キミとアイドルプリキュア♪ 双魔の戦士   作:水甲

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来週辺りにでもたんぷり投稿しようかな?


88 名探偵はもり!

結徒Side

 

ある日のこと、うたにグリッターに呼び出され、うたの部屋でグリッター開店当時のメニューを見せられた。そのメニュー表の中に黒く塗りつぶされたものがあった。

うたの話では両親が何か隠している様子だった。

 

「『お』で始まって『グ』で終わるメニュー」

 

「大盛りハンバーグ、でしょうか?」

 

「それは、ここにあるよ」

 

「あ…」

 

「分かったメロ! お魚とハムエッグ、メロ!」

 

「おむすびとタコさんウインナーエッグ、も捨てがたいプリ…」

 

「面白い意見だけど、そんな普通のメニューなら、わざとらしく隠す必要はないはず。それでもごまかしきった2人のコンビネーション、ベリーグー」

 

「何か大喜利始まってる?」

 

「と言うか黒く塗りつぶされた箇所、消せないのか?」

 

「古いやつだから無理そうだね」

 

「じゃあ、ひょっとして、門外不出の伝説のメニューでしょうか」

 

「それとも何かの暗号?」

 

「これは大いなる謎です」

 

「ぞなぞなぞな!その謎、わがはいが、解いてみせるぞな!」

 

そう言って探偵のコスプレをしたはもりちゃんと結麻が現れた

 

「え?」

 

「何者ですか?」

 

「分かった! はもりが最近ハマってる探偵アニメの、ズンドコ探偵だ!」

 

「結麻も見てるな…」

 

ロボットの探偵と助手のたぬき。

 

「どんな事件も、ズンドコ解決! 名探偵はもりん!」

 

「えっと、謎はキュアッ…」

 

それは早すぎるぞ。結麻。

 

「ズンドコ行くぞな、結麻探偵!相棒!」

 

「うん!」

 

「わん!」

 

そう言って何処かへ向かう二人と一匹…

 

「あー! ちょっとちょっと!」

 

 

 

 

 

 

結麻Side

 

はもりちゃんと一緒に街へ出て隠されたメニューの謎を解くことになったけど…

 

「『お』で始まって、『グ』で終わるメニュー、ズンドコ、ズンドコ」

 

「ワンワン」

 

よくよく考えるとお店の隠されたメニューが街中で分かるものなのかな?

 

「むっ!」

 

はもりちゃんが不意に後ろを振り向く

 

「どうしたの?」

 

「誰かに見られていたような…気のせいかな?」

 

気のせい…ではないよ。さっきからうたお姉ちゃん達やお兄ちゃん達が後をつけてる…多分だけどうたお姉ちゃんははもりちゃんが心配だから付いてきてるのかもしれない。

はもりちゃんはおでん屋さんの所で足を止めると…

 

「おでん…ひらめいたぞな!『お』といえば、おでん!おでんハンバーグぞな!」

 

「おでんハンバーグって?」

 

「うーん…」

 

「どうしたの?はもりちゃん、結麻ちゃん」

 

するとグリッターの常連さんである絵真さんが声をかけてきた

 

 

 

 

 

私達は絵真さんの家に来ていた。

 

「丁度昨日おでんを作ったの、ハンバーグは冷凍のがあるよ」

 

「かたじけないぞな。はたして、おでんハンバーグはおいしいのか、ズンドコ作ってみるぞな」

 

「はもりちゃん、おでんはおでんで、ハンバーグはハンバーグで食べたいよ…」

 

そうツッコミをいれる私。あと家の外からうたお姉ちゃんたちの声が聞こえてるけど…

 

『結徒くんたちは?』

 

『プリルン達の様子を見に行くって』

 

『二人のことは任せたって言ってたよ』

 

あの隠れて様子を見るなら声を…

 

「むむっ!ちくわぶが入ってるぞな!やったぞな! やはり、ちくわぶが入っていてこそのおでんぞな!」

 

「はもりちゃん、趣旨変わってきてない?おでん、楽しみにしてるよね?」

 

『ちくわぶ?』

 

『なんだか、よく分からないことになっていますね』

 

『だけど、確かにおでんのちくわぶは大事だよ』

 

『へ…へぇ~』

 

『そうなんですね』

 

何か姉妹だな~

 

「おでんに ちくわぶ もっちり食感 美味しい!」

 

「「美味しい!」」

 

「最高!」

 

「「最高!」」

 

「ちくわぶが大好きだ!」

 

「何してるの、うたちゃん?」

 

歌ってたら絵真さんに覗いてることバレてるよ……

 

 

 

 

 

 

結徒Side

 

プリルン達はプリルン達で隠されたメニューについて調べることになったが…何故か公園に来ていた

 

「ズンドコ写真を撮って証拠を集めるぞなプリ!」

 

「ねえたま、メロロンも撮ってメロ!」

 

メロロンの写真を撮りまくるプリルンだけど…

 

「こんなので本当に謎が解けるのメロ?」

 

「プリ…」

 

「とりあえず田中さんに聞いてみたら?」

 

「確かに田中さんならグリッターで働いてるし、何か分かるかもな」

 

「そうプリ!タナカーンなら何か知ってるプリ!」

 

僕らはそのまま事務所へと向かうのであった

 

 

 

 

 

結麻Side

 

「絵真さ~ん、どうしたの?」

 

外で多分だけど事情を聞いてる絵真さんに話しかけるはもりちゃん。

 

「ねぇ、はもりちゃん、グリッターの古いメニューのことなら一番の常連さんに聞いてみたら?」

 

「あっ!一番の常連さん! それぞな!」

 

私達は絵真さんにお礼を言って、一番の常連さんのところに向かった。

 

「ちょっといいぞな?」

 

「うん?」

 

蓮おじいさん、グリッターの一番の常連さん。きっと隠されたメニューのことを知っているはず

 

「う~ん…流石のわしにも分からんな」

 

「常連さんなのに?」

 

「昔から『いつもの』しかたのんでないからね。メニューを、ちゃんと見たことがなかったんだよ」

 

「な~んだ、残念」

 

「だが、心配無用! 喫茶グリッターの謎メニュー、わしのひらめき名推理で解いてみせよう!」

 

「ひらめき名推理?」

 

「そう! あの夏、わしはバリバリの捜査一課の刑事だったんじゃ。署内では、ひらめきの蓮司と呼ばれていてね、どんな事件もズンズンあっという間に解決したもんだ!」

 

「蓮じいちゃん、すごい! ズンドコ探偵みたい!」

 

「どれ、このひらめきの蓮司が見てあげよう。『お』で始まり、『グ』で終わるメニューか…うーん…『お』で始まり、『グ』で終わる…はっ!」

 

「はっ!」

 

「分かったの!?」

 

「うん! あれは、逃げた犯人を追いかけて、フランスに行った時の事だ。パリの路地裏の小さな食堂で食べた伝説の料理、オートヴァッサン・ジェリー・ド・グランディエールグの事では?」

 

「それは、どんなお料理ぞな?」

 

「フ…あの伝説の料理、オートヴァッサン・ジェリー・ド・グランディエールグを再現してみるかい?」

 

そもそも伝説の料理をグリッターで出すのかな?もしかしたら…

 

 

 

 

 

結徒Side

 

うた達と合流し、茂みではもりちゃんたちの様子を見ていた

 

「オ、オートバーサン・ドグラ?」

 

「ますます分からない事になってきたね…」

 

「だけど、私もちょっと食べてみたいです…心キュンキュンしてます!」

 

「みんな、ここにいたプリ!」

 

「手掛かりを見つけたメロ!」

 

「古のグリッターメニューの謎、見事解き明かしてみせましょう。この名探偵タナカーンが! ぞな!」

 

「田中さん、見つかってしまいます!」

 

「隠れて!」

 

絶対田中さんもズンドコ探偵見てるな




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