フリーウェイチェイス!-神奈川県警・第一交通機動隊- 作:新庄雄太郎
萩原と猿渡は、今日は覆面パトカーの受け持つ。
交通機動隊の覆面パトカーは、日産・セドリック、トヨタ・クラウン等、萩原と猿渡が乗るのはクラウンである。
二人が乗った、覆面クラウンは国道を通っていた。
と、その時だった。
「あっ、あの車ちょっと怪しいなぁ。」
「よしっ、停車させよう。」
萩原は、マイクで紺のA33セフィーロを停車させた。
「すいません第一交通機動隊ですけど、ちょっとよろしいですか?。」
「はい、何でしょうか。」
「これ違反ですよ、携帯電話使用です。」
と、猿渡が言った。
「すいません、大事な用事で電話していたんですよ。」
「それで、電話していたんですね。」
「はい。」
萩原は、セフィーロの男の免許証を見せてもらい、交通切符を作成した。
「これは去年の6月ですか、あのー改正されましてね、厳しくなって違反になるんです。」
運転中の携帯電話は、明らかな交通違反である。
携帯電話使用等 点数 1点 反則金 9千円
「そうですか、それは知らなかったな。」
「はい、この日まで反則金を収めてくださいね。」
と、萩原は切符を渡した。
そして、1つの交通違反を終えてまた街を徘徊した。
と、その時だった。
一時停止をせずに無視して、左折していった。
猿渡は、ボタンで赤ランプを出して、サイレンを鳴らし、銀色のフェアレディzを追いかけた。
「そこのフェアレディ、直ちに止まりなさい。」
と、Zは路肩に停車した。
「ん、何だあの女は。」
「神奈川県警交通機動隊よ、免許証見せて。」
「おいっ、俺が何をしたって言うのか?。」
「一時不停止違反だ。」
と、猿渡は言った。
「わかったよ、はいっ。」
と、男は免許証を見せた。
「この交差点は、事故がとても多いので気を付けてくださいね。」
「はいっ、すいませんでした。」
指定場所一時不停止 点数2点 反則金 7000円
と、萩原は切符を切った。
一時不停止も重大が交通事故の原因になる、交通違反である。
午後14時35分ごろ、友人と一緒に下校していた時の事だった。
そこへ、1台の青いスポーツカーがやって来た。男はその女子高生に声を掛けた。
「おい、そこのお嬢さん。」
「何。」
「ねぇ、俺とどっか遊びに行かないか。」
「えっ、どこへ行くの。」
「まぁ、俺の車に乗んなよ。」
と、2人の女子高生は青いスポーツカーに乗せて貰った。
赤いスポーツカーは、そのまま走り去っていった、一体どこまで行くのだろうか。
「うそよ。」
「本当、俺たちは成人だぜ。」
「なっ。」
そして、1人女は何かにピン!と気づいたのだ。
「はっ、この男は。」
何と、その男は事件で捜査している女子高生と女子大生を狙う犯人に似ていたのだ。
そこへ、1本の無線が入った。
「あっ。」
「例の事件ね。」
「確か、赤いスポーツカーに乗った拉致事件か。」
と、猿渡はメモをした。
「それで、逃走車の特徴は。」
「えーと、車は赤のマツダ・RX-7、ナンバーは品川・330のたの66-85。」
「了解、直ちに追跡します。」
「あっ、あれだ。」
そして、萩原と猿渡の覆面クラウンは赤いFDを発見し、追跡をした。
「くそー。」
と、赤いFDに乗った男は猛スピードを上げて振り切ろうとした。
ところが、この先は道路工事で行き止まりだった。
「うわっ。」
萩原と猿渡は、赤いFDに乗り込み犯人を制圧した。
次回は、壮絶なカーチェイスになるのだ。
ご期待ください