初月と提督   作:Bataillon

7 / 8
旅行シリーズは気が乗るまでお休みします…すみません


鎮守府にて

 

 

提督「遅いな…」

 

 

初月が買い出しに行ってから、もう4時間くらい経っただろうか

 

もう空は茜色に染まり始めていた。

 

何かトラブルがあったのだろうか…

 

 

あれから更に1時間ほど経った。

 

未だに初月は帰ってきていない。

 

 

提督「流石にこれはおかしいな…」

 

カチャ

 

トゥルルル…トゥル

 

警備『こちら詰所』

 

提督「提督だが、昼ごろに出て行った艦娘は戻って来ていないか?」

 

警備『昼頃に出て行った艦娘…?』

 

提督「ほら、黒髪の…」

 

警備『ああ、あの娘ですか。そう言えば、まだ戻ってきていないですね』

 

提督「そうか…分かった、ありがとう」

 

カチャ

 

提督「ふむ、これは困ったことになったぞ…」

 

提督「取り敢えず、位置情報を確認してみるか」

 

提督「…え?」

 

 

なんと、鎮守府を遠く離れて、三次の方にいたのだ。

 

最悪の事態が起こってしまった。

 

初月は、何者かによって誘拐されてしまったようだ。

 

 

提督「なんてことだ…」

 

提督「すぐに救出計画を立案しなければ…」

 

カチ

 

提督「緊急連絡、緊急連絡」

 

提督「警備司令官並びにS特指揮官は直ちに提督執務室に集合せよ。連絡以上。」

 

カチ

 

提督「ふう…」

 

 

  ********************  

 

 

提督「では、これより鎮守府各要員に連絡を実施する。」

 

提督「警戒配備発令中は、鎮守府及び周辺海域の警備に関する全権限を貴官に委任する。」

 

警備司令「はっ、了解しました」

 

提督「指揮官、貴官は先に中庭に行っておいてくれ。」

 

S特指揮官「了解」

 

 

提督「よし…」

 

カチ

 

提督「S特A中隊に連絡する。」

 

提督「非常呼集。繰り返す、非常呼集。」

 

提督「10分以内に中庭に集合し、各分隊毎に整列して待機せよ」

 

提督「続いて、艦隊各艦に連絡する。」

 

提督「現時刻をもって、第二種警戒配備を発令する。」

 

提督「各艦は所定の計画に従い、迅速に行動せよ。」

 

提督「なお、発令期間は解除を令するまでとする。以上。」

 

カチ

 

 

  ********************  

 

 

提督「よし、皆集まったな。緊急の任務だ。」

 

提督「どうやら、我が艦隊の艦娘が何者かによって誘拐されてしまったようだ。」

 

提督「よって我々は、誘拐者の拠点に対し夜襲をかける。」

 

提督「4機のチヌークに分乗する。小隊毎に乗機せよ。」

 

提督「目標地点に到達後降機し、迅速に制圧、救出する。」

 

提督「敵に少しでも抵抗の意思がありそうなら直ぐに射殺しろ。艦娘のいる部屋にいる奴のみ生け捕りにしろ。」

 

提督「疑問点のあるものはいるか?」

 

兵士「敵の兵数や装備は判明しているんですか?」

 

提督「いや、不明だ。だが、烏合の衆であることは間違いない」

 

提督「他に質問があるやつは?」

 

兵士「なぜ1コ中隊もの兵力を投入するんです?」

 

提督「念の為だ。」

 

提督「他にはいるか?」

 

提督「いないな?よし、15分後に出発する。各自、装備の点検をしておけ。」

 

提督「小便がしたい奴はすぐに行って来い。今夜は長い夜になるぞ…」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。