インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
次回は少々エロ回と白い龍との出会い
父親である綾崎時雨が帰宅する。翔真はストライクフリーダムの待機状態である青い翼の飾りが着いたネックレスにプロジェクターを繋いだ。時雨、紗奈、愛理、麻衣は映し出される映像を見る。翔真が別世界に飛ばされて、フリーダムを駆り、皆の自由を守る為に戦う記録を綾崎家の面々は黙って見ていた。時に傷付き、悲しみ、怒りに呑まれながらも戦う翔真の姿に愛理と麻衣は涙を流し、紗奈も涙を堪えており時雨は黙ったまま映像をひたすら見ていた。
「――――以上さ。これで俺が何故生きているか分かってくれたか?」
「兄さんは……ずっと戦っていたんですね……」
「お兄ちゃん……」
「翔真……」
「……取り敢えずよく帰って来たな翔真」
今まで黙っていた時雨が口を開く。シャルロット達が見守る中で時雨は話を続ける。
「僕はまずおかえりとしか言えない。だけど翔真……何故戦う道を選んだんだい?アザゼルさんだったかな?その人の側で戦わずに生きられた道だってあっただろう?」
「……俺が望んだからだよ。俺にはISを動かせる力がある。その力をどう使うかって考えた時に、俺には俺しか出来ない事をやろうと考えたんだ」
「口を挟んで申し訳ありませんお父様。私は姫島朱乃と申します。翔真君の戦う道に引き込んだのは私達にも責任があります。ですからどうか……怒らないであげてください」
「………」
朱乃の言葉を聞き、一度は黙る時雨だが再び口を開く。
「姫島さんだったかな?別に怒るつもりはないさ。翔真がそうしたいからそうしたんだろ?」
「そうだ」
「本来なら父親として言わなきゃならない事はあるが……これだけは言わせて欲しい。翔真……自分を大切にするんだ。自分を犠牲にした戦い方は見てられない。時には仲間や僕達を頼るんだ。君一人が責任を負う必要はない」
「オヤジ……」
「それに君が居なくなれば、そこに居る彼女達も悲しむだろ?君は一人じゃない。大切な者達の為にも死んじゃいけないよ」
時雨はシャルロット達に視線を向ける。特にシャルロットやゼノヴィアはよく翔真を心配している。彼女達の気持ちを読み取ったのか、時雨は翔真にそう告げた。
「デュノアさん、クァルタさん、姫島さん、更識さん。うちの翔真をこれからも宜しく頼むね。世話を掛けるだろうけど」
「とんでもないです……今度はボク達が翔真を守ります。だよね?ゼノヴィア」
「ああ。翔真の父上。翔真の事は安心して欲しい。私達がいる限り翔真の身は保証しよう」
「私も……翔真を守ります」
「もちろん、私も」
「頼もしいね。翔真、いい娘達に出会えたじゃないか」
「俺には勿体ないぐらいだ」
「それなら……孫は早く期待出来そうだね」
「「「……!?」」」
「オヤジ!?」
「あらあら」
「さあ、話はまたするとして夜ご飯にしようか。母さん、準備しようか。手伝うよ」
「分かったわ」
シャルロット、ゼノヴィア、簪が孫と聞いて顔を赤面にして翔真があたふたする。朱乃はその光景を見て微笑む。この後晩御飯の時間となり、色々と話ながら翔真達は食事を楽しんだ。