インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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第3話「新たなる力と正義/忍び寄る影」

 

 

コカビエルの一件後、平穏な生活は終わりを迎えた。フリーダムの操縦者だとバレてしまった翔真はリアスを含むオカルト研究部や一誠に声を掛けられる事が多くなった。そして何よりあの聖剣事件以降、悪魔へ転生したゼノヴィアが編入して来た。

 

「てっ、なんで当たり前のようにいんのさ」

 

「ふふん。君に興味があるからさ」

 

「勘弁してくれよ」

 

「言っておこう翔真。何処に行こうと逃さないよ?」

 

「はぁ」

 

 

ゼノヴィアとの交流を機にオカルト研究部と関わりを持つ事になった翔真はそこから流れるように様々な事件に巻き込まれつつも、戦闘の中でフリーダムの操縦や戦い方などに馴れていき戦闘能力を発揮していた。しかし自身が急激に成長した事でフリーダムが動きに付いて来れない現象が現れた。ヴァーリを含む数々の強敵と戦う中でフリーダムにも限界が来ていたが、翔真は戦い続けた。そしてリアスや朱乃を含む上級生が卒業したタイミングで翔真はゼノヴィアと共にアザゼルに呼び出されていた。場所は校舎の屋上だ。

 

 

「翔真にゼノヴィア、よく来たな」

 

「アザゼルさん、用って?」

 

「ああ、前にフリーダムの点検をしたんだがフレームや所々ガタが来てたから新たにフリーダムを建造した」

 

「新しいフリーダム……じゃあ」

 

翔真の視線の先には黒い大きな布に隠された機体を見る。

 

「ゼノヴィア。確かお前は前に言ったな?翔真と共に戦いと」

 

「はい。翔真にこれ以上1人で戦わせない為に」

 

「なら、お前にもプレゼントだ!」

 

 

布が捲れる。姿を現したのは新たな力を備えた”ストライクフリーダム”とISコアと同じ力を持つアザゼル特製の”Dコア”を搭載した赤い翼を持つ”デスティニー”だった

 

「フリーダム……」

 

「私の機体……か」

 

「ストライクフリーダムとデスティニーだ。デスティニーの方は俺がコアを含めて一から造った代物だ。大事に扱えよ?」

 

フリーダムを一度解体し新たに建造したストライクフリーダムは”ドラグーンシステム”という遠隔操作兵装を装備している。デスティニーの方はアザゼルがコアを含めて一から造り上げたインフィニット•スーツ2号機。ゼノヴィアに合わせた武装を装備している。

 

 

「アザゼルさん、ありがとうございます」

 

「これは凄いな……翔真!早速機体を動かそうじゃないか!」

 

「待っててゼノヴィア!?一応OSの調整を済ませないと」

 

 

 

翔真はストライクフリーダムを纏う。そしてゼノヴィアもデスティニーを纏う。互いに蒼き翼と赤い翼を広げる。

 

「ストライクフリーダム、行きますっ!」

 

「ゼノヴィア•クァルタ、デスティニー出る!」

 

ストライクフリーダムとデスティニーが空を舞う。場所は変わり駒王町から離れた海上では黒いISが浮かんでいた。その黒いISの頭上に、この世界にはいないはずの人物がいた。

 

 

「うーん、見た感じ束さんの世界と変わんないやー。そうだと思わない?”リアス”ちゃん」

 

『並行世界が本当に存在するなんてね。だけど、元の世界に帰れるのよね?』

 

「大丈夫だよ!そこは心配しなくていいから、少し暴れようか……この束さんの最高傑作”ガウェイン”でね。操縦は頼むよん、リアスちゃん」

 

『ええ。スコール達にいい土産話が出来るわ』

 

 

黒いIS”ガウェイン”が束を抱えて海上を進む。ガウェインの操縦者は紅い髪の少女”リアス”。二人はそのまま突き進む。

 

 

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