インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
「という訳で、悪かったな二人共」
「ううん。翔真が無事なら大丈夫だよ」
「しかし翔真…本当に大丈夫なのかい?」
「一応な……」
保健室で寝ていたシャルロット、ゼノヴィア、簪を抱えて部屋へ移動させていた翔真。簪は寝たままだが、シャルロットとゼノヴィアの二人は目を覚まして、翔真は二人と寮の部屋で色々話していた。
「ゼノヴィアも遭遇したんだな」
「ああ。間違いなく私だった」
「翔真も出会ったんでしょ?もう1人の自分に」
「色々戸惑いはあるがな。だがもう1人の俺については正体が分かった」
「どういう事なんだい?」
「あの俺は……並行世界からやって来た……らしい」
翔真はゼロがこの世界やリアス達の世界とは別の世界からやって来たと二人に説明した。
「じゃあ、私が遭遇したもう1人の私も並行世界から来たと?」
「分からない。だけどその可能性もある……シャル、学園の状況は?」
「うん、取り敢えず今回の事件で専用機持ちタッグ戦は中止。アリーナも今は復旧作業中かな。一応明日からは通常授業は再開するよ」
「そうか……しっかし、面倒な事になったな」
「そう言えば翔真。ロスヴァイセ先生から聞いたが、君は来週臨海学校らしいね?」
「ああ。一応去年受けてない事になってるからな。また一から出直しだとよ」
「翔真……」
臨海学校と聞いてシャルロットが心配な表情をする。そう、その臨海学校で翔真は銀の福音と戦い暫くの間行方不明になった。またそうなる可能性もある……シャルロットは不安になるが、翔真は口を開く。
「心配するな。福音みたいな事にはならないさ。それに今回1年生のクラスには塔城達もいるし大丈夫だ」
「そっか……なら……大丈夫だよね」
「……私は心配だよ?」
「ゼノヴィア?」
「私は心配だ。また翔真が浮気するんじゃないかと不安で仕方ないよ」
「そっちの心配かよ!?」
「確かに……」
「シャルまで!?」
「だって、ボクやゼノヴィアは付いていけない。それに翔真がまた違う女の子を惑わせないか心配だよ!」
「だから、なんでそうなる……」
「……シャルロット、私にいい策がある」
「え?」
ゼノヴィアはシャルロットにある秘策を耳打ちする。シャルロットは最初顔を赤くしたが次第に頷く。そして二人はゆっくり翔真に近付く。
「お、おい二人共?何故こちらに来るんです?」
「男は色々溜まっていると女子を襲うと桐生に教えてもらった。だから……」
「ぼ、ボク達が……毎日抜いてあげればそんな事にならないよね?」
「待て待て待て!!そんな事しなくても俺は!」
「意地を張らなくてもいい。素直になりたまえ翔真」
「それに翔真……ボク知ってるんだよ?」
「ふぇ?」
「その……翔真が……ボクの名前を呼びながら…その…」
それは1年前の臨海学校の前日。シャルロットは見てしまったのだ。翔真がベッドで自分の名前を呼びながら自家発電している場面を。
「いやあああァァァァァァ!!もうお婿に行けない!!」
「お嫁さんの間違い……じゃなくて!我慢するのも良くないし……だからボク達に任せて?」
「翔真……」
「シャル、ゼノヴィア!?まずは話し合いを……」
ああああァァァァァァ!
1人の青年は二人の少女に迫られながら雄叫びを上げた。