インフィニット•ストラトス D×D世界から帰還する自由の翼 作:どこかの超電磁砲
翔真は黒いisを纏う少女により助けられた。しかし撃墜されたダメージは酷く安静にしなければならかった。だが亡国機業によりシャルロットが連れて行かれた事で翔真は助けに行く為に抜け出そうとしていた。
「翔真行くな!まだ君は安静にしないと!」
「翔真君…!落ち着いて…」
「離してくれよ…ゼノヴィア、朱乃さん…行かなくちゃ!シャルロットが!シャルロットがっ!」
「翔真…」
ゼノヴィアと朱乃の制止を振り切り、痛みが走る身体を起き上がらせた翔真はシャルロットの元へ行こうとしていた。傷だらけの翔真の姿を簪は見ている事しか出来なかった。
「気持ちは分かる。だが今君には機体がないじゃないか!」
「シャルロットを救いに行くなら打鉄で…!」
「やれやれ。動揺する自分を見るのは嫌な気分だな」
「っ!お前は!」
部屋の扉が開く。入って来たのは綾崎刹那改め翔真2と水原千鶴だった。翔真2はやれやれと言わんばかりに翔真の前に立つ。そして鈴やラウラも翔真の見舞いに訪れる。
「たく。そうやって先走ったら無駄死するだけだぞ」
「うるさい!退けよ…今はお前に構ってる暇は!」
「少しは話を聞け」
翔真2が手を伸ばすが翔真はそれを払い除ける。
「部外者は引っ込んでろよっ!これは俺の…『ふん!』がっ!」
「翔真…!」
「待って」
翔真2はそれでも行こうとする翔真を殴る。ゼノヴィアが駆け寄ろうとしたが千鶴に止められる。
「ゼノヴィアさん、今は待って」
「しかし…」
「貴女達の翔真は頭に血が昇って周りが見えてない。ここは一度頭を冷やしてもらうわ」
千鶴とゼノヴィア達は翔真達を見守る。
「何しやがる!」
「そんな状態でお前に何が出来るっ!お前には仲間が居るだろ。何故頼ろうとしない、何故一人で動こうとする?」
「ゼロや今の亡国機業は強い。俺は皆を巻き込まみたくない。だから!」
「はっ。一人でカッコつけてヒーロー気取りか?」
「何っ!」
「お前の本心はこうじゃないのか?俺は強いから全て片付けられるって」
「うるさいっ!」
翔真が殴り掛かる。翔真2はそれを交わすとアッパーやブローをお見舞いする。
「勘違いするなよ。お前なんて一人じゃ何も出来ない!一人で突っ走した結果これか?お笑いだな!」
「くっ…!仕方ないだろ…皆弱いから…!」
「巫山戯んな!そうやって一人で背負い込んでヒーローになったつもりか!?…かつては俺もそうだった」
「……」
「ガンダム……それさえあれば何でもやれる気がした。でも結局力を持って暴走して俺は…千鶴や束を傷付けた」
翔真2は千鶴に視線を向ける。そんな翔真2に千鶴は微笑む。それを見た翔真2は翔真に手を差し伸べる。
「仲間の存在はありがたいもんだ。だからよ、一緒に取り戻しに行こう。シャルロットちゃんをな」
「……お前」
「まあシャルロットちゃんに関しては心配するな。今亡国機業に翔真3が行ってるはずだ。だからお前は安静にしてろよ」
翔真2がそう言うとゼノヴィア、朱乃、簪、鈴、ラウラも口を開く。
「翔真、君の足手まといにはならない。それにあの時誓った。君の剣になると」
「だから今は安静に。その後また考えたらいいのよ?」
「大丈夫だよ翔真。皆居るから」
「全く、仕方ないわね。アタシ達だって代表候補生よ?少しは信用しなさいよね」
「シャルロットが心配なのは分かる。だが今は十分に休め」
「……皆……ありがとう」
翔真は翔真2の手を取り立ち上がる。翔真はふらつきながらも部屋を出る。
「何処に行くつもり?」
「……あの馬鹿……一夏の見舞いに行きます。大丈夫。勝手に何処にも行きませんから」
千鶴にそう返した翔真は一夏の元へ向かう。