途中で視点が入れ替わります
人間、時には寝坊をしてしまうことだってある。
今日、僕は寝坊をしてしまった。
まあ、それだけならごく普通のことだ。
だが、今日はタイミングが悪かった。
今日、起きたのはマルナナヨンマル。一時間半以上の寝坊だ。
ベットの隣には、私服姿の初月がいた。初月は、顔をしかめていた。
アア…オワッタ…!ばちくそに怒られるやつだ。
そう思ったが、初月は意外にもほとんど怒らなかった。
初月「まったく…どうしてこういうときに限って寝坊してしまうんだ…」
初月「お前が全然起きてこないから、心配したんだぞ。」
提督「面目ない」
初月「まあいい。それで、予定には間に合うのか?」
提督「一応、間に合う…はず」
初月「なら、急いで支度するぞ。」
提督「あい」
急いで準備をして、慌てて鎮守府を出た。
港には、20分くらい前についた。
フェリーには、無事?乗ることができた。
その後、一時間ほどフェリーに揺られて、目的地の港に到着した。
************************
フェリーを降ると、提督がお手洗いに行きたいというから、待合室で待つことにした。
提督「お待たせ」
初月「ああ、提督。ずいぶん遅かったな。」
提督「トイレが混んでてね。」
初月「まあいい。これからどうするんだ?」
提督「駅まで歩いて、そこから電車に乗って市街地のほうまで行きます!」
初月「電車に乗るのか。よし、じゃあ行こうか。」
提督「うん、そうだね」
初月「そういえば提督、昼飯はどこで食べるんだ?」
提督「市内においしい鯛めしの店があるらしいから、そこで食べようかな、と」
初月「鯛めしって、なんだ?」
提督「ご飯の上に鯛を乗せたやつ、じゃないかな?」
初月「なんでお前が把握していないんだ…」
提督「ここ…だな…」
初月「まだ11時過ぎなのに、すごい並んでるな…」
提督「どうする?並ぶか?」
初月「まあ、これくらいの列なら並ぼう。」
提督「分かった。」
***提督にスイッチ***
初月「いやあ…おいしかったな。腹いっぱいだ。並んだだけの価値はあった。」キラキラ
提督(ちょっと食べすぎた…)
提督「まあ、初月が喜んでくれて何よりだよ。」…ウップ
初月「で、この後はどうするんだ?」
提督「近くに城があるから、そこに行って、その後宿に向かう予定。」
初月「城まではどれくらいかかるんだ?」
提督「歩いて数十分ってところかな」
初月「分かった、じゃあ行こうか。」
初月「うわぁ…すごいいい景色だな!」
提督「こんな眺めがいいなんて、思わなかったよ。」
初月「あっ!あれ、瀬戸内海じゃないか?」
提督「どれどれ…?ああ、確かにそうだな。」
初月「フェリーも見えるな!」
提督(初月がはしゃいでて、すごくかわいい)
提督(さて、この後はどうしようか…土産は最後の日で良いしな…)
提督(もう時間も時間だし、このまま宿に行くか。)
初月「提督、そろそろ降りるか?」
初月「…提督?」
提督「ああ、ごめんごめん。降りようか。」
その後、僕たちはそのまま宿に向かった。
初月「ここが宿か?」
提督「ああ、そうらしいな」
初月「すごいな…」
受付を済ませ、色々な説明を受けた後、部屋へ向かった。
仲居「こちらが、お部屋になります」
初月「二階建てのように見えるが…」
仲居「はい、こちらのお部屋は二階建てとなっております」
仲居「まず右に曲がりますと、収納や流し台、お手洗いに和室がございます」
仲居「また、流し台の先をまっすぐ行っていただきますと、露天風呂がございます」
初月「風呂がついているのか!?」
仲居「はい、左様でございます」ニコッ
提督「二階は何があるんですか?」
仲居「二階には、寝室とテラスがございます」
仲居「テレビやクローゼットも寝室に備え付けております。」
仲居「ご夕食のお時間まで、ごゆっくりとお過ごしください。」
仲居「それでは、失礼いたします。」
提督「ありがとうございました。」
提督「ふぅ…」
初月「なんだか疲れたな…」
提督「お風呂、入るか?」
初月「ああ、そうしようかな」
提督「じゃあ、僕は上にいるね」
初月「ああ、分かった。」
初月「提督、上がったぞ」
提督「おお、そうか…」
提督(っておいおい可愛すぎだろ!)
提督(私服の初月も可愛かったけど、浴衣はもっと可愛い!)
提督(異常なまでの可愛さ!)
提督(おまけに髪が濡れててすごい色っぽい!)
初月「…提督?」
提督「ああ、すまん。ちょっと…考え事をしてた」
初月「まったく…夕飯の時間になってしまうぞ?」
提督「ああ、急いで入るよ」
***初月にスイッチ***
その後15分くらいで提督が戻ってきた。
ちょうど夕飯の時間になったので、会場に向かった。
会場に向かったら、先ほどとは別の仲居さんが、中庭にある個室に案内してくれた。
どうやら、提督が予約していたらしい。
初月「お前、こんな場所を予約してたとはな。驚いたぞ」
提督「はは、まあせっかくだから、ね。個室があるなら個室の方がいいじゃん」
初月「まあ、それはそうだが…」
大根の汁物、鯛の姿造り、和牛のステーキ、鯛めしに〆のフルーツと、料理を堪能した。
世の中にはこんなにおいしい料理があるのか、と感動してしまった。
姉さんたちにも、いつか食べさせてやりたいと思った。
その後部屋に戻り、もう一度風呂に入ったら、提督はすでに寝ていた。
僕も疲れていたのか、すぐに寝てしまった。
1日目 終わり
2日目のネタが思いつかないので、更新はしばらく後になります