キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

84 / 101
ガンプラ作りたいけど、何を買うか…


84 謎の転入生!

結徒Side

 

グリッターのロフトでメロロンが本を読んでウットリしていた。

 

「何読んでるプリ?」

 

「ねえたま!」

 

「バラヶ丘高校の姉妹達?」

 

「あ! その小説知ってる!双子の姉妹がバラ色の高校生活を送る、愛と涙のドキドキ青春物語だよね!」

 

ななも読んだことあるのか…

 

「そうメロ! ねえたまとこんな学園生活を送れたら…窓辺でのランチタイム…昼下がりの図書室…そして、ねえたまとの秘密の場所…2人で語らう夕暮れ時…素敵なのメロ!メロロンも学園生活したいメロ! ねえたまと一緒に!」

 

「プリ! 楽しそうプリ! プリルンも学校行って、プリキュア研究会に入るプリ!」

 

「それ、いいね! …って、ダメダメダメ!」

 

「そうだよ! 2人ともその姿を見られたら大変!」

 

「下手したら一生頭がモジャモジャになるぞ」

 

悠真がそう言うとプリルン達が一生モジャモジャになった姿を想像して、ゾッとしていると…メロロンがあることを思いついた

 

「それなら、プリキュアになっていけばいいメロ!」

 

「それは、もーっとダメです!」

 

「うんうん!」

 

「確かに!」

 

「メロ! それなら! タナカーンみたいになればいいメロ! メロロンも人間になるメロ!」

 

「確かに…田中さんも人の姿になれるし、聞いてみる価値はあるかもしれない…」

 

とは言ってもそう簡単に人の姿になれる感じはしないような……

 

 

 

 

 

 

チルSide

 

プリルン達と一緒に田中の所に来た私。早速2人は田中に話を聞くと…

 

「キラキランドの住人がこの姿になるのは、そうですね…大人のたしなみです」

 

「大人のたしなみ…」

 

「って、何プリ?」

 

「言葉で説明するのは難しいですね。私から言える事は、ただ1つ」

 

「「ゴクリ…」」

 

「お2人も、いつか時が来れば、なれるかもしれません」

 

「時が来れば、メロ?」

 

「全然分からないプリ!」

 

「要するに2人が大人になったら人の姿になれると言うことですか?」

 

「そう言うことです」

 

だとしたら今すぐには無理そう…

話が終わり、田中が部屋から出て行くと

 

「こうなったら人間になる特訓メロ!」

 

「プリ! タナカーン、人間になるのは、大人のたしなみって言ってたプリ」

 

「という事は、つまり! 大人みたいに身長を伸ばすメロ!」

 

2人が身長を伸ばした姿…何というかちょっと気持ち悪い感じが……

 

「これも夢の学園生活のためメロ!」

 

「メロロン、頑張るプリ!」

 

止める前にメロロンが健康器具を使い、背を伸ばそうとしていた

 

「プリルン、ファンサで応援するプリ!キミに投げキッスプリ!」

 

「ねえたまの投げキッス…」

 

プリルンのファンサを受け、気合を入れるメロロン。いや、それで本当に身長を伸ばすことは…

暫くして健康器具を使う身長を伸ばすことを止めると今度は…

 

「人間には気合いでなるメロ!」

 

「はいプリ!」

 

「人間になれなれ! フレフレ、ねえたま!」

 

「フレフレ、メロロン!」

 

「もっと…もっと応援メロ!」

 

「なら、やっぱり、これプリ!」

 

2人がキラリンマイクを振りながら互いに応援を始めるけど、いや、それで人間になれるわけは…

 

「「フレフレフレ!」」

 

「もっと! もっとプリ!」

 

するとマイクが光り出し、キラッキランリボンバトンに変わった

 

「プリ!?」

 

「キラッキランリボンバトンに変わったメロ!」

 

バトンが光り出し、光が2人を包み込むと……

 

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

学校に着くと何故か人集りが出来ていた

 

「何の騒ぎですかね?」

 

「転入生が来たみたいだが…」

 

すると黒髪ロングの少女と白髪セミロングの少女が僕らの横を通り過ぎると…

 

「おはよう!」

 

「わぁ…カッコいい…」

 

「うん…」

 

「心キュンキュンしてます!」

 

「あれ? でも、どっかで見たような…」

 

うん、見覚えあったよ…この2人、まさか…

 

「ああー! まさか…」 

 

「うた! プリルン、人間になれたプリ!」

 

『ええーっ!?』

 

「あー、やっぱり」

 

「結徒は気付いていたのか?」

 

「2人が変身するときに一瞬だけ人の姿になってたから…その姿に似てるなって思って」

 

まさか本当に人間の姿になるとは…

 

「お姉様、今はプリルンではなく…」

 

「あ、そっか。私、人間になれたよ!」

 

「すごい! でも、どうやって…」

 

「キラッキランリボンバトンで、この姿になれたの!」

 

「私達の強い思いが叶ったの」

 

「そっか! よかったね!」

 

「学園生活、満喫できますね!」

 

「楽しみだね!」

 

2人が学校に通うことになったけど……戸籍とか…いや、それを言うなら田中さんも戸籍とかどうしたんだろうか…うん、考えたら負けなんだろうな。きっとキラキランドの住人用の市役所的なものがあるんだよ。きっと…

 

 

 

 

教室に入るとクラス中プリルン達の話題で盛り上がっていた。そんな中、僕らのクラスに教育実習生が来ていたけど、凄く緊張してるみたいだけど大丈夫か?この人…

 

 

 

 

 

 

 

 

チルSide

 

2人のクラスが見える位置で私は2人の様子を見ていた

 

「うちのクラスに転校生が来たぞ。さあ、2人とも自己紹介して」

 

「自己紹介って何?」

 

「名前を皆さんに伝える事です。お姉様」

 

それにしてもマスターも驚いていましたが、お二人ともマスター達より一学年上になるとは…

 

「ああ、名前! プリルンは…」

 

「プリルン?」

 

「お姉様は緊張しているんです…」

 

「お姉様の名前は…」

 

「名前は?」

 

「田中、プリ…プ、プ、ぷりんです!」

 

「うん! そう!」

 

「私は、田中めろんです」

 

キラキラネームじゃねぇかって悠真さんがツッコミを入れそうですね

 

「憧れの学園生活、精一杯楽しみたいと思ってます」

 

「「どうぞ、よろしく」」

 

二人とも、早速クラス中を魅了している。色々と不安はありますがメロロンがいるからきっとだいじょ…

 

「ねえ、見て見て、これ! ほら! 絵が描けるよ!」

 

「ええ、お姉様。これが黒板とチョークです」

 

「わあ…黒板とチョーク!」

 

「お姉様、上手です。」

 

二人して黒板に落書きしてる……

 

 

 

授業が始まると…

 

「今日は、ちょっと先取りで、高校の数学の話をする。みんな、サインとコサインって聞いた事あるかな?」

 

「サインって、あの事かな?」

 

「ええ、お姉様」

 

「お、田中達、知ってるのか?」

 

「「はい!」」

 

2人が黒板の前に立つと…

 

「私はサイン!」

 

「私は小サイン」

 

「「2人合わせて、サイン、コサイン!」」

 

あ、ダメですね。メロロンはプリルン全肯定ですから……




感想待ってます
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。