インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
一誠や祐斗、そしてギャスパーは身体を女の子に変えた事で女子生徒として2年生に編入される形になった。リアス、朱乃は3年生のクラス、イリナ、小猫、アーシア、レイヴェルは1年生のクラスへ編入された。ロスヴァイセは教師として雇われる形になり、またクラス替えが行なわれた結果……
翔真はシャルロット、ゼノヴィア、簪は2年2組…同じクラスになる。日頃から仲良くしている四人には好都合だった。更に寮の相部屋も一部再編成が組まれ、シャルロットはゼノヴィア、小猫はレイヴェル、イリナはアーシア、ギャスパーは祐斗こと祐美、リアスは朱乃、一誠こと一奈は一夏と相部屋になる。そして翔真は……
「まさか相部屋か簪とは……」
「翔真が相手なんて……な、なんだか緊張する」
「(この編成……絶対会長絡んでるだろ)」
脳裏に舌をチロっと出して笑う楯無の姿が過る。翔真はため息を付く。
「簪、嫌なら先生に言うか?男が一緒だと不安だろ」
「ううん……翔真なら大丈夫。翔真が一緒なのはびっくりしたけど……」
「まあ安心してくれ。極力部屋には居ないようにするからさ」
「遠慮しなくてもいいよ?翔真……一緒に見て欲しい物があるんだけど」
「なんだ?」
「これ!一緒に見よ!」
簪が取り出したのは特撮ヒーロー物のDVDだった。
「おう、いいぞ。やる事ないしな」
「うん!」
簪と翔真はDVDを鑑賞する。最初は普通に見ていたが後半から盛り上がりを見せて、翔真と簪はテンションが上がりなんやかんやあり朝まで見ていた。
「「眠い……」」
「翔真も簪も目の下の隈が凄いよ?」
「翔真、簪にやらしい事してないだろうね?」
「心配するな。朝まで簪とDVD見てただけだ…ふわぁ」
大きなあくびを見せる翔真にシャルロットとゼノヴィアが思わず笑う。皆が喋りながら過ごしていると2組の担任になったロスヴァイセが教室に入って来た。
「皆さーん、席に着いてくださいね!」
「ロスヴァイセさんの授業か、久々だな」
久々に見た教師姿のロスヴァイセに懐かしさを覚える翔真。
「さて、来週に専用機持ち限定のタッグ戦が控えていますので、専用機を持っている綾崎君、デュノアさん、クァルタさん、更識さんは話し合いでタッグを決めてくださいね」
「(タッグ戦!……翔真の隣は譲れないよ)」
「(ふっ、翔真は私を選ぶ。君に出る幕はないさ)」
シャルロットとゼノヴィアが静かに火花を散らす。
「(さて、どうっすかな……何も起きなきゃいいが)」
「それと綾崎君、廊下までいいですか?」
「へーい」
翔真はロスヴァイセと共に教室の外へ。するとロスヴァイセは一枚の紙を手渡される。
「実はですね、再来週に1年生が臨海学校を控えていて、綾崎君は去年の臨海学校中行方不明になっていたという事で、再び参加するようにと学園側からの通達です」
「臨海学校…ね」
「去年の詳しい事情は山田先生から聞いてます。綾崎君、もし何かあっても無茶はしないでください。その臨海学校には私も研修という形で同行しますから」
「ま、あの頃みたいに弱い訳じゃない。何かあっても…守りますよ…皆を」
しかし翔真は知る由もない。タッグ戦と臨海学校がトラブル続きの連続になろうとは。