インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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第2話「ゼノヴィア•クァルタ」

 

 

アザゼルからフリーダムを授かった翔真は彼の計らいでマンションで1人暮らしを始めた。そして”駒王学園”への編入が決まり、制服に着替えた翔真は学校へ向かう。

 

「学校か。IS学園は内容が難しかったし、普通の高校なら大丈夫かな」

 

「す、すまない……そこの人」

 

「えと……どちら様ですか?」

 

「頼む……私に食を恵んで……」

 

「ちょっと!?」

 

 

フードを被った少女が声を掛けた。少女は空腹で倒れてしまう。翔真は仕方なく近所にあるファミレスに連れて行く。なんでもこの少女は海外から来日したのだが、同僚が画を買ってしまい所持金が尽きてしまったらしい。

 

「美味い!美味過ぎるぞ!」

 

「ははは、元気が出てきて良かったよ」

 

「すまないね。見ず知らずの君に迷惑を掛けてしまって」

 

「気にしなくていいさ。じゃ、俺は行くよ。お金は払っておくから」

 

「待ってくれ!君の名前を教えて欲しい……」

 

「綾崎翔真だ」

 

「翔真か…うむ。ならば私も名乗ろう。私はゼノヴィア•クァルタだ。翔真、この礼は必ずする」

 

「いいよ気にしなくて。じゃあな」

 

 

ゼノヴィア•クァルタという少女と出会い、翔真はそこから数日は平凡な学園生活を送る。しかしそんな中でアザゼルから連絡が入る。エクスカリバー絡みの事件でコカビエルが良からぬ事を始めようとしているという連絡だった。

 

 

「やっぱり、どの世界でもトラブルがあるんだな……だけどその為のフリーダムだ。やってみせる」

 

粒子に包まれ、フリーダムを纏う翔真―――――蒼き翼を広げて向かった先は夜の駒王学園。不気味な雰囲気が漂う中で激闘が繰り広げられていた。大きな獣 ケルベロスが青い髪の少女に向かう。

 

「不味いっ!」

 

 

右手に持った武装 ルプスビームライフルでケルベロスの頭を撃ち抜き、青い髪の少女を抱き上げる……だがその少女に見覚えはあった。

 

「もしかして……ゼノヴィア?」

 

「その声…翔真?翔真なのかい?」

 

 

翔真はゼノヴィアを抱えたまま着地する。視線の先では同級生の兵藤一誠や学園の2大お姉様であるリアス•グレモリーと姫島朱乃が戦っている。そして木場祐斗の姿や、気を失っているアーシアを庇いながら戦う搭城小猫の姿もある。

 

「やれやれ。福音の時よりヤバそうだな……」

 

「翔真……」

 

「どうした?」

 

「……私はどうしたらいい……主がいないという事実……私は」

 

「………」

 

 

彼女は震えていた。コカビエルが言ったのはゼノヴィアやアーシアが主として慕う神が既に亡き者になっている事実。神を信じて来たゼノヴィアにとって、受け入れ難い事実だった。

 

「俺は神なんて信じない……だけど、何も信じれないなら自分を信じろゼノヴィア」

 

「自分を?」

 

「ああ。自分を信じていれば道は開ける……それしか言えないけどさ、俺は戦う。皆の自由の為に!」

 

「自由を……」

 

ゼノヴィアを降ろし、翔真は宙を舞う。

 

「貴様何者だっ!」

 

「元IS学園1年生の綾崎翔真だっ!」

 

コカビエルが光の槍を放つ。翔真は腰部にマウントされたラケルタビームサーベルを抜刀し、光の槍を薙ぎ払う。そしてシールドを構えてラケルタビームサーベルを振るう。

 

「悪いがアザゼルさんの命令なんでねっ!!」

 

「貴様!アザゼルの差し金か!」

 

「アンタが誰であろうと構わない。世界の自由を奪うなら容赦はしない……来るのが遅いんじゃないのか?ヴァーリ」

 

「なに!?」

 

「「「「……!?」」」」

 

『コカビエル相手に善戦……という訳でもないか?翔真』

 

 

コカビエルから距離を取った翔真の背後に現れたのは”白龍皇”のヴァーリだった。フリーダムと白龍皇はそのままコカビエルに突っ込む。

 

 

 

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