インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
臨海学校の一件が幕を閉じようとしていた頃、IS学園には新たな編入生がやって来た。オランダ代表候補生のロランツィーネ・ローランディフィルネィである。国からの指示でこのIS学園へやって来た彼女。モデル顔負けのスタイルを持ち、銀髪のショートカットにオレンジ色の瞳を持つ彼女はIS学園の女子生徒達を魅力していた。だが彼女の目的は別にある。
「会いたかったよ、箒」
「ま、待ってくれ!その!少し近いぞ!」
「関係ないよ。私は君を求めていたんだ……もう逃さない。この気持ち…まさしく愛さ」
「愛!?」
ロランはIS学園に入る前にとある資料で見掛けた箒に一目惚れしたのだ。彼女は所謂レズ……99人の彼女を持つ。そして100人目の彼女に箒を迎えようとしていた。
「ロラン……気持ちは嬉しい。しかし私には一夏が居るんだ」
「……一夏……織斑一夏か。だけどね箒、私も色々噂は聞いてたよ?彼は君をただの友達としか見てないじゃないか」
「それは……だが私はそれでも一夏が……」
決して譲れない想いをロランにぶつける箒。ロランが悩んでいると1人の女子生徒が現れた。
「あれ?箒さん、どうかされたんですか?」
「木場か!すまないが少し助けてくれ!」
通り掛かったのは木場祐美である。ロランは祐美を見るなりまた目を輝かせる。
「ふふっ……どうやら箒以外にも居たんだね。運命の人が」
「ん?」
「君、名前は?」
「木場祐美ですけど……キャ!?」
「ああ!堪らないよ!箒に祐美……君達を私の物にするよ!」
「や、止めてください!わ、私は!」
「照れなくていいよ。祐美……君を101人目の彼女にする。私は決めたよ!」
「ロランさん!待ってください!」
「駄目だ……こちらの意見を聞いてくれない!」
祐美と箒が途方に暮れていると一夏と兵藤一誠改め、兵藤一奈が現れた。
「「一夏!/一誠くん!」」
「おわ!?箒?」
「木場どうかしたのか?」
2人の後ろに隠れる箒と祐美。一夏と一奈が戸惑っているとロランが口を開く。
「成る程ね。君達が彼女達の騎士って事かな」
「何を言ってるんだ?」
「彼女達に君達は相応しくない。さあ、こっちへ来てくれ!箒、祐美!」
「嫌だ!私は!」
「一誠君……」
箒と祐美の表情を見て察した一夏と一奈はロランと対等する。
「箒がこんなに嫌がってるのが分からないのかよ!」
「木場だって行きたくないって言ってるじゃないか!いい加減諦めやがれ!」
「……悪いけどね、私は一度言ったら諦めないんだ。ならば君達に決闘を申し込むよ!もし君達が負けたら、彼女達は私が貰うよ!」
「「…な!?何ぃぃ!?」」
ロランから決闘の申し入れ。箒と祐美を賭けた戦いに一夏と一奈は困惑するが結局決闘する事になった。試合は明日……一奈は一足先に自室へ戻ると、ドライグと話をしていた。
〘相棒、またトラブルだな?〙
「なんでこんな事に……はぁ」
〘ま、あちらと比べればマシだろ。それと相棒〙
「なんだ?」
〘白龍皇の小僧がどうやら一歩進んだらしい〙
「え?」
〘禁手したらしい〙
「まじかよ……」
〘言っておくが、あの白龍皇の小僧……なかなか見所がある。こりゃ相棒が抜かれるのも時間の問題だな〙
「そうか……翔真の奴。なら俺も負けてられねぇな。ドライグ、久々に暴れようぜ?」
〘ああ〙
一奈は久々の戦いに備えて修業に励む。