インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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第52話「天災の訪問」

 

 

この臨海学校の間、シャルロットと簪は自ら望んで転生悪魔となった。シャルロットは翔真やゼノヴィアとずっと一緒に居たいという願いであり、簪は元々悪魔に興味津々であり、そこにリアスの勧めもあり2人は悪魔へ転生した。

 

「ま、悪魔になってもこの世界でのメリットは寿命がかなり伸びるくらいだしな」

 

「でもリアス先輩から聞いたけど、魔力を使う事で若さを維持出来るんでしょ?凄いよ」

 

「翔真、これから悪魔について色々教えて」

 

「とまあ、新米悪魔の2人に悪魔のあれこれを教えようじゃないか」

 

「ゼノヴィアは断然やる気か」

 

ゼノヴィアと翔真そこから数時間、悪魔の知識などをシャルロットと簪の2人に教える。晩御飯などを終えて就寝の時間となる。翔真は白龍皇の鎧の副作用により背が縮んでいたが、今は元に戻っていた。

 

「簪は……先に寝たか」

 

簪は先に就寝しており、彼女に布団を掛ける。自分も就寝に着こうとした時……部屋の窓が開く。

 

「おや、寝る所だったかな?」

 

「アンタはいつも神出鬼没だな、篠ノ之博士」

 

「ま、天災だからね」

 

姿を現したのは自身の実家に居候している篠ノ之束であった。束は綺麗に着地するとゆっくりと翔真に近付く。

 

「臨海学校はどうだった?」

 

「……ま、あんまり楽しくはなかったですよ」

 

「だよね。亡国が仕掛けたみたいだね」

 

「ええ。福音の時のようにまた海へ落ちました。でも…ISが俺を守ってくれましたからね……」

 

「黒式の時のようにかい?」

 

「……懐かしいですね」

 

「ちなみに、あの福音の暴走も亡国が絡んでいた。あの時は束さんですら把握してなかったから、大変だよ」

 

 

あの戦いはスタインのお陰で窮地を脱する事が出来た。しかし結果は敵の自爆という後味が悪い結末となった。翔真は椅子に腰を降ろす。

 

 

「俺は……あんな結末を望んでいた訳じゃない。出来るなら話し合いで解決したかった」

 

「……甘いね、君は。そんな事を言ってるようじゃ、何時か死んじゃうよ?ファントムペイン……彼女達は手強いよ」

 

「分かってます。戦いでハッキリと実感しました。篠ノ之博士……ファントムペインの残りは2人ですよね?」

 

「うん。後はスコール・ミューゼル、オータム、あとはマドカちゃん……この3人も厄介だ。君がいくらストライクフリーダムで応戦しても……隙を突かれたら殺られるよ」

 

「……博士。頼みがあります」

 

「君の言いたい事は分かる。ストライクフリーダムを強化して欲しいんだよね?」

 

「はい。もちろん俺も、これから修業を強化します。皆の自由を守る為にも、俺は……」

 

 

翔真の眼差し……それを見て束は笑みを浮かべる。

 

「君にはクーちゃんの件で借りもあるからね。それぐらいしてあげる。なら……」

 

束は持って来たアタッシュケースを開ける。そこには太陽の飾りが着いたネックレスがあった。

 

「これは?」

 

「束さんが君の戦闘データから造ったISだよ。名前を”エクリプス”。インフィニットジャスティス、デスティニー、ストライクフリーダムの戦闘データを流用して造ってある。君になら扱える」

 

「いいのか?」

 

「ま、君は信用出来るからね。それに専用機が無いと不便でしょ?一応エクリプスはちーちゃんに話してあるから、安心して」

 

 

翔真は待機状態のストライクフリーダムを束に預ける。そしてその間の剣であるエクリプスを授かる。

 

 

「翔真……いや、君は今からシーくんと呼ぶよ」

 

「………」

 

「束さんからのお願いを聞いて。いっくんや箒ちゃん達を守ってあげてね」

 

「甘いな」

 

「……?」

 

「この学園の全員を守るさ」

 

「そっか。強いね、君は。君のフリーダムは必ず改修する。だから……それまでは死なないでよね」

 

 

束はそう告げると再び窓を開けて姿を消した。翔真は束の言葉を胸に就寝に着いた。

 

 

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