キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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流星のロックマン、亡霊ボスの出現率、エグゼより低いのは気のせい?


86 くりきゅうたからのファンレター

悠真Side

 

ある日のこと、事務所に大量のファンレターが届いた

 

「ファンレターが届いています」

 

「すっごくたくさん!」

 

「キラッキランラン~♪」

 

「でも…沢山ありすぎて、どれが誰宛か分からないね…」

 

「おまかせくだされティン!ババババ…カッティーン、ビシッと!」

 

「「「おぉ~」」」

 

カッティンが物凄い速さでファンレターを分け終える。何というかカッティンもザックリンも馴染んだなぁ…

そんな事を思っているとうたがあるファンレターを見つけた

 

「うん?くりきゅうた?」

 

「プリ?」

 

「この人、どこかで…」

 

うたとプリルンが暫く考え込むと……

 

「あっ!プリキュアだ!」

 

「プリ!プリキュアだプリ!」

 

知り合いなのかよ…

 

「くりきゅうたさんってこの前のピクニックの時に会ったお相撲さんですよね?」

 

そういえば何であの時力士がプリルンの記憶の切っ掛けに?って思ったけど…

 

「プリ?」

 

「そうです」

 

「その、くりきゅうたさんがプリキュア…というのは、どういうことですか?」

 

「アイドルプリキュアを、探してる時に会ったプリ」

 

「プリキュアとくりきゅうた…ティン?」

 

「そいつ、そんなにザックリ聞き間違えたリン?」

 

「プリキュア、プリキュア、プリキュア、くりキュア、プリキュア、プリキュた、プリキュア、くりきゅア、くりきゅうた~!ねっ!」

 

「いや、ねって言われてもリン」

 

「う~ん、まぁ、なんとか…」

 

「聞き間違えなくもない…ですかね」

 

「いえ、かなり無理があるかと」

 

「メロ」

 

「プリ、お相撲さんって何プリ?」

 

「説明しましょう、土俵とよばれる丸の中で…見合って、見合って~、はっけよ~い、のこった!のこった、のこった!のこった、のこった!…と2人のお相撲さんが戦う、これが相撲です」

 

「タナカーン、くわしいメロ」

 

「こちらの世界を勉強する中で知りまして、少々ハマってます」

 

「満喫しティン」

 

「うた、うた! くりきゅうたのファンレター、何て書いてあるプリ?」

 

「えっとね…どれどれ…アイドルプリキュアの皆さん、こんにちは。僕は強いお相撲さんになるために、毎日頑張っています。時々挫けそうになるけれど、アイドルプリキュアから、キラッキランラン~♪をもらうと、すっごく元気が湧いてきて、苦しい稽古も頑張れます。アイドルプリキュアは、僕のヒーロー、ヒロインです。僕はいつか、お相撲さんの中で一番強い横綱に、キラキラな横綱になります!だって! キラッキランラン~♪」

 

 

 

 

 

それから俺達は事務所を後にしてグリッターに向かうことに

 

「ファンレター、嬉しかったですね!」

 

「読んでると元気が出てくるね」

 

「くりきゅうたさん、頑張って欲しいな!」

 

「また会いたいプリ、くりきゅうた」

 

「ボク、くりきゅうただよ」

 

プリルンがくりきゅうたさんに会いたいって言っていたら、まさかホットドックの屋台でそのくりきゅうたさんに出会すとは…

 

「いた~!」

 

「プリ~!」

 

くりきゅうたさんはプリルンと再会したことを喜び合っていた。

 

「あの時はビックリしたよ! そのしゃべるぬいぐるみと、桃みたいな乗り物に乗ってさ!」

 

「ねえたま。この人、MOMOに乗ったメロ?」

 

「プリ…」

 

くりきゅうたさんの話ではMOMOに乗せられ、キラキランドに向かう途中で勘違いだって事に気が付いたとか…

 

「って事があったんだよ!」

 

というか下手したらキラキランドに行っていた可能性まであるのがまた…

 

「そ、そうだったんだ…」

 

「プリ…」

 

「キラキランドに着く前に気付いてよかったメロ…」

 

「というかあの時、くりきゅうたさんが乗ってたのか…」

 

「結徒は何か知ってるのか?」

 

「うん、何か散歩してたら川を遡るMOMOを見掛けたから…その時のアレが…」

 

結徒、まさか目撃してたとは……

 

「危うくアイドルプリキュア第1号が、キュアお相撲さん、いえ、キュア力士になるところでしたね…」

 

「でも、その後すぐ、アイドルプリキュアって名前のアイドルが現れてさ…エッヘヘ…ファンになっちゃった!」

 

「ファンクラブの会員証!」

 

「会員番号8!?」

 

「まさかの一桁!」

 

「かなり早い番号ですね!」

 

「エッヘヘ! すっごく頑張ったんだ! いいよね、アイドルプリキュア!見てると、なんだか元気が湧いてくる! 僕、アイドルプリキュアを応援してるんだ!」

 

「私達は、くりきゅうたさんを応援しています! キラキラな横綱になって下さいね!」

 

「え…僕がキラキラな横綱になりたいって、なんで知ってるの?」

 

ファンレターの内容をうっかり漏らすうた。咄嗟にななとこころが誤魔化す

 

「い、いやあ…」

 

「いつかキラキラ輝く横綱になってほしいなって…」

 

「頑張って下さい!」

 

「僕、もうお相撲さんやめる…」

 

「「「え…」」」

 

『アイドルプリキュアになる!』

『えぇーっ!?』

   

「くりきゅうたさんが、プリキュアに!?」

 

「本当にキュア力士…」

 

「いえ、キュアきゅうたに!?」

 

力士がプリキュアに……

 

「戦力的にはアリか?」

 

「いや、普通にアイドルとしてデビューだから…」

 

「君達も手伝ってくれる?」

 

『え…』

 

「え…あ…」

 

「はい…」

 

「ありがとう!それじゃ、早速行こう!」

 

「待って下さい!」

 

走り出すくりきゅうたさんを俺達は追い掛けるのであった。




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