悠真Side
ある日のこと、グリッターでうた達はある記事を見ていた
「あっ!見て、見て!カイトさんのツアー、始まったみたいだね」
「応援パワーを送りましょう!」
「応援するプリ!」
応援を始めるうた達。この間の件、あんまり引き摺ってないみたいだな。カイトさんは…
そう思っていると田中さんがおやつを持ってきた。
「おまたせしました。ご注文のバナナマフィンハロウィンバージョンです!」
田中さんが持ってきたおやつ、マフィンの上にはマシュマロでお化けを模したものが乗っていた
「うわっ、かわいい!」
「プリ」
「すごい!お化けが乗ってる!」
「お化け、うわ~!わぁ~!」
そう言ってうたはグリッターから飛び出していったけど…まさか…
「お化け?」
俺達はうたを追い掛けるとうたは凄い怯えていた
「もしかして、うた先輩、お化け苦手なんですか?」
「うぅ…」
「そっか…じゃあ、ハロウィンも?」
「ちょっとこわい~」
「いや…」
「あの取り乱し方だと、ちょっと所じゃないけど…」
「ハロウィンって何プリ?」
「毎年10月31日にするお祭りでお化けの仮装をしたり『トリック、オア、トリート』って言ってお菓子をもらったりするの」
「トリック、オア、トリートは『お菓子をくれないといたずらするぞ~!』って意味なんだよ!」
「元はヨーロッパ発祥の秋の収穫祭メロ! 本で読んだメロ」
「メロロン!トリック、オア、トリートプリ!」
「メロロ~!ね…ねえたまからのおねだりメロ~、ドキドキメロ~」
メロロンのあの反応は何か予想できたな……
「なのにメロロン、お菓子持ってないメロ…」
「お菓子くれないなら…いたずらプリ~!」
「楽しそうでいいなぁ…わたし、ハロウィンってあんまり楽しめたことがなくて…」
「ハロウィンのお化けって、わりとかわいい系だと思いますけど…」
「えぇ~!ジャックオランタンとかめちゃくちゃこわいよ」
「こわいかな?」
「だって、かぼちゃの生首だよ!こわいよ!」
そこまで怖いか?というかそれだけ怖がるなんて、一体何を見てそうなったんだ?
「でも、わたしだって仮装したいし、トリック、オア、トリートしたいし、今年こそはキラッキランランしたい!」
「じゃあ、みんなで、はなみちハロウィンの仮装コンテストに出ませんか?」
「仮装コンテスト…メロ?
「仮装コンテストはね…仮装の面白さやインパクトでハロウィンを、一番もり上げた人が優勝するんだよ!」
「優勝メロ~!ねえたま~!一緒にコンテストに出るメロ!」
「プリ~!楽しそうプリ~!」
「なな先輩はどうします?」
「私?仮装ってしたことないから恥ずかしいな…」
「そうですか、うた先輩は?」
「実は昔、出ようとしたことがあって…お化けがいっぱいで怖かったんだよね…」
もしかしてそれが余計にトラウマになってないか?
「うたちゃん!私と一緒ならどうかな?」
「えっ?いいの?ななちゃん、さっき恥ずかしいって」
「うん、でも、うたちゃんがハロウィンを楽しめるように力になりたい」
「ななちゃん…フフッ、ありがとう! 私、がんばってみる!出るよ!仮装コンテスト!」
「衣装作りは私にまかせてください!プリルンもメロロンも!」
うた達は仮装コンテストに出ることが決まった感じだな…
「僕たちはどうする?」
「参加しなくても良いだろ。見学だけで」
「そうだね」
まぁ参加したらしたでどんな仮装するか悩んだ結果、バリアジャケットを纏った姿になりそうだしな
俺達はうたの部屋に移動し、どんな仮装するのか話し合うことになった
「仮装って、どういうのプリ?」
「例えば、魔女や吸血鬼・オオカミ人間、あとジャックオランタンとか…」
「うっ…ジャックオランタン!」
「あっ、すみません!うた先輩…」
「そんなに怖がってたら外にも出られないメロ」
「うた先輩は仮装の前にお化けの克服が先ですね!」
「確かにな。このままだと参加してるときに逃げ出しかねないな」
「うたちゃん!特訓しよう!」
「特訓?」
「題して『お化けなんてこわくない作戦!』はどうかな?」
「お化けって克服できるの?」
「うたちゃん、お化けが怖いのはお化けがいるって思ってるからじゃない?」
「えっ?」
「お化けなんていない、お化けなんていない、お化けなんて…はい、うたちゃんも」
「う…うん…お化けなんていない、お化けなんていない、お化けなんていない、お化けなんて…」
「うらめしやメロ~」
「いたぁ~!ギャアー!」
メロロンが髪型をいじり、懐中電灯を顔に当てた瞬間、うたがびっくりしていた。
「びっくりした~」
「お化けこわくなくなったかチェックしたメロ!」
「このヘアアレンジ、気に入ったプリ?」
「う~ん、それじゃあ、次はお化けと会ったらウインクする作戦はどうかな?」
「お化けと会ったら?」
「うん!勇気の出るおまじない!」
「なるほど!片目をとじるので怖いものも見えにくくなりそうですね!」
「う…ウインク」
「うたちゃん、両目閉じちゃってるよ」
「だって、怖いんだもん!」
「うた~、プリプリルンルン~」
今度はプリルンが驚かせたが…
「たはっ…あぁ…」
「わぁ~!うたちゃん!」
「だ…大丈夫ですか」
「プリ~」
「プリルン、やり過ぎ」
とりあえずプリルンを注意する俺だった
「うぅ…怖がり疲れたよ~」
「大変だったね、少し休もう」
「う~ん、この調子では仮装も決まらなそうですね」
「はっ!キュアアイドルの仮装は!」
「えっと…キュアアイドルですか…う~ん、それはもはや仮装ではないのでは?」
少しして俺達は家に帰ることになったが、うたのお化け対策は上手くいかなかったな
「何の仮装するか決まったら、いつでも連絡ください。私、何でも作ります!」
「ありがとう、こころちゃん」
「あっ…ジャックオランタン」
「これから町中ジャックオランタンだらけになりますよね」
「うた先輩、大丈夫でしょうか」
「うん」
まぁ、本当にどうにかするしかないな
感想待っています!