人から馬になってウマ娘になってた。   作:意地があんだよ男の子には!

8 / 13

さ、サブタイが思いつかない……!
あと数話ほど出してトレセン編ですかね……(長いな)
因みに、今回は歯止めがわからずに結構ぶつっと切ってます。すみません。


8話!

 

転生馬生終えたら次ウマ娘だったpart46

 

 

 

 

 

 

 

423:人で馬でウマ娘

ということでだ。勉強頑張らないとマズイ!!

 

424:名無しの転生者

 

425:名無しの転生者

 

426:名無しの転生者

ちゃんとやっとけよ

 

427:名無しの転生者

やった結果がこれなんじゃ?

 

428:名無しの転生者

報酬よこせー!

 

429:人で馬でウマ娘

安価でもやるか?

 

430:名無しの転生者

おし、話が早いな。

 

431:名無しの転生者

早く早くー!

 

432:名無しの転生者

待て待て、お題が決まってない。重要なところを安価させないと意味が無いだろ

 

433:名無しの転生者

じゃあクラシック期をどうするか決めるか?

 

434:名無しの転生者

それはやり過ぎでは?

 

435:名無しの転生者

人の心案件

 

436:名無しの転生者

最も熱い時期を安価で決めるとかサイテー

 

437:名無しの転生者

イッチはどうなん?

 

438:名無しの転生者

クラシックはやっぱ三冠でしょ

 

439:人で馬でウマ娘

三冠にも色々あるからな。もうどの三冠行くか決めれば良くない?

 

440:名無しの転生者

なるほど!

 

441:名無しの転生者

イッチが結構乗り気なんだ

 

442:名無しの転生者

よっしゃー!

 

443:名無しの転生者

はやくしろ!!

 

444:名無しの転生者

安価安価ァーー!!

 

445:名無しの転生者

我が世の春が来たァ!!

 

446:名無しの転生者

死んでもいい、ありったけを……!

 

447:名無しの転生者

命かけようとしてるヤツいて芝。そこからは地獄だぞ

 

448:名無しの転生者

遅かったじゃないか……!

 

449:名無しの転生者

やれー!イッチィ!!

 

450:人で馬でウマ娘

>>496

さぁ行くで行くでぇ!!疾風迅雷や!!

 

451:名無しの転生者

>>450

ドブカスがァ!!?

 

452:名無しの転生者

>>450

たぶんこれは禪院タマモ

 

453:人で馬でウマ娘

なんでやぁ!?ええやん疾風迅雷してたやんけ!

 

454:名無しの転生者

あのポーズが雷神のポーズってことを某呪術師マンガで知ったんだよね

 

455:名無しの転生者

なんだあのポーズと当時は思っていました。

 

456:名無しの転生者

ちゃんと意味あったんやなぁ。正直衣装チェンジの方が好き

 

457:人で馬でウマ娘

ワイは正直に原案タマも欲しかった

 

458:名無しの転生者

それな

 

459:名無しの転生者

わかる

 

460:名無しの転生者

お前もタマモにならないか?

 

461:名無しの転生者

>>460

推しキャラの成り代わりはNGってそれいっちゃん言われてるから

 

462:名無しの転生者

>>461

これよ

 

463:名無しの転生者

やっぱ推しは見るもんですわ

 

464:名無しの転生者

それも観客席でくらいがね

 

465:名無しの転生者

マジトレーナーはつらいからな?ほんっまに!

 

466:名無しの転生者

だんだん調子悪くなるの見ててつれぇよ

 

467:名無しの転生者

イッチも近くとかで見てたんか?

 

468:人で馬でウマ娘

他馬を見れるかと言われると難しい。同じ厩舎なら多少は見れるけど、違う厩舎なら見れてもレースくらいだし。まぁたまに見た時はかなり弱ってたような気はする

 

469:名無しの転生者

そうだよな……

 

470:名無しの転生者

というかタマモは87年やろ?イッチ6歳やん。普通ならもう種牡馬入ってても可笑しくないで?

 

471:名無しの転生者

寿命長い系か

 

472:名無しの転生者

息が長いとその分若いのが早めに去っていくのを見る羽目になるんよな。

 

473:名無しの転生者

悲しい

 

474:名無しの転生者

つれぇ

 

475:名無しの転生者

それが定めだ。

 

476:人で馬でウマ娘

寂しい思いはあるが、それでも新しい同胞と走るのは楽しかったぜ

 

477:名無しの転生者

前向きやなぁ

 

478:名無しの転生者

タフだなぁ

 

479:名無しの転生者

尚お偉いさんには頭上がらないしビクビクしてる模様

 

480:名無しの転生者

それは仕方ない

 

481:名無しの転生者

大人しい性格や

 

482:名無しの転生者

イッチキレたことあるん?

 

483:人で馬でウマ娘

何度か?マスゴミはうっさかったわ

 

484:名無しの転生者

あぁ……

 

485:名無しの転生者

言動からしてめっちゃ嫌だったんやな

 

486:名無しの転生者

人は身勝手。ほんまコレ

 

487:名無しの転生者

イッチは自分に対してはそうそう怒らんと思うけ、恐らく関係者か?牧場とかトレセンの関係かも?

 

488:人で馬でウマ娘

騎手と馬主にバリクソに言いやがった!!俺の気持ちも知らずにッ!!!!!

 

489:名無しの転生者

思い出して激怒してる……余程か

 

490:名無しの転生者

これなぁ……マジで人殺せるからな……

 

491:名無しの転生者

報道ってまじ公開処刑と同じやけな

 

492:名無しの転生者

ってそろそろやんけ!?よし、ここは凱旋門も入ってるし狙い所の欧州三冠!

 

493:名無しの転生者

おうふ王道クラシック三冠!無敗で!

 

494:名無しの転生者

俺もクラシック三冠かなぁ

 

495:名無しの転生者

ルドルフと競い合って欲しいからクラシック三冠

 

496:名無しの転生者

欧州三冠

 

497:名無しの転生者

ダート行けるならアメリカのダート三冠もええんといゃう?ダメならクラシック三冠で

 

498:名無しの転生者

欧州マイル三冠なんて変則はどう?

 

499:名無しの転生者

香港のトリプルクラウンとか?

 

500:名無しの転生者

うむ……うむ!?

 

501:名無しの転生者

あれぇこれルナさんといっときお別れなんじゃ……

 

502:名無しの転生者

華やかな学園生活が終わったやん

 

503:名無しの転生者

いや、ジュニア期はまだ大丈夫なはず……まぁ、クラシック期はもう欧州行きですね()

 

504:名無しの転生者

>>492

このコメントしたのはワタクシです。なんも考えてなかった……

 

505:名無しの転生者

凱旋門は古馬でも行けるが、クラシック三冠はマジでクラシックしか無理だからな……

 

506:名無しの転生者

てか84年の欧州ってどんな?

 

507:名無しの転生者

セクレトがエプソムを、ティノーソがKGVI&KESを、ザガスが凱旋門をとってるな

 

508:名無しの転生者

セクレトとティノーソってサガスと鉢合わせて負けたん?

 

509:名無しの転生者

いんや、セクレトは当時期待されていたノーザンダンサー産駒だからエプソムを勝ったあと引退、ティノーソはキングジョージの後に引退した

 

510:名無しの転生者

あっ…(察し)

 

511:名無しの転生者

つまり有力株が消えたんか……

 

512:名無しの転生者

しかもサガスは4歳、この頃がピークだろうからまぁ強いやろな

 

513:名無しの転生者

因みに戦績は他にガネー賞、イスパーン賞がGI勝利やな。因みにフォワ賞は連覇、凱旋門も入着でいったら連覇や。

 

514:名無しの転生者へ

入着?

 

515:名無しの転生者

対戦馬のレインボークェストを進路妨害したとして降格されてる

 

516:名無しの転生者

ほえー

 

517:名無しの転生者

それレインボークェストも苦いなぁ

 

518:名無しの転生者

降格からの繰り上げ1着とか後味悪いわ。

 

519:名無しの転生者

とまぁ、普通に強豪揃いだな。86年凱旋門に比べたら分からんけども

 

520:名無しの転生者

あれはもうドリームレースと同じやろ

 

521:名無しの転生者

14頭中GI馬11頭とかいう魔境

 

522:名無しの転生者

シリウスは頑張ったよあれは……

 

523:名無しの転生者

またもや嫌な記憶を掘り返されるシリウスおいたん

 

524:名無しの転生者

イッチが幾ら強いといっても海外はまた違う感じだと思う。

 

525:名無しの転生者

そこはイッチが海外でバリクソ暴れてたとかじゃないとなぁ

 

526:名無しの転生者

欧州三冠とってたりして

 

527:名無しの転生者

まさかね

 

528:名無しの転生者

イッチ?

 

529:人で馬でウマ娘

なんや?

 

530:名無しの転生者

いや、なんも。なんか少し黙ってたかなって

 

531:名無しの転生者

流石に欧州三冠で絶句してたからちゃう?

 

532:名無しの転生者

まぁ普通に無理難題を課してるからな

 

533:名無しの転生者

イッチ乗り気やったやん。大丈夫やろ()

 

534:人で馬でウマ娘

まぁやってみるとは言っておく。でもなぁ、いやグレード制度がこの世界ではできてるからまだ良いか。

 

535:名無しの転生者

重賞さえ勝てれば、ちょっと不安だから流石にホープフルSくらいで行けそうって判断されるんとちゃう?

 

536:名無しの転生者

そっか、当時は海外なんて無理無理な頭やったし、そもそも比較する為のグレード制もないのか……

 

537:名無しの転生者

できたのが丁度84年だからな。83年まではグレードがなかった。

 

538:名無しの転生者

大変やなぁ

 

539:名無しの転生者

てかイッチ行ったことあるん?その口ぶりから

 

540:名無しの転生者

どうなんや!観念せい!!

 

541:人で馬でウマ娘

行ったことはあるよそりゃ。強かったんですから(仁王立ち)

 

542:名無しの転生者

むふーってしてそう可愛い

 

543:名無しの転生者

皆すっかりイッチに慣れたよな。

 

544:名無しの転生者

態度がもうね。ホントに2回も転生した?元男?ってくらいに女の子できてるからさ

 

545:名無しの転生者

身体に引っ張られてるのもあるとして、普通におじさんおばさんキラーなんよ

 

546:名無しの転生者

誰がおばさんだぁ?(転生令嬢)

 

547:名無しの転生者

お、オネーサンモデスネ……

 

548:名無しの転生者

オニーサンは居ないんか……(王族転生)

 

549:名無しの転生者

オニーサンはいなくてええ。オネーサンは居ればおじどもは喜ぶ

 

550:名無しの転生者

それはそう

 

551:人で馬でウマ娘

よし、そういうわけで勉強するゾ!

 

552:名無しの転生者

おっし任せとけ任せとけ

 

553:名無しの転生者

天才頭脳の私にかかれば中学受験程度なんのその!!

 

554:名無しの転生者

自称天才もいるけど、マジモンの天才もいるからまぁ大丈夫やろ

 

555:名無しの転生者

しっかりしごいたるから覚悟せぇよ

 

556:名無しの転生者

賢さUC程度にはしたるからな!

 

557:名無しの転生者

バケモンステで笑えん……インフレもインフレやんけ……

 

558:名無しの転生者

シナリオ次第じゃできるんだよなぁ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「じ、地獄……」

 

うぇぇ……スレの暴力(学問)と考え過ぎで気持ちわりぃ……途中から小学校に通わせてもらってるけど、レベルが既に高校位あるんだわ。化け物かな?やっぱ中央は名門なんだなぁ。

 

「終わったからもうやめやめ。こんなに勉強詰めてたら死んでしまう……軽く走りに行こっと」

 

 

 

 

「ん?」

 

「あ、シリウス」

 

「黒か。また色々とやってるようだな」

 

「頭が固いからね……必死に勉強してるよ……」

 

「柔軟な方だと思うけどな」

 

それは前前世のうろ覚えな学力とスレ民の努力の結晶によるチートだからね!!言語以外はホントにマズイ……てかコイツら高スペック過ぎる。マジで俺が張り合って良かったのかってくらいに文武両道なんだ。

 

「走るか?」

 

「うん、走るよ」

 

「そうか、次こそは抜かすからな」

 

「期待してる。シリウスならできるって思ってるから」

 

「ふん、当たり前だ。黒、私が勝つまでルナには負けてもいいが、他には負けるなよ」

 

「なんでルナは良いの?」

 

「アイツにも勝つからだ。アンタが負ければアンタに勝ったヤツに勝たないといけなくなるからな」

 

「なるほどね。負けたらシリウスの目標が増えるんだ」

 

「アンタたちが勝って、私はアンタたちに勝てば私が最強ってことが証明される」

 

単純で簡単だけど、レース自体は運も絡むからなぁ。でも、ファンの最強議論には顔を突っ込める。話題が尽きるということは無さそう。当時だとほぼ知名度無くなってたし。

というか史実が痛々しいんだわ。なんやねん、転厩騒動とか遠征での扱いとか、なんか悪いことしたんか?やっぱ報われて欲しいよねこの世界くらい。

 

「少し違うんじゃない?ほら展開とかバ場状態とか……レース自体に絶対はないし」

 

「それくらいで負けるんだったらそれまでだ。どんな状態でも勝つ。それくらいしないと頂点なんて居れないだろ」

 

「そうだね、それもそうか。うん、なら色々と試さないとね。急な展開とか、似たような状態を対処するのも図太くならないと」

 

「耐性は付けないとな」

 

「どうするの?私が追込でもやろうか?」

 

「それじゃあお願いしてもらおうか」

 

「わかったよ」

 

追込、久しぶりやるなぁ。ペース配分とかどうすっか。普通の追込の配分…………いいか、前世に寄せた感じで。

 

 

 

 

 

「あ、レーブさん!シリウスさんとクロマツさんが走るみたいですよ!」

 

「姉さんもクロマツさんもよく走るなぁ……よし、見た後私たちも走ろっか」

 

「アノキュウケイシテカラデモイイデスカ……」

 

「そこはうん、してね。危ないから……本当に……あの時のクロマツさんみたいになりかねないから……」

 

 

 

 

「ふぅ……ひと段落着きましたね」

 

「とはいえ、まだ足掛かり程度、"プロジェクトL'ark"はまだまだだ。どうにかして海外遠征に目を向けさせるべきだと考えてはいるが……」

 

「そうですね……まずは、彼女たちに任せてみたいものです」

 

「彼女たち……あの子らの事かい?」

 

「えぇ。いずれは世界を獲れる、そういう逸材です」

 

「ヤケに入れ込んでいるな。親族だからか?」

 

「才能を見込んで、ですよ。それにあの中にいるのは親族だけじゃありません」

 

「シンボリは海外から積極的に取り入れているらしいじゃないか。そういう類の子か?」

 

「いえ……シンザン先輩と預かっている子本人から頼まれましてね」

 

「!シンザンにか、なるほど……それはまた、期待が膨らむわけだ」

 

「先輩の親戚でなくとも、私は期待していましたよ」

 

「へぇ……?」

 

「いや、期待と言うよりは、思い入れが強い……のかもしれない」

 

「そうか……なにか君にそうさせるものがあるのかもしれないということか」

 

「はは、でも才能は1級品かそれ以上です。丁度走るみたいですし、見てみてはどうですか?」

 

「良いね。せっかくシンボリ家に来たんだから、将来を担う若い子たちの走りは見たかったんだ」

 

 

 

 

 

 

ペースを考えて走るのは……もう数十年も前か。勘は鈍ってる、身体もまだまだ上手く動かせるとは言い難いし、なにより脚が持つか。差しきれなかったら意味が無い。

 

「すぅー……はぁぁ……」

 

「距離は……2000。悪くないだろ?」

 

「えーっと、つまり2周半ってこと?」

 

「ああ、あそこのハロン棒が目印だ」

 

「わかった、じゃあやろう」

 

いつもの癖で右脚で芝を蹴る。昔から……馬の時からの癖なんだがまぁいいかと思っている。

いや、治した方が良いのかもしれないんだろうけどさ。治そうにももう無意識にやっちゃってるからもうね、レースに集中する必要がある上で脚に注意するわけにもいかないし、別に支障が出てるわけでもないからほっといてるだけなんだわ。

 

「いくぞ、3……2……1……」

 

「「0!!」」

 

ダッ!!

 

スタートにはそこそこ自信はある。当然、ここに居る誰よりも経験は積んでるから。ここからズルズル下がってとシリウスを追っていく形になる。

 

「ふぅ……はっ……!(やけに慣れてるな黒のやつ)」

 

「ハァ……スゥ……!」

 

というか2とンンッッ、2人で追込なんてできるんだろ?なんて思ってしまったが、追込なんて大きく離れた距離を脚で巻き返すことが普通だし、めっちゃ離れながら最後で抜けば勝ちってことで大丈夫でしょうかね?

 

 

 

 

「追込……それもかなり空けてのですね」

 

「珍しいな」

 

「シリウスの練習相手になることもあるので、もしかしたら対策の練習ですかね。にしても手馴れている」

 

「普通はあれだけ離されていれば少しは焦るものだが……兆候どころか少し物足りなさそうにしているな」

 

「まるで前にも走っていたような感じですね」

 

 

「すごく離されてますね……あれって大丈夫なんですかね……」

 

「追込は差しと同じように最後に加速するから、脚はできる限り残して最終局面に持っていきたい。でも、ほぼ最後方付近に位置する追込は差しと違って馬群に入れなくて外にまわる必要があるんだ」

 

「それって走行距離が伸びるってことですよね……」

 

「そうだね。だからレースの運び次第では良い時もあれば悪い時もある。極端な戦略……やり方も性質も違うけど、作戦としては逃げと同じ賭け勝負。それに普通は試したくて試せるものじゃないけど……」

 

「冷静ですね……あれだけ離されたら私無理です」

 

「だね……私も」

 

 

 

 

「はっ…はッ……!(くそ、後ろが気になる。近くに気配がない分余計に頭にチラつく!!)」

 

 

「ふゥ……すぅッ……!」

 

ペースが上がったかな?まぁ2人でやる模擬レースなんて特例も特例だろうし、今回は俺の経験値になるかもな?というかマジで追込練習って2人で出来るのか?まぁいい、ペースが上がったとはいえこのペースは崩す必要は無い。最後で相手が勝手に垂れる。

 

 

 

 

「シリウスは焦っていますね。併走とは感覚が違うでしょうし、なによりペース配分がまだ甘い」

 

「それとは対照的に、あの子はペースを崩さずに走っているな。余程図太いのか、それとも

 

「「この距離でも差し切れると思っているか」でしょうかね」

 

「私たちの考察は同じらしい」

 

「ですね。どう見せてくれるかな……黒」

 

「クロ?」

 

「まだ決めてないんですよ。競走用の名前」

 

「あぁ、なるほどな」

 

 

 

 

「くっ……ここだッ!!

 

ズンっ!!

 

 

 

 

「(まだ……まだ早い。仕掛けはこのコーナー…………スゥ……今っ……ッ!!!

 

ドガッ!!!

 

 

 

 

「加速した……!」

 

「あれ、でもあの調子じゃ曲がれないんじゃ!!」

 

 

 

「ぬゥぅ……!!!

 

フッ……コーナーがやっぱ急ッ!!!そらそうだよな、長さでいったら多分4分の1程度、その分急になる。でも曲がれる、この2周曲がれたし、加速してもちゃんと曲がれよォォォ!!

 

 

 

「(残り100……これなら……今度は私の勝ちだァ!!

 

 

 

なんとォ゛ッ!!!

 

 

!?チィ゛ィッ!!!

 

 

 

 

 

「大外から差せる……!」

 

「いや、この粘りだと……」

 

 

「ゴクリッ……!」

 

「これは、たぶん……ていうか、本当にゴクリって言うんだね」

 

「そこ反応するところですか……」

 

 

 

 

んナロ゛ォ゛ォ゛オ゛ォ゛!!!!!

く゛ぅ゛あ゛ぁ゛ァ゛ア゛ァ゛!!!!!

 

 

 

 

「はははっ、良いものを見てしまった。君の言った通り、彼女らは凄いウマ娘だ」

 

「そうでしょうそうでしょう。彼女らならば、きっと……きっと」

 

「あまりのめり込むなよスピードシンボリ君」

 

「っ、はい……すみません」

 

「まぁ、わからなくもないけどな?」

 

「スーさん?」

 

「ん?あぁ、ルナか」

 

「彼女もシンボリの有力候補かい?」

 

「そうですね」

 

「ルナです」

 

「私は佐岳メイだ。よろしくな、ルナお嬢さん」

 

「はい、よろしくお願いします」

 

「よくできているお嬢さんだね」

 

「自慢の妹のようなものですからね」

 

 

 

 

 

 

はぁ……ぜぇ……ぐぅ、つれェ……かなり走ってからの最後の上がりはやっぱ辛いね…………酸素が足りない……!

 

「はぁ……はァッげほっごホッ……!!」

 

「ぜェ……はぁ…………ッスゥ……今日はっ……私の勝ちみたいだなっ……!」

 

「そうだねッ……はぁッ……流石にっ……届かなかったっ……普通に、キツイやッ……げほっ……すぅゥッ……!」

 

「はぁっ……たくッ……だらしねぇなっ……」

 

うおっ……っておんぶやないかい!!別にせんでいいよ!!

 

「シリウスっ……?大丈夫だから下ろしてよ……はぁっ……っシリウスもキツいでしょ……っ?」

 

「逃げる準備だよっ……もうすぐアイツが来るからなッ……」

 

「ルナが……っ?」

 

「あぁ……普段から競技目的で走ってる私ならまだしも……お前は本気で走ることに慣れてないだろ……次走ったらぶっ倒れる確率の方が高いからな……今は良くても次は無理だろうが……」

 

「…………そうだね……うん、わかった……」

 

「……はぁ、聞き分けが良くて誰かとは大違いだな……」

 

シリウスの背中ええなぁ。あったけぇ。落ち着くわぁ、流石おいたん。

 

「おい……あんまひっ付くな。暑苦しい……ただでさえ熱こもってんだから少しは離れろ」

 

「はい、離れます……」

 

そうだね、シリウスが倒れたらいけないし離れます。なんか凄く世話になってんな俺。こんなつもりで来た訳じゃなかったんだが、思っていた以上に俺は弱い存在なんだなって思いました。反省だな……早く独り立ちできるようにしないと。

強がりはよせよ、お前はお前らしく生きろ

作法とかも……?

 

「何か言った……?」

 

「いいや何もない。独り言だ、気にすんな……」

 

「えー」

 

「えーじゃねぇ。気にすんなって言ったんだから気にすんなよ」

 

「気になるなぁ?」

 

「うっせぇ黙っておぶられてろ」

 

「はーい、ふふっ」

 

なんか、楽しいな。色々とやること覚えることがあって少し不安だったけども、やっぱ楽しいわ。目標もあるし、もっともっと充実させるぞ!!

 

「はぁ……全く」

 

 

 

 

「……むぅ……」

 

「おい凄く耳を絞ってるぞ……」

 

「あぁ……まぁ、仕方がないですね。あとあまり近づかない方が良いかと」

 

「どうしてだい?」

 

「たまに暴れます」

 

「悪癖に程があるんじゃないか……?」

 

「どうやら彼女……黒松の方に想い入れがあるようで……まるで、他の男子と仲良くしている彼女に不満がある彼氏ような感じですね

それは……なんでそうなったんだ……!!?

わからないです。いや、もしかすると…………これは彼女の保身のためにも流石に言えません。メイさんなりに考えてください

 

「何の話をしてるのさスーさん、メイさん」

 

「あ、いや……な、仲良しなんだなーって」

「メイさんそれは地雷ッ……」

 

「そうだね。黒は誰とでも仲良しになれるからネ。ハハハっ」

 

「申し訳ないがスピードシンボリ君!この子怖いっ!!」

 

「いえ、初見でこれは無理ですよ……ルナ、一旦落ち着こう「僕は落ち着いているけど?」…………シリウスのことについては責めないでやっておくれ。流石に疲労困憊だろうから」

 

「…………わかってるもん。もう少し早く来ればよかったな……」

 

「……ふぅ……まだ子どもらしいな」

 

「ですね」

 

「む……子どもじゃ駄目なの?」

 

「今の内は子どもでいた方がいいぞ。少なくとも今はな……」

 

「大人は自由ではないですからね……」

 

「全くだ……」

 

 





書いててこのルドルフ感情豊かだなって思ってます。誰のせいだろ()
おそらく次話辺りから史実乖離(ウイポ成分)が見られてくるのでご注意下さい。
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