結徒Side
怪物を包み込んだ光が消え、残ったのは何もなかった。僕らはシンデレラの方を見ると闇の書がシンデレラの手元にあった。
「何とかなったみたいだね」
「だな」
僕らはみんなの所に戻るとシンデレラは闇の書をアマスさんに掲げると何かしらの力がアマスさんに戻っていく。
「後のことはお願いね。テラ」
『ホント無責任なんだから…』
アマスさんがそう呟く中、テラがしょうが無いなって感じで答える
「テラちゃ~ん!終わったよ~!戻ってきて~!」
うたがそう呼びかける中、アマスさんは祈りを捧げるようにしていると見る見る内にアマスさんの体が石化していく
「えっ?」
気が付くと島が元に戻っていく。これは…もしかして…
「あっ…伝承…」
ななが気付いたように伝承ではアマスさんが全てを投げ打って島を救った。残った力で島を元に…
「どうやら我々も何処かに転移するみたいだな」
気が付くとシグナムさん達の体が薄くなっていく。そっか、宿主がいなくなるから…
「シンデレラ…すまないがお前の力で今回の出来事に関して我々の中から記憶を消してもらえないか?」
「シグナムさん!?」
「その方がお前たちの未来に繋がるだろ…」
確かにそうかもしれないけど……
「分かった」
シンデレラは闇の書に触れ、何かしら書き込むと…闇の書と共にシグナムさん達が消えた
「なぁ、結徒。シグナムさん達は…」
「あの人達は闇の書のシステムみたいなもの…僕らが思う以上に生きている…」
「そっか…」
これで終わりで良いのかと思っているとテラが姿を現した
「まだ終わりじゃないよ」
「テラ……ちゃん?凄いキレイ」
「私は元々女神の小枝。そして今、新しく女神を受け継いだの」
「女神さま?すごい!」
「あなた達は未来に帰るのよね?」
「うん!私達、1000年後の未来が大変なことになっちゃって、こっちに呼ばれたみたいなんだけど…あっ!テラちゃんが一緒に来てくれれば全部解決!」
「私は一緒に行けない」
「えっ?」
突然、スカイ達、わんだふる達の後ろに時空の穴が開き、全員吸い込まれていった。そして僕らの後ろにも時空の穴が開き、僕らは吸い込まれていく
「プリキュアのお姉ちゃん達~!ありがとう~!」
「こちらこそ、ありがとうございます…」
「元気でね~!」
なな、こころ、プリルン、メロロン、未唯さん、苺さん、シニエ、紗桜莉さんたちも吸い込まれていく。
「この厄災を浄化するためにアマスは女神の力を使い尽くしてしまったの。だから私は眠りにつかなくちゃいけない。浄化の力を溜めるために…」
「眠るってどのくらい?」
「1000年」
「はっ!」
「だから私を目覚めさせて、1000年後に…アイドルプリキュアの歌で…」
「でもそれじゃ1000年たった一人で待ってるって事?そんなの寂しいよ!」
僕らも時空の穴に吸い込まれていく中、テラの声が響いた
「大丈夫よ。うた、推しのライブが待ってると思えば、1000年なんて一瞬よ」
僕らは元の時代に戻ってきた。うたは一人泣いている中…
「うたちゃん、今は泣いてる場合?」
未唯さんが目を覚まして、そう言い放つ。
「未唯さん…」
「あなたはアイドル、今こうして泣いているとファンのみんなが心配しちゃうよ。だから…」
未唯さんはうたに手を差し伸べる。うたはその手を握り締め…
「はい!とびっきりの笑顔でテラちゃんを楽しませないと!」
笑顔でそう告げる。
僕らは急いでステージの準備を進めていき、ステージにライトが灯る
「アマスさん、田中さん、沢山のキミ!そしてテラちゃん!お待たせ!」
始まるアイドルプリキュアのステージ
「イエーイ!いくよ~っ!」
『スーパーミラクルアイドルフェスティバル!開演だよ!』
アイドルプリキュアのライブ…光が集まっていく。
「みんな、ときめいてる」
「未唯さん、トキメキ…ですか?」
「うん、みんな…アイドルプリキュアの想いが届いてる…」
光がアイドルプリキュアのバトンに集まっていく。
『プリキュア!キラッキラン・エタニティー!』
集まった光が女神像に集まっていき、眩い光が世界を照らす。その光はヤミクラゲによって石化した人達を元に戻す。きっと世界中にもこの光が…いや、この歌が響いているはず……
それからスカイ達、わんだふる達も交えたスペシャルステージ、未唯さん達スクールアイドルのステージが始まり、会場は大盛り上がりだった
「やー、盛り上がってるな~」
「そうですね…ってはやてさん!?」
「やっほ~結徒、悠真」
「我々もいるぞ」
「シグナムさん達も!?」
八神家が何でこの島に?
「何でここに?」
「実は夜天の書に文字が刻まれてて…今日、この島へ来るように!1000年前の約束を果たしてって」
僕らはそれを確認すると確かに書かれているけど…一体誰が…こんなことを?
「おい、結徒。こういうの書きそうな奴が一人いると思うぞ」
悠真が呆れながらもちょっと嬉しそうに笑いながらステージに立つ一人のスクールアイドルを見た
「あー、あの時か」
紗桜莉さん、シグナムさん達の記憶を消したときにちゃっかり書いていたのか…
「何や知ってるみたいやけど…」
「後日報告しますよ。今は…」
「そうやね」
今はこの素晴らしいステージを見届けないと…
次の日、復活したテラとうたは再会を喜び合い、僕らはみんなとアイアイ島を見て回った
未唯Side
私達はアイアイ島を見て回る中、シニエは人の姿になれなくなっていた。
「シニエ、話せなくなっちゃったね」
「あの時だけだったかも」
「私達のアイテムは戻らないですけどね」
「みー」
話せるようになったかと思ったけど、そうそう都合良くは…ね
「シニエ、あなた達と一緒にいれて嬉しいって言ってるわよ」
たまたま近くにいたユキちゃんがそう教えてくれた。そういえばユキちゃんは猫だった…
「そっか」
「それにあなた達にとても感謝もしてるわ」
「えへへ、シニエ~」
苺は嬉しそうにシニエを抱き締めるのであった。
こうしてアイアイ島で起きた騒動は終わり、僕らは日常へと戻るのであった。
次回本編にもどります
映画編、入れ忘れた話としてはヴォルケンズVS桜空たちの戦い。
今回の映画編、折角の舞台と言うことで未唯達参戦しやすかった。
感想待ってます!