無垢の神による青春漫遊記 作:バグみたいに鬼畜なTRPG
どうも先生です!
今日はとある子がこのキヴォトスの学校に見学しに来るらしいんだけど
そろそろ1時間くらい約束の時間からすぎるんだよね……
名前は、そう「一式氷鞠」さんだったかな
学校見学の連絡がなぜ私に来たかっていうと
「彼女のキヴォトスにやってくる理由があまりにもこちらで処理できるものではありませんので、」
って理由が書類と一緒にリンちゃんから送られてきたからなんだよね、
正直あまりに怖くてまだ書類に目を通せていないんだけど、そこまで重たい理由ではないでしょ!
そういえばリンちゃんの手紙には「保護者の男性も同伴で来られるとのことです」って書いてあったけれどキヴォトスで生身の男性を見るのは久しぶりだからな~今から楽しみだ!
──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
「おいおい氷鞠ちゃん、さすがに大幅な遅刻したからってこんな飛び込み方する必要はないだろよ」
「うぅ……だって遅れそうなら、できるだけ早く行ってすぐに謝るべきだって女神さんが言ったんじゃないですか!」
「それでも窓突き破って入るのは常識外れだぜ?」
「あうぅその節はご迷惑をおかけしました……」
「仮にこの奥で目覚めてる人間が目覚めなかったら輸血パックが増えることになるかもな……」
「ちょっと女神さん! 三上さんがいないからって駄目ですよ!」
「おっそろそろ目覚めそうだぞ」
「ちくわ大明神」
「ちょっと話そらさないでください!」
"あの.君が氷鞠であってるんだよね? ……うわっ名にこの窓‼君がやったの?! "
「あぁ……やっぱりよくない……ですよね?」
「大丈夫よ氷鞠ちゃんいざとなったら私が法廷で味方してあげるから」
「女神さんまで!」
"とりあえず窓の処理は後にして自己紹介をしようか”
”私は先生、連邦捜査部S.C.H.A.L.Eの先生だよ”
「これはご丁寧にどうも私は殺戮の女神こう見えて立派な医者だ。好きな言葉は医療過誤嫌いな言葉は有罪判決です。そんでこっちが氷鞠ちゃんだ」
「氷鞠です。よろしくお願いします」
(なんかリンちゃんから特殊な事情がありそうなことを言われていた割にはまともだな……)
”それでだけど君が今度トリニティ総合学院に学校見学に行こうとしている一式氷鞠さん出会ってるんだよね? ”
「あっはい! 一回学校の方に連絡したんですけどなぜかこちらに来るように言われて……」
「一応事情があるって聞いてるんだけど聞いてもいいかな?」
「はい、長くなりますがいいですか?」
「いやこれ以上は私に語らせてもらおうか保護者枠として、な」
──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
”まずはその失礼なようだけどその保護者枠っていうのは…あなたは氷鞠さんの保護者の代理としてきたの?”
「ああ、おおよそはその認識であっているぞ。ただこの子には親がいない」
”?!”
「まぁ、ふつうはそんな反応にはなるだろうが、これから彼女の特異性を語るときにこれが比じゃないくらいの驚愕が待っているぞ」
「とりあえず彼女の親についてだが育て親として今は私とは別の二人の家で済んでいるからそこまで深くなる必要はないぞ」
”そうなんだそれならひとまずは安心…かな?”
「彼女は近頃まで学校に通えていなくてなそれを我々が保護して学校に通わせている形になるな」
「それでだな彼女が普通の人間でないことはすでに理解のうちだろう」
「ただそれだけでは須増しづらいだろうが、、、ちょっと氷鞠、触手って見せられる?・・・・・氷鞠ちゃん?」
「はい!見せれますよ」触手だば~
”本当にあるの?なんか見づらい、、、というかぼやけているようにしか見えないんだけど”
「あ~そりゃそうか氷鞠ちゃんあの玉虫色の触手にして出せないの?」
「それは、、、多分できないです。」
「それじゃあ触手でそこの先生持ち上げてみたら?大丈夫いざとなったら輸血パックにするから」
”ちょっと待って輸血パックにするって何?!”
「ほらそんな細かいことは気にしないでほら氷鞠ちゃん見せてやりなさい」
「はい、えっと…これでいいですか?」
センセイモチアゲー
" "
「よしこれで理解できたなそれじゃあ話を続けるぞ」
「まず先生、あなたは虚空神話という会社を知っているか?」
「知らなくても口を挟まず聞いてくれ」
「まず健常な高校生一式若葉がいた。彼女はとある会社を立ち上げある孤島へと来ることとなった。そして一人のガチレズに付きまとわれるようになり、1年後には+1人とシェアハウスをすることになったそうだ。そして唐突にシェアハウスは終わりを迎え、一式若葉は行方をくらませた。この時にはもう高校も卒業しており独り立ちの年齢的にはまったくもって問題はなかったのだが。それでも心配するはいた。まぁこの行方をくらませている間に氷鞠と出会って共に過ごしていたらしいがな」
「お察しお通りだろうが虚空神話とは一式若葉の高校時代に立ち上げた会社であり、立ち上げたその目的は彼女自身が神になることだった」
「その神になるための手段として若葉は意識の入れ替えという魔法を利用して神の意識を肉体に入れようとしたんだ」
「その神の意識、、、私たちは人格に宿る神と呼称した。」
「端的に言ってしまえば氷鞠は」
若葉によって人格に宿る神を移すための器でしかなかった
「ってことだ」
「しかし勘違いするなよ?」
「若葉だってしっかりと氷鞠に対して愛情を注いでいたさ、でなけりゃ今氷鞠が生きてることがあり得ないからな」
「そして先生、あ、もうしゃべっていいぞ、あなたは今こう思ったことだろう。なぜ氷鞠がそんな人格を宿したか。」
「正直そこの説明は面倒だから割愛させてもらう。それこそ夜なべして語らなくちゃならなくなるからな」
そしてそんな氷鞠のその命を奪わんとする虚空神話と俺たちの間での争いが起きた。
そして一式若葉、及び人格に宿る神の死亡をもってこの争いは終結した
「と、まぁかなり端折ったがこれが氷鞠の過去だ。こんな話、誰にしても信用してくれないし、中2以前の記録もないしでいろんなところから拒否られてきたんだな」
”なるほど、、、”
「そんなわけで氷鞠ちゃんがほかの人となじむにはキヴォトスが都合いいってなってきたわけ」
”なるほどね、、、とりあえず氷鞠さんはどうしてキヴォトスの中でもトリニティを選んだの?”
「ええと網玉さんとラウさん…同居してるふたりの負担になりたくないというのもそうなんですけど、他のみんなからゲヘナはやめとけって言われて…それならトリニティに行くのがいいかなって」
"なるほどね…とりあえず私の方からは不明な点も無くなったし、問題は無いと思うよ"
"ただ、まだ卒業までに時間はあるだろうからトリニティに縛らず他の学園も見るのはどうかな?"
"私としてはやっぱり可能性は広く見て貰いたいからね"
続くか続かないかはいつかの自分が決めることなのだ…