あと7月あたり決戦、エクレール登場?
悠真Side
結徒と一緒に高柳を見送ることに
「うた達も来れば良かったけど」
「そんな見送りなんて…」
「そもそもちゃんと帰れるのか?」
下手して今度は過去の世界に飛ばされるとかないよな?
「大丈夫。ちゃんと調整したし…」
「そもそもの原因が私がいた世界……と言うより作った子が原因だから…」
ため息をつく高柳。と言うかその元凶は放置しておいて良いのか?
「それじゃそっちは色々と大変そうだけど、頑張ってね」
「あぁ」
「うん」
あっさりとしたお別れだったが、まぁ高柳の場合はこんな感じなのかもしれないな
俺達はうた達と合流すると何か盛り上がっていた
「うたちゃん、ファイトだよ!」
「えぇーっ!?」
「2人の恋の幕は、とっくに上がっちゃってます!」
「えぇーっ!?」
「何の話してるんだ?」
「さぁ?もしかしたらカイトさん関係?」
「恋…あなたを見るだけで、あふれる幸せ…」
「いやいやいやいや!」
「あふれる幸せ? プリ! カイトは、うたのタコさんウインナープリ?」
「それ、どういう事!?」
「うたちゃん、追い掛けないと」
「挨拶をするくらいなら良いんじゃないんですか?」
「うぅ…行ってきます…」
なな達が背中を押す形でうたはカイトさんを追い掛ける。
「本当に人の恋を応援するの好きだな」
「女の子というものはそう言うものだよ。お兄ちゃん」
「それにうたちゃんのこと、応援したいから」
ななは笑顔で言うけど、うん、それ以上は言わない方が良いな
とりあえず俺達はお店の手伝いに向かった
この間のライブの影響でお店も大盛況。だからか人手が足りないため、俺達も手伝いに駆り出された
「ありがとうございました」
「あの! マネージャーの田中さんですよね?」
「なぜ、私の名を?」
「ファンなら、みんな知ってます!」
『アイドルプリキュアを、これからも支えて下さい!』
「はい。ありがとうございます」
田中さんもマネージャーとして知られてるみたいだな
「すいません。アクスタ下さい」
「はっ…アクスタ…つまり、アクリルスタンドは、こちらにありますぞ!」
「キャー!」
「ちなみに、自分は、5人コンプリートですぞ!」
「私もコンプリートします!」
「いい…そうだ! これを…フッ…ザックリまぶしいぜ…」
「キュアウインクの下さい!」
「ザックリ喜んで!」
カッティンもザックリンもしっかり働いてるみたいだし…と言うか活き活きしてるよな…
「お姉様…うーん、素敵ー!」
「メロロン、どうしたの?」
「はぁ…なんて破壊力…」
ズキューンの魅力に倒れそうになるがこころが何とか支えるけど……何かメロロン、仕事に支障きたしてないか?
「どのグッズも可愛過ぎて、心キュンキュンしてます!」
そんな話をしているとうたがやって来たが何処か浮かない顔をしていた。何かあったのか?
お店が落ちついた頃、結麻がやって来て、うたを見ると……
「うたお姉ちゃん、どうしたの?元気ないよ」
「えっあっ…その…」
何というかこういう時、結麻辺りが遠慮せずに言えるのは良いことかもしれないな
「カイトさん、何か悩んでるみたいだった…」
「レジェンドアイドルのカイトさんにも悩みが…」
「レジェンドアイドルだからこそ、自分の悩みを人に話せないのかな…」
「私には、お姉様やみんながいてくれるけど、彼には、そういう人がいないのかも…」
メロロンの言葉を聞き、うたは何かを決心した顔をした
「ごめん! ちょっと行ってくる!」
「行くって、どこへですか?」
「きっと、あそこにいると思う!」
「先輩!」
うたSide
私はカイトさんがいる場所まで走っていた。今までカイトさんには、いっぱい助けてもらった…私に何ができるか分からないけど、今度は私が、カイトさんをキラッキランランにしたい!
私はカイトさんにとって大切な場所である砂浜に来ていた。
「カイトさん!」
「うたちゃん?どうしたの?」
「ごめんなさい…さっき寂しそうな顔したカイトさんを見ちゃって…それで…あの、カズマって…」
「ああ。カズマはオレの親友…もうずっと会ってないけど」
カイトさん、寂しそうな顔している……私に出来ることは…
「♪きっと大事な友達 いつかまた会える ゼッタイ! だって! こんなにも思ってる。私、カイトさんには笑っててほしいです!」
「ありがとう。やっぱり、うたちゃんの歌は、元気が出るね!」
カイトさんは少しだけ笑顔を見せてくれた。
「カズマと初めて会ったのは、この場所だったんだ…昔から歌う事は好きだった…でも、人前で歌った事はなくて、よくこの場所に来て、1人で歌ってた…」
そんな時にカイトさんはカズマさんと出会った。二人で過ごす中、カズマさんはカイトさんにアイドルのオーディションに誘われ、一緒に受けることに……
「それから、オーディションを目指して、特訓する事になった。2人で過ごす時間は楽しくて、いつの間にか一緒にいるのが、当たり前になった…」
カイトさんはカズマさんとの絆を感じていたけど…
「だけど、オーディションに受かったのは、オレだけだった…」
結果、カズマさんはカイトさんを避けるようになったみたいだった
「そのすぐ後、中学を卒業したオレは、デビューするために、この街を離れて、それ以来、カズマには会っていない…」
「そうだったんですね…」
「アイドルになってから、自分の歌がカズマのいる所まで響いて、辿り着いたらいいな、と思って歌ってきた…だから、今も時々ここに来て、空に歌、聞かせてたんだ…あの時、オレはカズマを追いかけられなかった…ずっと、後悔してる…」
「カイトさん……」
うたとカイトを空から見つめるジョギと一体のバトルロイド
「へえ、レジェンドアイドルにも、良い真っ暗闇あるじゃん。見せてごらん」
感想待ってます!