JUMP FORCE TEAM of BERSERK   作:梟帥

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同時進行系物語:ルフィ編


ミッション・ルフィ〜小さな勇者と海賊王になる男〜

Jフォース・ロビー

 

 

 

 時は遡り、ルフィ達は依頼主の‘レオナ姫’たちと会っていた。

 

 

 

「なるほど、つまりレオナ姫さまのお願いは行方不明となってしまった仲間‘ダイ’を探している時に、この世界に?」

 

「はい、そうです」

 

 

 

 レオナ姫を始め、そこには「アバン」と「ポップ」たちがいた。

 

 

 

「あの時、時空をも歪む大地震で私たちの国や町が様変わりしていました。

 

 一時はどうなるかと思ったいましたが、彼らのおかげで難を越えることができました」

 

 

 

 レオナ姫の言葉に喜ぶ海兵達。

 

 

 

「へえ〜やるじゃねえか、コビー! まるで英雄(ヒーロー)じゃねえか!!」

 

「いえいえ、ルフィさんほどではありませんよ? アラバスタにドレスローザ等を鑑みれば……」

 

「何言ってんだよ? 俺たちは‘海賊’だぜ?」

 

 

 

 和気藹々ながらもルフィとコビーたちが話す中、サンジとスモーカーたちが仕切っていた……。

 

 

 

「それで、住民達は?」

 

「はい、パプニカを初めとする諸国の民達は無事に過ごしています。

 

 デルムリン島のブラスさんのおかげでモンスター達と共生共存が出来ています」

 

「そうか、アラバスタにドレスローザ等も難なく交流をしている。

 

 とは言っても魚人島にワノ国、そしてプロデンス王国等は事実上麦わら達が関わっている」

 

「そして、エルバフもだな?」

 

「ああ」

 

 

 

 スモーカーは一枚の写真を見た。

 

 

 

「さて、この少年……ダイといったか? 

 

 仲間の話によりゃあ‘日本’の首都に目撃した。

 

 お前達が必死に探していた少年がなぜここにいるのかはわからないが、この情報は信憑性が高い」

 

「それなら……!」

 

「焦るな、ガセの可能性もある。

 

 それに行ったとしても戦いの可能性もある、巻き込まれる恐れもある……それでも行くのか?」

 

「……はい」

 

 

 

 そして、ルフィ・コビーを筆頭にサンジとハンコックとスモーカー達は自身の部下たちを引き連れた。

 

 レオナ姫とポップ達もまた仲間達と共にルフィたちと共に向かった。

 

 

 


 

 

 

東京都

 

 

 

「ここだよな? ダイを見たっていうのは……?」

 

 

 

 周囲を見渡すと、東京都の街並みを主体(ベース)に摩訶不思議なものになっていた。

 

 ドラクエの建物もあるが‘ヴィクトリア朝’の様な街並みと施設、長く大きいビル。

 

 そして飛行船があった……。

 

 

 

「なんなんだ? めちゃくちゃ混ざってわけわかんねえな……??」

 

「でも、ここにダイがいるんでしょ?」

 

「そうだけどよ……どうやって探すんだよ!! こんな中で!!」

 

「言いたいことはわかるわ、さすがの私も把握するのは時間が欲しいわ」

 

「そうですね、その為には……」

 

 

 

 一行は周囲を見回した。

 

 その時、ルフィとゾロの姿がなかった!!! 

 

 

 

「……あれ? 二人は?」

 

「ん? ふたりなら……」

 

 

 

 遠方からルフィとゾロの絶叫が聞こえた。

 

 

 

「だろうな……」

 

「はあ〜あの時止めに行くべきだったわね?」

 

「仕方ねぇだろ? ルフィならまだしも、ゾロまでいっちまったら取り返しようがないしな?」

 

 

 

 数分〜時間前、現地に着いた時ルフィが一番に街に向かった! 

 

 ‘ダイってやつ探しに行ってくる!! ’

 

 ルフィはそう言い走った! 

 

 ‘あいつ一人じゃあ‘迷子’になるっ! ’

 

 ゾロはそう言いルフィの後を追った!! 

 

 

 

「それなら、何故止めに行かなかった?」

 

「‘俺たち’は止めに行ったけどよ? メンバーがノリでな?」

 

「…………」

 

「行っちゃったらもう仕方ないよ? 行くわよ!!」

 

 

 

 一行は街に向かった! 

 

 

 


 

 

 

東京都内:某街

 

 

 

 街の様子は人々が多くいた。

 

 娯楽街や繁華街、風俗街等が多くある街は賑わっていた。

 

 立体映像やら飛行船が飛び交う街に、騒動が起きた。

 

 

 

どんがらがっしゃーん!! 

 

 

 

「ざけんなガキ共っ!! とっとと出ていきやがれ!!」

 

 

 

 一つの店からグループの少年少女達が飛び出て、慌てて走り去った!! 

 

 

 

「二度と来るなっ! クソガキ共がっ!!!」

 

 

 

 走ったグループは公園まで走り、そこで一息ついた……。

 

 

 

「城之内くんっ!!」

 

「……あっ?」

 

「あんた! なんで乱闘したのよ!!」

 

「うるせぇっ!! アイツらが卑怯なことをするから締め上げたんだろうが!!」

 

「だからって、そんなことで暴れるのはダメだよ!」

 

「そっすよ!! 相手の反則を見破ったからって、それで乱闘なんてしたら本末転倒っすよ!!」

 

「やかましいっ! そもそもあの店の親父とさっきの奴らはグルだっただろうがっ!」

 

「はあ……」

 

「それに! 俺たちは今こうしてみんなと再会できたんだ! 

 

 遊戯も杏子もヒロトもみんな会えたじゃねえか!」

 

 

 

「武藤遊戯」「真崎杏子」「城之内克也」「本田ヒロト」達は、異変に巻き込まれながらも合流を果たす。

 

 当初は神奈川に流れ着き、街の光景に驚きを隠せなかった……。

 

 

 

「それにしてもよ、なんなんだ? 

 

 ドラクエとかまだしもよ、なんか知らねえものや建物があってよ? 

 

 なんなんだ? ここいらどうなってんだ?」

 

 

 

 辺りを見回し、摩訶不思議な光景だった……。

 

 明治〜昭和と平成〜令和がごちゃ混ぜになった街並みとライフラインの街は、その名の通り‘摩訶不思議’なものだった……。

 

 路面電車や飛行船、それに対して立体映像等が使われている広告塔。

 

 モノレールやソーラーパネルが展開しており、非現実的な出来事が広がっていた……。

 

 

 

「なんていうか……不思議だね?」

 

「不思議で終わらねえだろ! なんなんだよ、この街は! 

 

 俺たちの知る街並みどころか、見たこともないものばかりだ! 

 

 任天堂やSONYはともかく、なんで日本に()()()()()()()()があるんだっ!? 

 

 普通は欧米やそこらで活動しているだろ? それに、アニメ会社もどういうわけか()()()()()()()()()んだ!!?」

 

「さあ……?」

 

「とにかくだ! ここは俺たちの知る世界であって俺たちの知る世界じゃないっ! 

 

 バトルシティの光景とは思えないんだよ!!」

 

「ぎゃーぎゃーぎゃーぎゃー叫んでもしかたねえ、行動あるのみだ!」

 

「行動って……」

 

「城之内くん! どこに行くのよ!!」

 

「どこって……アレだろ!」

 

 

 

 城之内が指を指した先は()()()()()()()があった……。

 

 

 

「アレって……あそこに行くの!?」

 

「他に行きようがないだろ? 爺さんも行方不明だし、俺たちがどうにかしないといけないだろ?」

 

 

 

 城之内はそう言い、行動した! 

 

 

 

「あっ! 待ってよ!!」

 

「おい城之内!! 待てよ!!」

 

「待って! 城之内くん!!」

 

 

 

 そうして一行はビルの方に向かって歩いた……。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 人々が行き交う街、そこは路頭に彷徨う人と追われる人たちがいた。

 

 その中には海賊海軍や賞金稼ぎがおり、癖のある人たちが行き交っていた……。

 

 しかし、その行き交う通りに騒ぎが起きることもあった。

 

 …………例外を除いて。

 

 

 

バキぃ!! 

 

 

 

「ぐあっ!!」「ぐへぇっ!!」

 

 

 

 喧嘩騒ぎの中に、二人の男達が立っていた……。

 

 

 

「んだよ……いきなり吹っかけてきやがって、危ねえじゃねえか!」

 

「お前が言うなよ? ルフィ?」

 

 

 

 中心にはルフィとゾロが立っていた、海賊界隈では彼らは今や‘四皇’に数えられており、知らない人はいないと言わしめた有名人となっていた。

 

 

 

「ルフィさん!!」

 

「ん? おおっ! コビー!」

 

「テメェらなあ……行って早々に騒ぎ起こしてんじゃねえよ!!」

 

「あ? ヘルメッポ、おまえどこ行ってたんだ?」

 

「どこ行ってたって、お前を追うのに人海戦術使った俺たちの身になれ!!」

 

「そうだよ! 僕たちだって大変だったんだから!!」

 

「ったく、なんで俺たちまであんたを探す羽目になるんだよ……」

 

「はあ? 何言ってんだ? 

 

 そもそも俺はルフィを探しにだな……!」

 

「「「そのルフィを探して結果がこれじゃねえか!」こうなっちゃったんじゃないか!」こうなっちまったんだよ!」

 

「まあいいじゃねえか? みんな集まったんだから!」

 

 

 

 ルフィの能天気さに呆れ返るコビーチームたち……。

 

 

 

「ところでよ、お前ら誰だ?」

 

「あ? そーゆーお前はなんだよ? おっさん?」

 

「……あ゛っ?」

 

「なに?」

 

 

 

 睨み合う二人、殺気をダダ漏れし、場の空気を電流が流れるかのように荒れ始めた。

 

 

 

「おいおいゾロ? 子供相手に大人気ねえぞ?」

 

「ちょっと‘キルア’! 喧嘩はやめてよ!?」

 

「なんだよ‘ゴン’?」

 

「……あ?」

 

「……ん?」

 

 

 

 その時、ルフィとゾロの脳裏に()()()()()()()()()()が過った。

 

 

 

「……キルア?」

 

「……あ?」

 

「どうし……? ……!」

 

「……?」

 

「ゴン……おまえ、ゴンか!?」

 

「……え? なんで僕たちの名前を知ってるの?」

 

「……? ……ゾロ?」

 

 

 

 その時、キルアの脳裏に二人の名前と顔が鮮明に浮かび出た。

 

 

 

「…………ゾロ? ……それに、ルフィ?」

 

「……え?」

 

「……ゴン! こいつらルフィとゾロだ!!」

 

「るふぃ……? …………!!」

 

 

 

 ゴンは二人の名前を聞いた瞬間、二人の顔を見たその時昨日のように鮮明に思い出す! 

 

 

 

「ルフィさん! ゾロさん!!」

 

「ゴン! ()()()()()()()だったのか!!」

 

「はい! ()()()()()です!!」

 

「久しぶりって……おまえ()()()()()()()()にその反応はないだろう?」

 

「そうだよ、そもそも俺たち……。

 

 俺たち…………」

 

 

 

 

 

俺たち()()()()()()()()()()()()んだ……? 

 

 

 

 

 

「……で? そろそろ良いか?」

 

 

 

 ルフィたちはゴンのことを話した……。

 

 

 

「なるほどな? ……って、納得できるか!!」

 

「まあ、それが()()()()()だな? 

 

 俺たちの世界とゴン達(こいつら)の世界とは異なるのに、どういうわけか()()()()()()()()()()って話だろ?」

 

「そうだな、ルフィたちと会ったばかりなのによ? どういうわけか()()()()()()()()()()()()()がしたんだ。

 

 それも、ルフィたちの仲間たちと親友たちも含めてな?」 

 

「そうだな……。二人のを顔を見た途端()()2()()()()()()()が鮮明に思い出し始めてな? 

 

 どうしてるんだ? ‘クラピカ’と‘レオリオ’の二人は?」

 

「ああ、二人は別々に行動している。

 

 最後に会ったのは……」

 

「選挙の時だよ。

 

 その時お前死にかけていただろ? レオリオがお前の親父をぶん殴った時の後だよ。

 

 クラピカは確か……」

 

「マフィアに入って若頭として仕切っている」

 

 

 

 その時、サンジが現れた! 

 

 

 

「サンジさん!」

 

「よう……っても、初対面なのに顔を見ただけで仲間並みになるのか? 

 

 久しぶりだな? 2人とも?」

 

 

 

 サンジの登場で、空気は一段と賑やかになった。

 

 

 

「なるほどな? つまりクラピカの奴は‘ ノストラードファミリー’の若頭になっているわけか?」

 

「ああ……っても、正確にはレオリオから聞いた程度だ。

 

 なんでも自慢の娘さんが亡くなってから意気消沈して憔悴したみてえに弱りきっちまってな? 

 

 それ以来、ノストラードは実質クラピカがワンマンで仕切っている状態だ。

 

 まあ、その取り巻きたちも引けを取らない有力者有識者揃いだから心配はいらないだろうけどな?」

 

「そっか……」

 

「ノストラード……初めて聞いた組織の名前なのに、本当に僕たちの記憶の中に()()()()()()()ように感じる……」

 

「どうなってんだ? 別世界の組織なんだろ? なんで俺たちは認知しているんだ?」

 

「…………言いたいことは山ほどあるだろうけど、そろそろみんなと合流しようぜ?」

 

 

 

 サンジの先導によってルフィとゴン達はハンコックとナミ達の元に向かった(尚、ゾロは目を離した瞬間に迷子になるので海兵10〜100人分囲んでいた)。

 

 

 

「……呆れた、でもよかったわね?」

 

 

 

 ナミ達とハンコックは多少呆れつつも合流を果たした。

 

 

 

「しかし、本当に()()()()()()()というのは本当のようじゃな? ゴン……‘ゴン・フリークス’に‘キルア・ゾルディック’じゃったな?」

 

「そういうお姐さんは‘ボア・ハンコック’だな? 

 

 ‘海賊女帝’って通り名通り名美貌(プロポーション)だな?」

 

「そういうそなたの生意気なところは相変わらずじゃな?」

 

「はーいストップストップっ!! 

 

 睨み合いはよしてくれよ?」

 

 

 

 和気藹々な空気の中、真剣な面子は話を続ける。

 

 

 

「しかし、俺たち全員はお前達の記憶がないに関わらず()()()()()()()()()()()()()ということか?」

 

「そうみたい、ポップさんとヒュンケルさんは本当の初見。

 

 ルフィさんたちとは本当に昨日のように思い出したんだ、初めて会って顔を見た時、本当に一瞬で思い出したんだ。

 

 まるで昔会った友達と再会しだって感じで……」

 

「なるほどなあ? 本当に摩訶不思議なことになっているってわけだな?」

 

「うん、本当にそんな感じ」

 

「……話をまとめると、ルフィとゴン達の記憶がどういうわけか仲間同士だったって記憶があるっていうのか?」

 

 

 

 ルフィたちとゴンたちの記憶は摩訶不思議なものだった。

 

 冒険も戦いも出会いも別れも、それも何故か本人たちの本当にあったものの記憶であった。

 

 そして、その仲間たちも同様であった。

 

 仲間たちもそれと同じだった、衝突と対立を経て乗り越えて育んだ絆も嘘偽りのない本物のものだった……。

 

 

 

「……で? お前ら全員はその‘ダイ’ってヤツを探しにここに?」

 

「ああ、そうなんだ。キルアはなんか知ってるか?」

 

「知らねえ、知っていたらとっくに言っている」

 

「だろうな〜…………」

 

「ったく、それで見つかるなら苦労はねえよ?」

 

 

 

 そんな空気の中…………、

 

 広告塔から‘ダイ選手’と堂々とアナウンスした! 

 

 

 

「ん?」

 

「え?」

 

 

 

 アナウンスは‘天空闘技場’で行われるエキストラ対戦を発表をした。

 

 数々の猛者の名前の中に、ダイの名前があった。

 

 それを聞いた一行は棚からぼたもちの如くの情報であり、一同は目指す場所ができたのであった! 

 

 

 


 

 

 

天空闘技場

 

 

 

 ここ、天空闘技場内では多くの人たちがいた。

 

 賞金欲しさと名声欲しさ、己が強さを示さんとする者たちが集っていた。

 

 かつてゴンとキルアが金稼ぎと修行を兼ねて訪れた思い出の場所。

 

 そして、現在は各世界の戦士たちが集っていた。

 

 海賊・海軍・ドラクエの強者、そしてマフィアの者や‘美食屋’もいた…………。

 

 

 

「なるほど……これはなかなかの名所だな?」

 

 

 

 その中で一人立つ男、周囲を見回して楽しげに見回っていた。

 

 

 

(やはり‘あの人’の言う通りだったか? 

 

 漫画世界(ジャンプワールド)の壁が無くなって混沌とした世界、そして現実世界(リアルワールド)がそれに巻き込まれて混沌と化した世界……。

 

 やはり()()が原因か……。ヴェノムズもここにはいない……? 

 

 興味が無いのか、或いは…………)

 

 

 

 その時、男の携帯(スマホ)が振動し始めた。

 

 

 

「……? …………なんだ?」

 

 

 

 男は電話に出た。

 

 

 

「もしも『おぉいっ!! 今どこにいるんだっ!!』うるさい、そして声がでかい」

 

『……っと、悪い。で?? 今どこにいるんだ?』

 

「天空闘技場。‘団長(クロロ)’から話を聞いていませんか? ‘座長(バギー)’?」

 

『天空闘技場……ああ、この間ウチの社員(クルー)が挑戦してズタボロになった? ……って! そんなことどうでもいいんだよ!』

 

「なんだ? また参謀総帥(クロコダイル)鷹の目(ミホーク)のお小言(と言う名の‘オハナシ(お仕置き)’)か?」

 

『ゔっ……。……それもだけどよ? あの‘フリーザー’達がよ? 

 

 ‘大蛇丸’となんか()()()どうこうので伝えてくれって……てかなんで俺なんだよ?』

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()から。

 

 あなたのとこの電話番は登録していないのか?」

 

『あ〜そうしたいけど‘極秘情報(トップシークレット)’だからな? 

 

 新しく入ったヤツ、緊張のあまり倒れてなあ……』

 

「……教育はしているんでしょうね?」

 

『してるとも! こんな世界になってから‘ドフラミンゴ’と‘ゲッコー・モリア’が入って大変なんだよ!! 

 

 ドフラミンゴの奴はクロコダイルとなんか悪巧みするわ、モリアは海軍の将兵たちの死体を集めてはそんじょそこらの影をパチってをするわで経費がバカになんねぇんだよ!!!』

 

「そうですか、まあ‘クロスギルド’は()()()()()()ですからね? 

 

 あなたは海賊達の憧れの存在。

 

 元七武海とは言え、四皇の一角……四人の元七武海を()()()として従えている……世間体は‘そう’見ているが、実態は()()()()()()よ?」

 

『おい……? 今最後笑ったか?』

 

「はて? 空耳かガヤの声でしょう? そっちの話は後々改める。

 

 京都旅行を楽しんでください。千両道化(バギー)様?」

 

『おいこらぁっ! 他人事みてぇに!!』

 

 

 

 そうして、男は電話を切った……。

 

 

 

(やれやれ、まあこちらは()()()()で来てるから……楽しみに浸かりたいものですよ?)

 

 

 

 男は観客席の方に向かった……。

 

 尚、武藤遊戯たちも観客席も向かっていた……。

 

 

 


 

 

 

天空闘技場:闘技場内

 

 

 

 闘技場内では歓声が上がっていた。

 

 エキストラマッチが行われていた。

 

 一世一代の夢の対決(ドリームマッチ)が行われようとしていた。

 

 

 

 ‘では、これより! エキストラマッチを行います! ’

 

 

 

 モニターには‘ドンっ! ’と映し出された! 

 

 

 

‘竜の騎士’

 

 ダイ

 

 VS

 

 ‘美食屋四天王’

 

 トリコ

 

 

 

 闘技場(リングフィールド)では‘ダイ’と‘トリコ’が立っていた!! 

 

 

 

「ダイ、全力で来い!」

 

「はいっ! トリコさん!!」

 

 

 

 ゴングが鳴り、会場全体は観客達の歓声が響き渡った!! 

 

 

 

「はあぁぁぁっ!!!」

 

「うおぉぉぉっ!!!」

 

 

 

 ダイの拳とトリコの拳がぶつかり合い、両者の衝突が衝撃波を起こした!! 

 

 両者の戦いは凄まじかった、殴り合えば殴り合うほど衝撃波が走った! 

 

 観客席にもその衝撃波が届き、その煽りを受けていた! 

 

 

 

「すっすげぇっ!!! なんだあの二人!?」

 

「なんて威力……! こんなの近くに立つだけでも耐えられないわよっ!! 

 

 なんなの……あの二人!?」

 

「確か‘ダイ’と‘トリコ’だっけ!? 二人とも見た目とは裏腹に強さ半端ねぇっ!! 

 

 子供なのにスゲェよ! あんな巨体の大男を相手にスゲェ威力のパンチをぶちかますなんてよ!! 

 

 なんなんだよ!? 見た目とギャップがすげぇぞ!?」

 

 

 

 観客席に「武藤遊戯」たちがいた。

 

 他の観客たちとは違って、衝撃波の煽りを受けてもなお二人の戦いを注視していた。

 

 リングでは怒涛のラッシュ&スウェイを繰り広げ、瞬間移動をしている様な移動を繰り返しては戦闘を繰り広げていた。

 

 

 

(すごい……! トリコ選手はあんなに大きい身体をしているのにすごく速い攻撃を繰り出している。

 

 ダイっていう選手もすばしっこい様に見えて一撃一撃がもの凄く重い一撃を繰り出している……!! 

 

 こんな凄い戦い(リアルファイト)は滅多に……いや現実では見れない……!!!)

 

 

 

 ダイは小さな身体にも関わらず‘しんくうは’や‘ばくれつけんorきゃく’を繰り広げ、猛突進の‘せいけん突き’を繰り出す! 

 

 しかし、トリコは‘フォークシールド’を出しつつ見抜いて躱してを繰り返す。

 

 

 

「なんなんだよ……! アイツら能力者か何かか!? 

 

 ここにいる連中はスゲェと叫んでるけど、何が起きてんのか俺にはわかんねえよ!! 

 

 なんなんだよ!!?」

 

「落ち着け!! 俺たち見えてねえから!!」

 

「そうよ、早すぎて見えないしなんて言えばいいのかわかんないわよ!!」

 

「…………」

 

(みんなの言うこともわかる……僕なんて本当は見えない……。

 

 けれど……()()()()()()()()()()のは、どうして?)

 

(俺の‘眼’のおかげだ‘相棒’)

 

(!!)

 

(落ち着け、今こうして話す機会は滅多に無いからな? 

 

 お前があの二人の戦闘(バトル)が追いついて見えるのは俺の眼の力だ。

 

 決闘者(デュエリスト)としての‘心眼’は彼らの戦いぶりを視えているからだ。

 

 しかし、あの二人は中々の強者だな? 敵に回したくないものだ……!)

 

(そんなに強い……よね、観る限り……)

 

(ああ、それにこの試合形式はラウンド・ポイント・KOの三つだ。

 

 見た感じ、あの二人はそういうのは気にもしないだろうな?)

 

 

 

 遊戯は大型スクリーンの方に目を向ける。

 

 ダイとトリコの点数(ポイント)は双方見劣りのないもので、どちらも見事なものだった。

 

 一進一退を展開し、双方のポイントは激しく変動していた。

 

 増減を繰り返し、目で追うこともままならないほどの展開に観客の人々は度肝を抜かれていた……。

 

 ……遊戯を除いて。

 

 

 

「…………」

 

 

 

 そして、ここにもその戦いの本質を見ていた男がいた。

 

 

 

(恐ろしく速く重い攻撃を繰り出す……私と同じレベルでなければ観ることはできないだろうな……? 

 

 ……それに、あの少年もこの戦いの世界を観ているとはな? 

 

 戦いの舞台は幾多ある、直に戦う者と観る者。

 

 観る者は楽しいだろうが、自分にしかできない戦いがある……。

 

 生命を賭けろ、決闘者(デュエリスト)……)

 

 

 

 双方は大技を放った。

 

 トリコの‘釘パンチ’とダイの‘ドラゴンソウル’の衝突によって会場は怒涛の衝撃波が走った! 

 

 そして、ゴングが鳴り響いた!! 

 

 試合結果はトリコのギリギリの勝利、ポイントは1200

 

 対しダイは1190というギリギリのラインで勝負が付いた……。

 

 会場全体は拍手喝采、その中にはトリコの相棒(パートナー)にして料理人‘小松’。そしてルフィと遊戯達も拍手をしていた。

 

 

 

「トリコーっ!! 凄かったぞーっ!!!」

 

「……ん? ……おおっ!! ルフィじゃねえかっ!!!」

 

「……え? ルフィ……? ……っ! ルフィさん!? それに、ゴンさん!?」

 

 

 


 

 

 

天空闘技場:ロビー

 

 

 

 エキストラマッチを終えて、ルフィ達はトリコとの再会を喜んだ。

 

 そして、レオナ姫達もまたダイと再会を果たした! 

 

 

 

「そうだったのか……ていうか、なんだってお前たちがいるんだ?」

 

「そりゃあこっちのセリフだよ! って言いたいけど、今は喜ぶ時だな?」

 

 

 

 城之内はそう言い、小松の料理を食べていた。

 

 

 

「へえ〜トリコのフルコースはスゲェな? 

 

『GOD』もスゲェけど『エア』や『完像(エンドマンモス)』もスゲェな?」

 

「はい、結婚式の時大奮発しましたから!」

 

「そうか……って、ええっ!? トリコ! お前結婚していたのか!?」

 

「なんだよその言い方……って、まあ世界線が違いすぎるのと別世界だから当然か?」

 

 

 

 そう言い、トリコとルフィは相変わらず食っていた。

 

 

 

「美味え!! これスゲェ美味え!!」

 

「そうなんだよ! 小松さんの手料理はすごく美味しいんだ!!」

 

 

 

 この時、ダイはことの経緯を話した。

 

 かつて「黒の核晶」が搭載されたキルバーンの頭部を身体諸共天高く打ち上げて飛んだ後、爆発に巻き込まれる瞬間に()()()()()()にいたことを……。

 

 そして、目が覚めたら摩訶不思議な世界に倒れていたところにトリコと小松に拾われていた。

 

 剣を持っていない為に、素手での戦いに過ごしていたところに「天空闘技場」でその成果をという流れだった……。

 

 

 

「そうだったの……」

 

「なるほど……それはなんと言えば良いのか……」

 

「いいんですよ! 困った時はお互い様ですから!!」

 

 

 

 そうして和気藹々とする中……。

 

 

 

「あの、僕から質問いいですか?」

 

「ん?」

 

 

 

 その後、武藤遊戯たちの自己紹介を介してルフィたちの記憶が彼らの存在が過った。

 

 

 

「……なるほど? つまり、ルフィと遊戯たちは別世界の住民だが()()()()()()()()()んだな? 

 

 それも俺たちとは違って前々からあるってやつか?」

 

「そうなんだ、皆さんとは違って僕たちはみんなみたいに強くは無いから……」

 

「気にすんなよ? 戦いなんてのは俺たちみたいにやるわけじゃないんだろ? 

 

 それに、別世界の人間とは言えども仲間みたいな感じだからな?」

 

「はあ……」

 

「それに、ルフィたちのところの‘Jフォース’ってところに行けばいいんだろ? 

 

 ルフィたちの目的が達成したことだしよ? その‘Jフォース’とやらに、俺たちも加わるぜ!」

 

「本当か!!」

 

「本当さ! 腹を空かして飢えているみんなを助けるのもヒーローの役目だろ! アンパンマンもそうだったようにな!」

 

「あの! それなら僕たちも!」

 

「ん? いいぞ?」

 

「軽っ!? 普通そういうのは間や話し合いでするもんだろ!? 

 

 いくら俺たちがあんたたちとの記憶があっても、そういうのは疑えって…………」

 

「無駄よ、城之内くんも遊戯くんも知ってるでしょ? ルフィさんの性格……」

 

「……だな?」

 

「えっと……じゃあ……そんなわけでよろしくお願いします!」

 

 

 

 ダイとの合流に加え、ゴン・トリコ・遊戯達も合流を果たしたルフィ達。

 

 どうしてゴンと遊戯たちの記憶があるのか? 謎が謎を呼び、一行は本部に戻った……。

 

 

 

 




参加作品:遊戯王・HUNTER×HUNTER・トリコ・ダイの大冒険
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