インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼   作:どこかの超電磁砲

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第60話「それぞれの夏休み3」

 

 

「じゃじゃーん!ようこそ束さんラボへ!」

 

「3階物置きになってたのに…改造したのかよ」

 

「まあね」

 

 

一夏達に勉強を教え終わった翔真は束が3階を改造したラボに来ていた。シャルロットやゼノヴィアも来ており、中を見渡して驚いていた。

 

「そう言えば、シャルロットちゃんにゼノヴィアちゃん……君達にも借りがあったね。君達の機体も見てあげるよ」

 

「え…それって」

 

「どういう風の吹き回しだい?私はまだ君を信用した訳じゃない」

 

「君達にもクーちゃんの件で借りがあるからね。礼を兼ねて機体を整備してあげるんだよ」

 

「ゼノヴィア、折角だし整備に出そうよ。あの束さんがそこまで言うなら」

 

「……仕方ない。デスティニーの調整には手間取っていたんだ。なら頼めるかい?」

 

「任せたまえ!束さんが見るんだから大丈夫さ!」

 

 

シャルロットはラファールを、ゼノヴィアはデスティニーをそれぞれ束に預ける。部屋の片隅には改修中のストライクフリーダムが鎮座している。

 

「フリーダム……そういや束さん、クロエは?」

 

「クーちゃんには別件で外に出てもらってるんだよ。大丈夫、もしもの時の為に防犯グッズは持たせてるから。さあ君のエクリプスも見てあげようか」

 

「……分かりましたよ」

 

エクリプス、ラファール、デスティニーがそれぞれ出現する。束はコンソールパネルを操作しながら整備に入る。翔真達は束ラボを後にする。1階のリビングでは箒達や簪、朱乃が浴衣に身を包んでいた。

 

 

「あれ?皆浴衣姿だね」

 

「あら!シャルロットちゃんやゼノヴィアちゃんも着てみる?今日夏祭りがあるから皆で行こうって話になったのよ」

 

「分かりました!行こうゼノヴィア!」

 

「浴衣……あわよくば翔真をイチコロに……」

 

 

ゼノヴィアを連れてシャルロットも浴衣を着る為に奥の部屋へ入る。箒は赤、ラウラは白、鈴はピンクを基調とした浴衣を着ておりとても似合っていた。一夏はそんな箒達に見惚れていた。

 

 

「なんだ?いつものイケメンフェイスが台無しだな」

 

「おわ!?翔真居たのかよ!……いや、いつも制服姿しか見てなかったから、なんだか新鮮でさ」

 

「分かる。浴衣はいいもんだ」

 

「だよな!」

 

 

翔真と一夏はそこから浴衣について熱く語り合う。端から聞けばまあまあ引く内容ではあるが、箒達は珍しく自分達に興味津々の一夏にこれはイケると確信する。

 

「お待たせー!」

 

「翔真の母上が選んでくれた嗜好の一品だっ!」

 

シャルロットは黄色、ゼノヴィアは青を基調とした浴衣……翔真もまた頷きながら感心する。夏祭りに向けて翔真と一夏も準備に入る。

 






次回は一夏、箒メイン
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