インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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第20話「翔真強奪戦」

 

 

「一夏の野郎ォォォォォ!アイツちゃっかり早々と箒と組みやがったなァァァァァァ!!」

 

 

『待ってぇぇぇぇぇ!綾崎くーん!!』

 

 

IS学園の廊下を走る翔真。来週控えた専用機持ち専用タッグ戦で専用機持ち達はペアを組んでいた。一夏は箒、セシリアは鈴、ラウラはある人物とペアを組んでいた。翔真はゼノヴィアかシャルロットのどちらと組むか悩んでいた。しかし生徒会長である更識楯無はある提案を出した。

 

 

『来週に控えた専用機持ちタッグ戦ですが、今回は特別枠として綾崎君と専用機を持たない一般生徒のペアを組む事を認めます!テヘ!』

 

「あの生徒会長!今度絶対に殺してやる!」

 

 

楯無の提案に一般生徒達が黙っているはずもなく、唯一事実上男子1人となった翔真は追い掛けられていた。女子生徒達の後ろにはゼノヴィアとシャルロットもいる。

 

 

「なんか翔真が景品みたいだよ〜!」

 

「全く、あの更識楯無は余計な事をしてくれるな」

 

 

翔真は走り抜けて階段を降りたり、上がったりと大忙しだ。学園の女子生徒達に狙われた翔真はひたすら走る。普通の人間ならばバテているが、転生悪魔である翔真は体力などは前に比べればアップしているので問題ない。

 

 

「くそ、キリがねぇな」

 

「翔真、追われてる?」

 

「簪か!」

 

 

丁度空きクラスに入った翔真。そこには偶然にも簪が片付けで教室に来ていた。

 

 

「ごめんね……またお姉ちゃんが何かしたよね……」

 

「ああ。思い付きで人を景品扱いしやがって……」

 

「クラスでも話題だよ。翔真と組みたがってる子達沢山居るから」

 

「帰って来てから碌な目に合わんな……そういや簪はタッグ戦誰かと組むのか?」

 

「ううん。なかなか居なくて……今回は辞退しようかなって考えてた」

 

「……簪、俺と組んでくれないか」

 

「っ!?わ、私が翔真と?でも……」

 

「巻き込んで悪いな。この礼は必ずするからさ!」

 

「ひゃ!?」

 

翔真は簪を抱えて空き教室を出る。そしてそのままシナンジュ•スタインを展開して簪をお姫様抱っこしたまま女子達の頭上を飛ぶ。そして放送室へ入る。スタインを解除してマイクに電源を入れる。

 

「聞けぇぇぇ!俺は更識簪とペアを組む。だから今回の話は無しだ!」

 

 

校内放送でそう告げた翔真。女子生徒達は悲しみに暮れる。もちろんゼノヴィアとシャルロットは黙っていなかった。

 

「ゼノヴィア……」

 

「分かっているよシャルロット。翔真……私達が居ながら簪に浮気か。いい度胸だ」

 

「最近簪と仲が良すぎるとは思ってたけど……これは少しお話しなきゃだよね?」

 

「シャルロット。翔真にお仕置きが必要だ……だから」

 

「ペアを組むんだね?いいよ。ボクやゼノヴィアが居ながら……分からせなきゃ」

 

 

ゼノヴィアとシャルロットのペアが決まり、二人は翔真にお仕置きも兼ねてお話する気満々だ。一方翔真は……

 

 

「だ、大丈夫なの?シャルロットとゼノヴィアは……」

 

「今は会いたくないな。絶対に殺されちまうよ……」

 

「その……強く生きて?」

 

「簪、そりゃ死亡フラグだぞ」

 

 

ゼノヴィアとシャルロットに怯えていた。簪は励ますが翔真は怯えている。

 

 

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