インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
クロエの救出に成功した翔真。束とクロエは暫くの間綾崎家で過ごす事になり紗奈は二人を快く受け入れる。翔真、シャルロット、ゼノヴィアはそのまま学園へ帰投する。そして翔真は女体化してIS学園での学生生活を満喫している一誠を空き教室へ呼び出した。
「どうしたんだ?翔真が話なんて珍しいな」
「まあな。まずはこれを見てくれ」
翔真はそう言うと背中から白龍皇の光翼を出現させた。
「え………えええぇぇぇぇ!?白龍皇の光翼…!なんで!」
「まあその……色々事情があってな」
一誠が驚く中で左手の甲を通してドライグが話し掛ける。
『ほう。白いの……お前、俺の知る白いのじゃないな』
『やはり分かるのだな赤いの。相棒……翔真の知る赤龍帝とドライグよ。わたしは別世界から呼び出されたのだ』
「別世界から?」
アルビオンはそこから一誠とドライグに、自分が第三の世界から来た事。そして詳しい事情を隠しつつ翔真の中に宿っている経緯を話した。
「つまり、翔真のアルビオンは俺や翔真の世界とは違う、また別の世界から来て、白龍皇の光翼ごと翔真の中に居るって事か……なんか段々訳わからん」
「まあそう言う事だ」
『赤いの、翔真から話は聞いている。色々大変らしいな』
『ああ。だが慣れてしまったよ俺は』
『ふっ。俺の知る赤いのはもっと威厳があったのだがな……今のお前は何処か優しくなっている』
『破廉恥な相棒の影響かもな』
「返す言葉もないわ……」
「まあ、白龍皇の綾崎翔真として改めて報告したくてお前を呼んだんだ」
「リアス達には言うのか?」
「ゼノヴィアと朱乃さんには何処かで打ち明ける。だが、すぐにバレるだろうがな」
「え?『イッセー!』り、リアス!?」
翔真と一誠が居る空き教室にリアス達オカルト研究部が入って来た。何でも強い気配を感じて来てみれば、翔真の背中に白龍皇の光翼があるもんだからリアス達は驚く。翔真はアルビオンと同じように詳しい経緯を隠しつつ説明した。
「つ、疲れた……」
(無理もないだろ。元々相棒には神器が無かったのにそれが突然現れて、しかも白龍皇の光翼なのだから、あちらの者達が驚くのも無理もない)
リアスや朱乃達から色々事情を聞かれて疲れ果てている翔真。もちろんこれにはゼノヴィアも驚いていた。彼女達に説明を終えた翔真は食堂へ入る。
「腹が減ったな……今日はAランチかな」
「あ、あの!」
「ん?」
AランチかBランチを選んでいる翔真に話し掛ける女子生徒が居た。赤い髪にバンダナ?を巻いた少女…五反田蘭だ。
「わ、私の事!覚えてますか!」
「もしかして蘭ちゃんか?まさか、本当にIS学園に入るとは……理由は一夏か?」
「っ!それはその……」
「(図星だな)」
五反田蘭とは一度、一夏を交えて出会った事はあったので翔真は蘭を覚えていた。もちろん彼女が一夏を好きな事も。
「翔真さん!」
「何だ?」
「明後日にある1年生臨海学校授業で翔真さんも行くと聞いたので、挨拶しに来ました!」
「律儀にあんがとよ。ま、宜しくな」
「はい!」
蘭は翔真と握手を交わした。しかしこの臨海学校で翔真、ロスヴァイセ、小猫、レイヴェル、イリナ、アーシアは究極の選択を突き付けられる事を知る由もない。