インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
IS学園で久々の平和な日々が続いてる頃……別の世界からやって来た2人の翔真とその仲間達は日本に来ていた。そして戸籍を偽装し、日本某所にあるマンションの1室を借りてこの世界の情報収集をメインに活動していた。
「どうやらこの世界だと、俺は有名人……いや、俺達と言った方がいいのか?」
「だな。時に俺自身よ」
「なんだ?」
「さすがにそれぞれ偽名を考えておいた方がいいかも。この世界には俺を含めて綾崎翔真が3人居るんだからさ」
「そうだな。なら俺はコードネームで呼んでくれよ。スノーホワイトで頼む」
「……なら俺は綾崎刹那と名乗るか」
篠ノ之束と共に来た翔真改め、スノーホワイトは自身をそう名乗る事にした。一方で美少女である”水原千鶴”と共に来た翔真は自身を刹那と名乗る事にした。一方でこちらの束も名前被りを考えて、名前を篠ノ之カナとして活動を開始していた。
「じゃあ、千鶴ちゃんはあっちのシーくんとは戦場でのパートナーみたいな関係性なんだ」
「ええ。時々無茶ばかりするから、こちらとしては大変よ。それで……織斑一夏君と箒ちゃん。貴方達はどうやってこちらに来たの?」
千鶴が視線を向ける。正面のソファーに座る一夏と箒。こちらの2人はこの世界の自分自身達とは違い、結婚していた。既に成人である2人はこの事態に冷静である。
「自分達はとある任務で敵を追っている最中、気付けばこの世界に居たんです。まあ幸いにも箒が一緒だから良かったでござるよ」
「ふふっ……私としては不思議な感じですね。自分達の世界とではこんなにも違うのかと驚くばかりです。でも、旦那様と一緒なら何処だって大丈夫ですもの」
まるで現代に生きる侍のような一夏と大和撫子でお嬢様のような口調の箒……カナは世界が違えば性格も変わるのかと納得する。そんな時に違う世界から来た一誠が割って入る。
「なあアンタ」
「なんでござるかな?兵藤一誠殿」
「堅苦しい口調は無くていいからよ、俺と戦ってくれ。アンタを最初見た時に感じたんだよ……只者じゃねぇって」
「……成る程。あまり戦いは好まない……しかし修業ならばお相手しよう」
「へっ。こいつはおもしれ……なら、お相手頼むぜ」
こちらの一誠はどうやら戦闘狂らしい……とにかく喧嘩だのバトルだのやりたい彼にとって、侍一夏はそれ相応の相手だと確信していた。そんな一誠をアーシアが止める。
「イッセーさん!そうやってまた人に迷惑掛けたら駄目ですよ!それに……もし、怪我でもしたら!」
「心配性だなアーシアは。大丈夫だ。別にマジでやる訳じゃないから安心しろ」
「もう……そう言ってよく怪我するじゃないですかァ!」
「ぐっ…」
こちらの一誠はアーシアには頭が上がらない様子。スノーホワイトと刹那を筆頭に並行世界組は静かに動く時を待つ。