インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
「見てくれ翔真っ!」
「はしゃぎ過ぎだぞ?」
デスティニーを纏うゼノヴィアは赤い翼を広げて光の翼を展開すると超加速で翔真を置き去りにする。やれやれと翔真は言わんばかりに機動兵装ウイングを広げてデスティニーに負けずに加速する。
「(凄い……フリーダムに比べて、操縦が軽い……性能もいい。さすがアザゼルさんだ……ストライクフリーダム、使いこなしてみせる!)」
翔真は2丁の高エネルギービームライフルを乱射。そしてデスティニーを抜いてスピードを上げる。フリーダムからバージョンアップしたストライクフリーダムの性能は翔真を驚かせる。翔真とゼノヴィアの二人は並んで飛行する。
「デスティニー……素晴らしいものだ!これなら、君に負担を掛けずに戦える」
「だけど無茶はしないでくれよ?」
「分かっているさ。君の足手まといになるつもりはないさ」
「そうか……ん?」
ゼノヴィアと話していると敵機接近を知らせるウインドが広く。しかしその反応を見て、翔真は驚く。
「なんだと……」
「どうしたんだい?」
「近くにISの反応がある……だが、この世界にISなんて…」
「っ!翔真避けるんだ!」
「なに!?」
赤黒いビームが迫る。翔真とゼノヴィアは回避……正面に黒いISが浮上していた。更にそのISの肩に乗っている人物は翔真も知る人物だった。
「あれー?なんでこの世界にISがあるのかなー?束さんの調べでは無かったけどな?」
「篠ノ之束!?嘘だろ!」
「翔真知ってるのかい?」
「ああ。ISを生み出した親……かな?」
翔真とゼノヴィアが警戒する中で黒いISは指先のワイヤー”スラッシュハーケン”を射出。二人は軽々とそれを交わすとビームライフルで牽制する。
「へぇ、束さんがやっと実現したビーム兵器を搭載してるのかー。ちょっと気に入らないね」
『どうするの?』
「軽く殺っちゃっていいよ。束さんの知らないISは破壊しなきゃね☆」
『分かったわ』
「頼むねリアスちゃん」
黒いIS……名をガウェイン。ガウェインはハドロン砲を放つ。翔真はそれを交わしてゼノヴィアは武装の一つであるアロンダイトを構える。
「アロンダイトの錆にしてやろう!」
「待てゼノヴィア!迂闊に動くな!」
ゼノヴィアはアロンダイトを構えて接近。ガウェインは距離を離しながらハドロン砲を放つ。ゼノヴィアは左手の甲からビームシールドを展開。ハドロン砲を防御して、アロンダイトを振り下ろす。
『っ!』
「なんなのあれ!ビームシールドって奴!?」
「悪いが、私とデスティニーの前ではそんな手は通用しないぞ!」
両肩に装備されたフラッシュエッジビームブーメランを投擲。ガウェインの飛行能力を奪うと翔真が近付く。
「篠ノ之束。アンタには聞きたい事がある……来てもらおうか」
「何処の誰かな?君なんて知らないよ……じゃあね」
束は懐からスイッチを取り出す。スイッチを押すとガウェインが発光する。
「ちぃ!」
「翔真っ…!」
光に呑まれる翔真にゼノヴィアが近付く。そしてガウェイン&束、翔真、ゼノヴィアがその場から姿を消した。
「っ……ここは……」
「さっきの黒い奴は何処に……」
翔真とゼノヴィアは海上に浮上していた。目の前にいたガウェインと束は姿を消していた。ゼノヴィアが辺りを見渡し、翔真は遠くにある建物を見て驚愕する。
「IS学園……だって…」
「どうかしたのかい?」
「まさか……帰って来たのか……この世界に……」
「帰って来た……まさか翔真……ここは」
「前に話したろ?俺が別世界から来たと。どうやら帰って来たらしいな……俺の世界に」
IS学園。忘れるはずもない………翔真はゼノヴィアを連れて帰って来たのだ。このIS世界に。
「翔真、近くに熱源だ!」
「なに……この熱源は……」
翔真とゼノヴィアに近付くIS。赤いエナジーウイングを広げた紅蓮のISが現れる。
『イレギュラーは排除します。ターゲット未確認IS、……塔城小猫、目標を破壊します』
「次から次へと!ゼノヴィアっ!」
「援護は任せたまえ!」
翔真はシュペールラケルタビームサーベルを二本抜刀し、ゼノヴィアは再びアロンダイトを構える。