インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
夏休みをそれぞれ謳歌していた翔真達。しかし世界各国では戦力を拡大した亡国機業が奇襲を仕掛けていた。もちろん日本も例外ではなかった。ゼロ率いる亡国機業の次の目標は日本とis学園だった。is学園では今日から二学期が始まろうとしていた。始業式に出席している翔真は朝から不穏な気配を感じていた。
「(……この感じ……一体何だ?)」
(どうかしたのか?相棒)
「(ここ最近妙な胸騒ぎがしてな。何も起きなければいいが……)」
翔真がアルビオンと話していると突然アリーナが揺れる。そして空から降り注ぐビームの雨が学園を破壊する。女子生徒達が悲鳴を上げる中で、翔真が外へ出る。上空には見た事のない全身装甲型の量産isが見下ろしていた。
「翔真っ!」
「一誠達は皆を頼むっ!」
始業式の途中で敵襲。一誠達オカルト研究部は女子生徒達の避難を始める。翔真はエクリプスを纏い空へ上がる。そして腰部に装備されたビームライフルジンライからビームサーベルを抜刀する。
「翔真っ!俺達も!」
「皆さん、行きますわよ!」
一夏、セシリアを始め鈴達も加勢する。シャルロット、ゼノヴィア、簪も機体を纏い戦いに加勢する。翔真は武装などを破壊して敵機を行動不能に陥れる。
「っ!亡国機業かっ!」
『見つけたわよ、綾崎翔真……いえ、フリーダム!』
「あの機体は!?」
翔真の前に現れたのは紅蓮聖天八極式。赤いエナジーウイングを広げた紅蓮が迫る中で、翔真はストライカーパックシステムでソードストライカーを装備する。
『小猫とゼノヴィアの仇、取らせてもらうわよ』
「手強い奴かっ!」
紅蓮が高速で移動。翔真は実体剣であるシュベルトゲベールを構えて紅蓮の猛攻を防ぐ。同時に紅蓮を操る操縦者の正体に気付く。
「リアスさん……なんでこう、そっくりさんばっかり!」
『はああァァァァァァ!!』
「いい加減しつこいんだよ!もう俺達を放っておいてくれぇぇぇ!!!」
ロケットアンカー パンツァーアイゼンを飛ばすが、亡国のリアスはそれを弾くと右腕のクローを展開して近付く。
「くっそォォォォォ!!」
『いくら叫ぼうと!!』
翔真と亡国のリアスがぶつかる中で、ゼノヴィアはデスティニーで迫り来る敵機を撃墜してゆく。アロンダイトを振り上げて、機体を半壊させてゆく。
「くっ!なかなかの数だね……翔真は!」
『貴女の相手は私よ!』
「っ!」
地面から現れた金色のis ゴールデンドーン。操縦者はスコール•ミューゼル。スコールはゼノヴィアに狙いを定めるとプロミネンスを駆使して近付く。
「学園の平和を乱すならば!」
『成る程ね。けど貴女は私の知るゼノヴィアではない!私ばかりに集中してると、愛しの彼が大変な事になるわよ?』
「なに……っ!翔真ァ!」
ゼノヴィアの視線の先には亡国のリアスを含めた戦闘部隊が翔真を囲んでいた。数は増えて50の量産型isが一斉に砲撃する。
『どう?私達が開発したウィンダム、ダガーLは。あの子達は無人機なの。どういう意味か分かるでしょ?』
「っ!君達は!」
「ゼノヴィア!」
「シャルロットか!」
シャルロットがスコールにアサルトライフルを発砲。その隙にゼノヴィアとシャルロットは翔真の元へ急ぐ。一方で一夏はある人物と対等していた。
「織斑…マドカっ!」
『今日こそは殺してやるぞ。貴様をなァァァ!!』
「もう止めろ!こんな事したってどうなる!」
一夏はサイレントゼフィルスを纏うマドカに迫る。セシリア、鈴、ラウラがウィンダムやダガーLの対処に追われる中で箒は紅椿を展開しようとしていたが、機体は何も反応を示さない。
「何故だ……何故反応しない!お願いだ紅椿!私も!皆を!」
反応しない紅椿……箒が焦りを感じて何度も起動を試みるが機体は起動すらしない。そんな時だ……箒の脳内に声が響く。
『君はもうこれ以上縋っちゃいけない。私にも、束姉さんにも。君はただ彼の隣に立ちたいから私を使ってるだけ』
「違う!私は……」
『全てを終わらせよう。今の私なら』
箒の意識は消える。やがて箒だった少女はポニーテールを解くと紅椿を展開する。