インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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プロローグ 自由の翼

 

篠ノ之束が開発した最強兵器”インフィニット•ストラトス”は白騎士事件を機に通常兵器に代わる最強の兵器として各国に配備され、スポーツにもなる程知名度を上げた。だが女性にしか扱えないという欠点があり、世の中は女尊男卑の思想が広がっていた。そんな中でISを男で動かした者が二人現れた。

 

 

1人はブリュンヒルデの異名を持つ姉の弟である織斑一夏ともう1人は何処にでもいる普通の青年 綾崎翔真。二人はIS操縦者育成機関IS学園に入学する事になった。最初は女子ばかりの環境、ライバルとの激突など色々あったが二人は互いに切磋琢磨して成長する。翔真はフランスから来た少女を守る為に強さを欲し、一夏は皆を守るという思い糧に努力を怠らなかった。しかし別れは突然やって来る……それは臨界学校の真っ只中だった。とある国が共同で開発していた軍用IS”銀の福音”が暴走し、その福音は翔真や一夏達に迫る。対処を余儀なくされ一夏や専用機を貰った篠ノ之箒、翔真が対応に入る。

 

 

『――――!』

 

「一夏、箒!」

 

「ああ!」

 

「やってやるさ!」

 

 

福音に挑む3人……しかし銀の福音の力は強大で苦戦を強いられる。一夏と翔真が対応するが、箒は力を持った事で周りが見えなくなり、海域に侵入していた密漁船を巻き添えに福音を倒そうとしていた。

 

 

「箒!やめろ!」

 

「何故だ一夏っ!あんな奴等など放っておけば!」

 

「駄目だ箒!」

 

 

一夏が箒を止める中で福音がエネルギー弾を放つ。

 

 

「あの馬鹿二人は何してる!くっそ!」

 

 

専用機である”黒式”を纏った翔真は二人を退かして福音の砲撃を食らった。スラスターが破壊され、装甲に被弾し、翔真はそのまま海へ落ちる。

 

「そんな…違う……私は!」

 

「翔真ァァァァァァァァァ!!!」

 

「(こりゃ……死ぬかもな……シャルすまね。今度のデート……行けそうにないや……)」

 

 

脳裏に浮かぶのはフランスから来た少女”シャルロット•デュノア”の笑顔。翔真は海へ落ちる――やがて大きな水柱が立ち、黒式は爆散し翔真は行方不明となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある別世界……悪魔、堕天使、天使の三大勢力が存在する世界。テロ対策チームD×Dが様々な騒動を止めた裏には蒼き天使の存在があった。聖剣を持つ少女と共に蒼き翼の自由は数々の宿命に抗い、戦った。そして………

 

 

「翔真、浮かない顔だね」

 

「あまりいい気持ちではないかな」

 

 

青髪に緑のメッシュを入れ、駒王学園の制服に身を包んだ少女 ゼノヴィア•クァルタが飲み物を差し入れる。黒髪の青年は浮かない表情で空を見上げる。

 

 

綾崎翔真……かつて、二人を守る為に散ったはずの青年はこの世界で生きていた。

 

 

「ありがとう、ゼノヴィア」

 

「礼はいらない。君には助けられてばかりだからね」

 

「そんな事ないさ」

 

 

翔真はゼノヴィアから渡されたコーヒーを飲む。

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