悠真Side
ダンス大会当日、俺達は応援のために会場に来ていた。
「うわ~、盛り上がってるね~」
「みんな、衣装も華やかだね」
「これがダンシング☆スターカップなんですね!」
「結構人が多いな…」
結麻は迷子にならないようにと俺の手を握っていたが…
「結徒じゃなくて良いのか?」
「お兄ちゃん、ここ最近怖いから…」
「あ~」
結麻になんて説明すればいいのか…というか家でもあんなにイライラしてるのか?
「お兄ちゃん、嫉妬してるんですよね!」
「あ、うん…」
ちゃんと理解してる良い子だな…結麻は…
「おい、あれ!」
「ダンス強豪校、煌星高校のヤツらだ」
何か優勝候補みたいな学校がいるみたいだな…
「胸に高鳴れ、オレたちのビート!」
『イェーイ!』
「それじゃ、頑張っていこうぜ!」
『おう!』
何か派手な連中だな……
あるバーにて
「あ~あ!期待の新人もなんだかぱっとしないねぇ」
「リンゴ…ゴリラ…ラクダ…ダチョウ…」
「何してるんだい?」
「1人しりとりですよ」
「うじうじしてないで、体でも動かしてきたらどうだ~い?」
チョッキリーヌが踊るがジョギはというと…
「先輩」
「う~ん?」
「ダンス、下手ですね」
「はぁ?せっかく励ましてやったのにほんと、かわいくないヤツだね!」
「今回はチョッキリーヌが行くのかな?」
「シキウス、実験室に篭もりきりじゃなかったのかい?」
「たまには外の空気をね。それにちょっとダークランダーで実験をしたくてね」
結徒Side
イライラとモヤモヤが治まらない中、ダンス大会が始まろうとしている中、突然ダークランダーが現れ、こころたちは直ぐさまプリキュアに変身する
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと歌う、ハートのキラキラ! 笑顔ニッコリ、キュアアイドル!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ、ドレスチェンジ! YEAH!キミと~! YEAH!一緒に~! YEAH!キミと瞬く、ハートの勇気! お目目パッチン、キュアウインク!」
「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ドレスチェンジ! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!キミと踊るハートのリズム! 心キュンキュン、キュアキュンキュン!」
「「プリキュア! ライトアップ!キラキラ! ショータイム! イエイ!キミと! イエイ!一緒に! イエイ!」」
「ハートをプリっとロックオン! キミとズッキュン、キュアズキューン!」
「ハートをメロっとひとりじめ! キミと口づけ、キュアキッス!」
『ウィアー!キミとアイドルプリキュア!』
僕らもバリアジャケットを纏い、キッスがハートガーデンをを展開させる。
「やっちまいな!ダークランダー!」
チョッキリーヌの指示に従うようにダークランダーが回転を始める。回転の勢いが凄く迂闊に近づけない
「キュンキュンレーザー!」
キュンキュンレーザーでダークランダーの回転を止めようとするが、弾かれてしまう
「ズキューンバズーカー!」
回転を止めるために、ダークランダーの足元を狙うがダークランダーは簡単に避けてしまう
「インフレア!カートリッジロード!炎覇王拳!」
悠真が強引に殴ろうとするが弾き飛ばされる。
「お兄ちゃん!魔砲でどうにか」
「無理だ。あの回転じゃかき消される」
ダークランダーは回転しながら突撃をしてくる。僕、悠真、結麻、ウインクでバリアを張るが持ちこたえるので精一杯だった。このままだとマズいと思った瞬間
「そこまでだ!」
突然誰かの声が響き、僕らが声が聞こえた方を見ると…そこには五人の男達がいた
「闇を切り裂く、華麗なトリック! キュアブレイク!」
「穢れを祓う、聖なる礼舞! キュアカグラ!」
「魂に刻む、魅惑のステップ! キュアソウル!」
「心にはじけろ、情熱のムーブ! キュアロック!」
「胸に高鳴れ、希望のビート! キュアトップ!」
『鳴り響け、5つの光のリズム! Dancing☆Starプリキュア!』
Dancing☆Starプリキュア…何だろう?一人ヤバそうな科学者が……いや、そんな事ないか
「今、あの人達…」
『Dancing☆Starプリキュアって…』
「どうも、はじめまして」
あの人達もプリキュアで良いんだよな?
すると見知らぬ妖精が彼等に何かを伝えていた
「回転の死角を見つけたパド~!」
「おぉ、パドっち、ナイス!みんな、いこう!」
五人が五芒星を描き、そのままダークランダーを押し潰して回転を止めた
「大事な大会の邪魔をされるのは気分が悪いんでね」
「そういうこと!」
「じゃあ、あとはまかせたぜ!アイドルプリキュア!」
「ありがとう!」
五人はそのまま去っていった。
「何してるんだい!ダークランダー!」
「ならこちらの実験を始めようか」
シキウスが本を取り出し、本から巨大なブースターを取り出すとダークランダーに装備され、回転を始めると巨大な竜巻になった
「ダークランダー程の力ならある程度の強度が測れる!」
シキウスが笑みを浮かべながら言い、僕らはあの竜巻に対処する方法は……
「あの人達みたいに上から攻撃するとか?」
「だとしてもあの大きさじゃ上にたどり着く前に吹き飛ばされる」
どうする?どうしたらいい?悠真の言うように上に着く前に吹き飛ばされる…だとしたら正面から……いや、それこそ無駄に近い…結麻に頼んで巨大な竜巻を?無理だ。出来るなら既にやっているはず……
「…竜巻…回転…」
その中心にダークランダー…そうだ…ある!ダークランダーの竜巻を止める方法を……
「チル!フルユニゾン!」
「了解!」
「結徒、何か閃いたのか?」
「うん、上手くいくかは分からないけど……ルキフスシュート!」
僕は魔力弾を展開させる。普段は数を制限してるけど…
「フルドライブ!」
僕の出せるだけの魔力弾+チルの出せる限りの魔力弾を全て展開させ
「フルシュート!」
全てダークランダーに向けて放つ。
「その程度の魔力弾で竜巻を抜けられると思っているのか!」
「正面からぶち抜く必要はない!」
魔力弾が竜巻の回転に合わせて周りを回り始めていく
「何!?」
上り上がる魔力弾は全て竜巻の中心に目掛けて放たれる
「ルキフスフルシュート!」
眩い閃光と共に竜巻が消えるとフラフラのダークランダー。
「今だ!」
『クライマックスは私達!プリキュア!キラッキランラン・フォーユー!』
キラッキランラン・フォーユーにてダークランダーは浄化されるのであった
ダークランダーも無事浄化され、大会も再開される。寸田先輩は練習の成果を見せるが惜しくも優勝を逃した
その帰り道、こころは寸田先輩に声をかける
「寸田先輩! 私、心キュンキュンしてます!」
「ありがとう。紫雨さんは本当に優しいね。オレ、今日はスピンが本当に楽しくて…その気持ちは、確かにみんなに伝える事ができたって思えたんだ…だから、優勝できなくて、悔しいよ…ごめんな…みんな、あんなに力を貸してくれたのに…」
「違います!私は寸田先輩のダンスを見て、寸田先輩がどれだけダンスが好きなのか、どれだけダンスが楽しいのかが伝わってきたから、心キュンキュンしたんです!」
「紫雨さん…」
「これですよね、寸田先輩…ダンスは世界を救う! 寸田先輩、カッコよかったです!」
「ありがとう! ダンスは世界を救う!」
こころの言葉で前を向くことが出来たみたいだ。
「こころ、いい加減結徒をどうにかしろ」
「ん?僕?」
「お兄ちゃん、ずっとイライラしてた」
「機嫌悪そうだったね」
「嫉妬してたみたいだよ」
「そうだったんですか?先輩」
「あーうん、そう…みたい」
「そうみたいじゃなく、そうだったメロ」
「怒ったときの悠真みたいに怖かったプリ」
そこまで怖がられていたのか……僕
「先輩…」
こころは僕に微笑むと…ゆっくりと顔を近づけ…
『あっ////』
唇に柔らかい感触、それにこころの匂いが……
「私は結徒先輩が大好きです!だからキスするのは先輩だけですよ」
顔赤らめながらそう言うこころを僕は抱き締めた。
「うん、僕もこころが大好きだ」
「えへへ」
悠真Side
抱き合う二人を見つめる俺達。
「二人とも良かったね」
「そうだな」
「でも流石に人前でチューは」
うたが恥ずかしそうに言うけど、俺は気にしなかった。いや、別のことに気に取られていた。夕陽の光に照らされるななの姿に…
次回、ようやくあの話を書ける!
感想待っています!