで最適な未来が見える…更には集中したお姉ちゃんは最善の未来が見える…アレがお姉ちゃんの全力」

 

集中力の高さ……無数のヤミクラゲが羽に撃ち落とされていき、石が包まれた羽は怪物に命中したと同時に未唯さんは変身が解け、スカイに抱き抱えられる

 

「あとは…任せたよ!」

 

このチャンスを逃すわけにはいかない!アイドル達の歌声が聞こえる中…

 

「「「「四元解放!」」」」

 

「神獣解放!」

 

「幻獣解放!」

 

「フルユニゾン!」

 

「抜剣!」

 

僕らは全力を解放するとシグナムさん達も並び立つ

 

「私達もいかせてもらう!」

 

「はい!」

 

ノアさん、アスさん、フウさん、ヴィータさんが並び

 

「炎よ!焼き尽くせ!」

 

「大地よ!打ち砕け!」

 

「風よ!全てを切り刻め!」

 

「『鉄槌の騎士』ヴィータと、『鉄の伯爵』グラーフアイゼン!!」

 

グラーフアイゼンは巨大なハンマーになる。

 

「轟天爆砕!!ギガント・シュラァアアアク!!!」

 

ギガント・シュラークに炎、大地、風が重なり、一気に結界を破壊していく

 

「『剣の騎士』シグナムが魂、『炎の魔剣』レヴァンティン!刃と連結刃に続く、もう一つの姿」

 

鞘とレヴァンティンを合わせる。撃鉄を起こして、レヴァンティンと鞘は合わさって『弓』になった。魔力で矢を作り、怪物に向けて構える。

 

「翔けよ、隼!!!」

 

「幻獣の力よ!穿て!」

 

炎を纏ったユニコーンが怪物に残った結界を破り、更に右半身を削っていく。怪物はこっちに向かってレーザーを発射してくる

 

「『盾の守護獣』ザフィーラ!攻撃など撃たせん!!」

 

ザフィーラが白い魔法陣を展開する。白い魔力の柱が、攻撃を阻止した。

 

「想像力を…働かせて!降り注げ!星の刃!」

 

結麻が無数の星の輝きを纏った刃を降らせ、怪物を串刺しにしていく。怪物は更にレーザーを放とうとするが…

 

「やらせるか!」

 

桜空の放った氷の礫によって怪物が凍っていく。あとは……

 

「成護!僕らも!」

 

「分かってる!」

 

「聖元の器……聖氷竜!」

 

桜空の姿が氷の竜へと変わり、成護の姿が神秘的な獣へと変わる

 

「集え!星々よ!」

 

「炎よ!一気に燃え上がれ!」

 

巨大な氷の竜を放つ桜空、神秘的な獣を放つ成護。

怪物は一気にその身体を削られていく

 

「スターライト!」

 

「インフェルノ!」

 

「「ブレイカー!!!!」」

 

僕と悠真のブレイカーが重なり合い、怪物の体を包み込む。




下手な攻撃をしたら詰む→紗桜莉「何とか出来るよ」

多重結界張ってある→桜空、ノア、アス、フウ、成護、まぼろ『関係ない』

紗桜莉の性質を変化させるための石を大量のヤミクラゲを抜けて当てるの無理→未唯「普通に何とか出来ます」

チートクラスが揃ってるオリキャラ…

次回、映画編完結!
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