私らの剛欲同盟   作:鮭ノ神

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剛欲同盟

事の始まりは中国、軽慶市。『発光する赤児が産まれた』というニュースだった。

以降各地で「超常」は発見され、いつしか「超常」は「日常」に!「架空(ゆめ)」は「現実」となった!

世界総人口の約八割が何らかの「特異体質」である現在、個性を悪用する(ヴィラン)により混乱渦巻く世の中で、かつて誰もが空想し憧れた一つの職業が、脚光を浴びていた。そう、「ヒーロー」と呼ばれる職業である!

 

 

 


 

 

 

「はぁ~~…」

 

とあるビルの一室で彼女はだるそうに溜息をついた。

彼女の頭は白色のもこもこ髪が特徴的なセミロングであり、青いリボンを巻いた真っ赤な羊のツノを二本生やしている。

近くの壁には比較的小柄な彼女の背丈よりも大きい銀色の先割れスプーンが立てかかっていた。

 

両足を机の上にドカッと乗せ、腕を後頭部あたりで組み天井を眺めている。

 

「尤魔ちゃん!ただいまです!」

 

すると、まあまあ大きい音を立てて扉が開かれた。入ってきたのは八重歯が特徴的な茶髪の笑みを浮かべた少女と薄緑のダボッとしたTシャツを着た紫髪の爬虫類ような質感の一本角と長い尾を持っている猫背の少女だった。二人はどちらもパンパンに詰まったビニールの買い物袋を両手に持っている。

 

「あ~~…お帰り。それはいつものとこ置いといてくれ」

 

「はーい!」

 

「はいっす~」

 

そう返事して、二人の少女は部屋から出ていく。二人が部屋から出ていくと一人残った少女は再び溜息をついた。

 

 

 

数分後、一室に二人が戻ってきた。

 

そして“尤魔"と呼ばれていた少女の元へとやってきた。

 

「どうしたんです?そんな思い詰めた顔の尤魔ちゃん初めて見たのです」

 

「ん?あ~…そう見えるか~…」

 

茶髪の少女…『渡我被身子』にそう問われ、椅子に座っていた彼女…『饕餮尤魔』は思い詰めた様子で答えた。

 

「それはこれ関連っすか?」

 

紫髪の少女…『天火人ちやり』が尤魔の足の近くにあった書類を手に取る。

 

その書類の差出人は…かの有名なヒーロー育成学校【国立雄英高等学校】である。

 

「…まぁそうだな」

 

「なんでうちに?」

 

「おおかた饕餮の個性か()()の所有権についてっすよ」

 

「まぁそう言うこったろうな…これだから…」

尤魔はめんどくさそうに頭を掻いた。

 

「あれ?そういえば雄英って…」

 

「饕餮の元カノがいるところっすね」

 

「元カノじゃない」

 

それを聞いていた渡我が読んでいた書類を饕餮に見せながら言った

 

「じゃあ行きましょうよ雄英!よく見たら待遇も悪くないみたいなのです!」

 

「本当っすか~?ん~っと何々…〔学食無料〕に〔二年ヒーロー科への編入〕に…好待遇じゃないっすか」

 

ちやりがそれを覗き込みながら言う

 

「だがその代わりにお前ら二人も雄英に行くことになるぞ?」

 

「…本当っすか、ま、別に私は良いっすけどね~」

 

「トガも同じくです!」

 

「…わぁ~ったよ、こいつは私が処理しとく。とりあえず飯だ飯、こちとら腹減ってんだ」

 

そういって三人は部屋から出て行った

 

 

 

 

これは『剛欲同盟』が繰り広げる剛欲なヒーローアカデミアライフである!

 

 

 

 

 

 




書いちまった…

頑張りまぁす!!!
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