ダジャレとホットドッグを愛する気怠げな少女の物語
是非、お楽しみください
「よう 忙しそうでなによりだな」
「調子どうだ? ユウカ」
「誰かさんがセミナーを辞めなければ、もう少しマシでしたよ…」
セミナー会計、早瀬ユウカは大きなため息と共にそう零す
「へへへ あんまり根を詰めすぎるなよ"骨が折れるぜ"」ツクテーン
「来てくれたならそんなこと言わないで手伝ってください」
「はいはい、そういえばノアはどうした? あと1年のコユキとやらも…というかリオもいないのか」
「先輩がふらついてる間にいろいろあったんです。例のアリスちゃんの件ですよ」
数日前、謎の機械少女"天童アリス"を巡った大事件が起きたのだが、それすらこの先輩は知らないようだ
「あぁ あれね、確かあの先生も活躍したとか あれでもかなりの切れ者みたいだしな」
「先輩は今まで何してたんですか?」
「へへ 話すと長くなるぜ」
「簡単に言えば仕事してたんだ。キヴォトス中を巻き込んだ大事業をな」
ユウカが息を呑む
「それはズバリ…」
「ホットドッグだ」
ユウカは椅子から転げ落ちた
そこそこ前…
「成程、シャーレ前で屋台…というかキッチンカーで商売がしたいと」
「えぇ、趣味で作ったホットドッグが好評でして。ミレニアムだけでは勿体ないと言われたので、小遣い稼ぎも兼ねて多くの生徒が集うこのシャーレで販売させていただきたく思います。」
「全然構わないよ、むしろ私もたまに買いに行こうかな」
笑顔で頷く中性的…というか正体不明の"ニンゲン"
彼?が先日赴任したという先生だ
(まだ、初対面だし何ともだが"悪い大人"って感じじゃないな。 ユウカも気に入るわけだ)
「ありがとうございます。では明日から販売開始しますね。 是非、生徒さんにも勧めておいてください。"シャーレ"のお墨付きをいただければ今度も安泰です」
「うん、楽しみにしてるね。それと、無理に敬語じゃなくてもいいよ 君は見たところかなり"大人"だしね」
(前言撤回だ。いや、別に悪いわけではないがウソはつけなさそうだ)
「へへへ じゃあ、今度もご贔屓に頼むぜ、先生」
「うん、何か困ったことがあったら言ってね」
「これがすべての始まりだ ここからウチのキヴォトス総ホットドッグ計画が始まっていく」
「様々な自治区に赴き、ホットドッグの魅力を伝え、関係を築いていくんだ」
「イケてるだろ?」
「思ったより…普通ですね…?」
「というか! 今まで行方が知れなかったのって…?」
「いろんな自治区で売ってたからな この辺で会うことはないだろ」
ユウカは本日二度目の大きなため息を吐いた
サンズ風生徒が書きたくて書いてみました
今のところ他のアンテ風キャラを出す予定はないです