JUMP FORCE TEAM of BERSERK   作:梟帥

13 / 14
同時進行系物語:ナルト編


ミッション・ナルト〜xyzは危険な香り〜

新宿? 

 

 

 

 新宿に付いたナルト達、そこは荒廃とした砂漠と廃墟となった建造物にジャングルが覆われていた。

 

 

 

「なんだここは……? どっちがどっちな光景だな?」

 

「そりゃこっちが聞きたいくらいっすよ? 

 

 ボロボロになった街なのかジャングルに呑まれた街なのかどっちなんだ?」

 

「無闇に考えるなよ? 今はここに‘冴羽遼’って人を探しに来たんだ。

 

 新宿……って言っていいのかわからないけど、これは……」

 

「確かに、これは探すにしても骨が折れますね? 

 

 高所から探して見たけど、ほとんど無茶苦茶ですよ。

 

 どこをどう探していけばいいのか、頭がこんがらがるよ……ホント」

 

 

 

 あたり一面を見渡す限り廃墟となった建造物に木々が覆われており、根が張っていた。

 

 そして広大な砂漠に壊れた自動車と崩れた建造物が大半埋め尽くしていた……。

 

 

 

「しっかしよう、こんな中で人がいるのか?」

 

「そうだぜ? こんなの風の国みたいな場所だったらまだしも、こんなに荒れていたら人がいるかどうか……?」

 

「おーい!!」

 

 

 

 そんな時、遠方からナルトの呼び声がした。

 

 

 

「ん? ナルト? どうした?」

 

「聞いてくれ! ジャングルの奥に人がいたってばよ!」

 

「本当か!?」

 

「OKわかった。そしたら()()()()()()()()に伝えてくれ。

 

 ‘そっち向かう’ってね?」

 

「おっす! 任された!! 

 

 それと、この辺りの地図と今いる場所を記してるから!」

 

 

 

 そう言い()()()のナルトはカカシに地図を渡してドロンっと消えた。

 

 

 

「流石ナルトだな?」

 

「影分身で各地を展開していたとはね……?」

 

「まあ、影分身の強みだからな? 行きますか!」

 

 

 

 カカシ達は影分身のナルトから渡された地図を頼りに目的地に向かった! 

 

 

 


 

 

 

エデン:付近の山麓

 

 

 

「へえ……あれが……?」

 

 

 

 荒廃した砂漠と谷間の中に立つ巨大施設にして旧世界の文明都市「エデン*1」。

 

 荒廃した世紀末において唯一の文明都市、かつてケンシロウがこの他に巡る騒動を経て世界を救った戦いの舞台。

 

 今は世界が入り混じり、唯一の生活拠点である。

 

 

 

(アレって元々はゲームの世界のものでしょ? 

 

 原作世界(オリジナル)にはない世界がなんで……って言っても()()()()()()()()()()からね? 

 

 ……とにかく、これは連中に伝えないとね?)

 

 

 

 エデンを望遠していた女性「マリー」はその場を離れた。

 

 

 

(あの中、なんか厄介そうな人がいそうだから関わらないでおこうっと!)

 

 

 

エデン:門前

 

 

 

 一方、エデンの検閲門の前には……。

 

 

 

「ぐへぇっ!?」

 

「ぐきゃあ!?」

 

「ったく……人様の飯を盗むなんてふてぇヤロウだな?」

 

「おい‘浦飯’? こいつらの荷物、これで全部か?」

 

「だろうな? ったく、どいつもこいつも……」

 

「幽助君‘桑原’君、そっちは終わったみたいだね?」

 

「おおっ! ‘蔵馬’に‘飛影’!! そっちも終わったか!」

 

 

 

 門の前では「浦飯幽助」「桑原和真」「蔵馬」「飛影」の四人がいた。

 

 四人は食糧を強奪しようとした集団を相手に退治していた。

 

 

 

「いやあ……流石だねえ……(大汗)」

 

「でも、おかげで助かったよ? ありがとう、幽助さん?」

 

「いや、それはお互い様だ。

 

 アンタらが俺たちを助けてくれたお礼だよ? ‘羽京’?」

 

「そうだぜ! 俺たち家族や友人たちを助けてくれたんだからな‘ゲン’?」

 

「はっ! 流石だな? たった四人で10〜100人の輩を殴り飛ばすとはな?」

 

「そんなことより、早く入ろう? 

 

 そろそろみんなが待っているから?」

 

 

 

 そう言い、入る支度その時。

 

 

 

「あ〜もしもし?」

 

「ん?」

 

「君たち、ちょっといいかな?」

 

「なんだ? おっさん達は?」

 

「おっさん……って……まあいいか? 少し話がしたいんだが……」

 

 

 

 カカシ達はこの地にナルトが来ているかを尋ねた。

 

 

 

「ナルト……ああっ! そいつならこの先の街にいるぜ!」

 

「本当か!」

 

「街……?」

 

 

 

 シカマルは大きな城壁のような壁を見た……。

 

 

 

「街っていうか……要塞みてえだな?」

 

「まあ〜みんな初めはそう見えるよね? 

 

 僕たちも初めは驚いたから……」

 

「詳しい話は奥で話そう、ここで話すのもなんだしね?」

 

「そうだな……それじゃあお言葉に甘えて」

 

 

 

 カカシ一行はエデンに入った。

 

 

 


 

 

 

エデン

 

 

 

 ここは世紀末の世界とは思えない楽園という名の歓楽街。

 

 主に旧世界の名残りがあり、当時の役割を担っていた。

 

「やすらぎ街」「コロセウム」「バザール」「カジノ」「煙突」「ジャンク」「ネオン」としてその中心「カテドラル」と「スフィア・シティ」。

 

 元々は核ミサイルの貯蔵していた軍事施設、それを発見した「‘拳王’ラオウ」とその配下「ナダイ」。

 

 ラオウは‘我が覇道には不要’と言い、軍事施設を隠す為にナダイに街として興すことを命じた、その結果として街は事実上世紀末の世界の人たちにとって楽園の街と呼ばれるようになったのであった……。

 

 しかし、‘ケンシロウ’と‘ユリア’が街に訪れたこととナダイの部下の反乱によって一時世界滅亡の危機に陥るが、ケンシロウの活躍によって世界とエデンを救った。

 

 

 

「……なるほどね? そりゃあ凄い活躍だったね?」

 

「ああ、そのケンシロウさんは今回の騒動で各地に奔走しているしな? 

 

 ‘ユリア’さんと‘キサナ’さんも今回の件で各地の仲間達と呼びかけてエデンの受け入れや集落の発展に呼びかけていてな?」

 

「なるほどねえ? それで、その経緯で「化学・武力王国」の人たちの協力を得てさらに発展したと?」

 

「そっ! その化学王国のリーダーの‘石神千空’が凄くてな! 

 

 ガラクタの山から電子機器からガラス細工なんでもござれで作っちまうんだから!! 

 

 ほんっとうにスゲェ奴らなんだよ!」

 

「まあ〜実際は‘クロム’ちゃん達が専門なんだけどね? 

 

 この間煙突の改造とバギーの開発等で大活躍していたしね?」

 

「ふうん……? つまり、ここの発展はその人達のおかげなんだな?」

 

「なるほどねえ?」

 

 

 

 エデンの街並みはかつての光景より発展していた。

 

 風力・水力・太陽光発電等が設けており、リサイクル設備が整えていた。

 

 

 

「ここは、世紀末の人たちにとっては楽園(エデン)だな?」

 

「そうなんだ、けれど……」

 

「元々は拳王の街だった……しかし、ケンシロウって人が来たことで事実上解放されたってわけか? 

 

 今はこうしてみんながみんな手を取り合ってってわけになったのね? 

 

 みんな、一生懸命生きて……」

 

 

 

 どがぁっ!! 

 

 

 

「グフっ!!」

 

 

 

 突然、悪漢が暴れ倒れた! 

 

 

 

「ったくよう? どいつもコイツも、油断できねえな?」

 

 

 

 バザールの通りに‘悪一文字’の文字が記された法被を着た青年がいた。

 

 

 

「随分とご活躍だな? ‘左之助’?」

 

「お? ‘斎藤’か?」

 

「全く、これで何件だ? 

 

 ‘司’と‘氷月’たちが近衛兵と警備兵達の教育で治安自体は回復の傾向にあるにも関わらず、こうも盗人や売人が跋扈するとはな? 

 

 大元を断たないといけないな?」

 

「そうしたいのは山々だが、その大元が未だ見つけられていないって話だろ?」

 

「まあな? 早く見つけたいものだが……ん?」

 

「やっほ〜? 相変わらずご活躍ですね?」

 

「あさぎりゲンか? 収穫は?」

 

「えっと、物資と大物人物ですね?」

 

「……ん?」

 

「……お前は?」

 

 

 

 その時、二人の脳裏に()()()()()()()()が過った。

 

 

 

「……はたけカカシ?」

 

「そういう君は、斎藤一?」

 

「……?」

 

「どうしたの?」

 

「あぁ? どうし……っ!?」

 

「……その表情だと、君は「相楽左之助」だね?」

 

「カカシ……!? はたけカカシじゃねえか!! 

 

 お前ら無事だったのかよ!!」

 

「まあな? ということは()()はこの街に?」

 

「ああっ! ちょっと待ってろ!! 今呼んでくる!!」

 

「待て!」

 

「あぁっ!? なんだよ!!」

 

「こんな狭い街に迷子になるようなお前*2が彼らが()()()()()のかわかるか?」

 

「なんだとおっ!!」

 

「案内は俺がする、ついてこい」

 

「ははは…………なんか悪いねえ?」

 

 

 

 斎藤一の案内で、カカシ一行は「ネオン街」へと向かった……。

 

 

 


 

 

 

エデン:ネオン街

 

 

 

 ネオン街は若い女性達と優男たちが中心に仕切っている街。

 

 俗にいう「風俗街」である、キャバレーキャバクラの様な店が並んでおり、その中でも大きい店があった。

 

 

 

「ここだ」

 

「ここって……何ここ?」

 

「入ればわかる」

 

 

 

 その店は俗にいう*3キャバレーだった。

 

 カカシ達は頭に「?」を出しながら入った。

 

 

 

「待っていろ……」

 

 

 

 斎藤一はホスト風の青年に声をかけた……。

 

 青年は顔色を変え、早歩きのように楽屋に向かった。

 

 

 

「……特等席を用意している、そこに座れ」

 

「……ああ、なんか察したわ」

 

「…………ああ、なるほどね?」

 

 

 

 カカシとシカマルは察したかのように特等席に座った。

 

 そして、その数分後……

 

 

 

「はぁーい♡おまたせー♡……って、カカシ先生!?」

 

「やあ、お嬢さん? 可愛いね?」

 

「……なにやってんだよ? ナルト?」

 

「シカマル! ……っと、話は手短でしてくれよ?」

 

「はいはいわかった……」

 

 

 

 ナルトはこれまでの経緯を話した……。

 

 

 

「なるほどねえ? 先んじて探す過程でエデンの人たちと化学王国の人たちと合流して、ここに来たと」

 

「んで、この店の嬢ちゃんが風邪で倒れたからビンチヒッターとして登板して今に至ると……」

 

「まあな? 冴羽遼って人もここにいるって聞いたから探したんだが……」

 

「が……?」

 

 

 

 その時、急に観客の人たちが拍手が上がって舞台の方に注目に行った。

 

 

 

「なんだぁ……?」

 

「何が始まるんだ?」

 

「見ればわかる……」

 

 

 

 そして、舞台の方にスモークが入ってライトが入った!! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ──────いっ!!! 観客席の皆さんと読者(ファン)のみなさん!! お待たせしました────っ!!」

 

 

 

 舞台には海パン一枚履いていた「冴羽遼」が登場した!! 

 

 

 

「今日も‘もっこりダンス’!! 張り切って〜?」

 

 

 

「「「「いってみよ──────っ!!!」」」」

 

 

 

 冴羽遼はもっこりダンスを踊った!! 

 

 

 

「…………ねえ? もしかして?」

 

「そう、あの人……」

 

「…………」

 

 

 

 ナルト達は呆れ返っていた。

 

 観客席の男達と女達は歓声を上げていた。

 

 

 


 

 

 

楽屋

 

 

 

「いやあ、冴羽さん! 本当に大盛り上がりしてましたよ!!」

 

「いやいやそれほどでも〜」

 

 

 

 ショーを終え、楽屋で打ち上げをしていた冴羽遼たち。

 

 

 

「ったく〜この街についてトラブルに遭うわで海坊主たちとはぐれるし、変な男達に絡まれてから大変だったのが嘘みたいだよ!!」

 

「リョウ…………仕事の為なら脱ぐのは控えてよ?」

 

「何言ってんの? 稼ぎ甲斐のある仕事なんだし、しばらくは食っていけるだろ?」

 

「まあそうだけど……」

 

 

 

 楽屋には冴羽遼と‘槇村香’がいた。

 

 

 

「大体、こんな世界だ。

 

 先立つものがないといけないでしょ? ‘海坊主たち’はBARで働いてるのに、僕たちが何もしないなんていかないでしょ?」

 

「確かにそうだけど、だからってストリップショーはないでしょ!!」

 

「まあ香さん……。そんなに目くじら立てないでさ? 

 

 報酬もいい感じだし、そろそろいい頃合いじゃないかな?」

 

「……だな? そういえば、お嬢さん達も元気になっているからだろうしな?」

 

 

 

 そんな時、楽屋から一人の男が入ってきた。

 

 

 

「お邪魔するぜ〜?」

 

「お邪魔するなら帰って〜♡」

 

「は〜い、失礼しました〜♡

 

 ……っと、コントは置いといてだ。

 

 リョウちゃん、お嬢さん方が帰ってきたよ?」

 

 

 

 入ってきたのは‘ジュウザ’という青年。

 

 ‘雲のジュウザ’と呼ばれ「南斗五車星」の一人である。

 

 

 

「そうか、それは良かった」

 

「流石だな? ボルトっていったっけ? 

 

 あんたの親父の仲間、中々の名医だな? ‘リハク’のじいさんが褒めていたぜ?」

 

「いやあ、それほどでも……」

 

「っとまあ、報せに来たのはそれだけじゃないけどな? 

 

 入ってきな?」

 

「よお? 儲かっているね?」

 

「カカシさん!!」

 

「ん? 知り合い……じゃなくて仲間ね?」

 

「そう! 父ちゃんの最高の先生の一人なんだってばさ!」

 

「大げさに言わないでよ? 照れるじゃないか?」

 

 

 

 カカシ一行はナルト達と合流、そして互いの経緯を話した……。

 

 

 

「なるほど? つまり、この俺をスカウトする為にここに来たと?」

 

「まあ……そういうことだな? それより、他のみんなは?」

 

「ああ、海坊主たちは店番。

 

 冴子はユリア様と一緒さ?」

 

「そうなの、まあそうだよね? こんなご時世だからね?」

 

「そう、こんなご時世だからこそなの! 僕たち手を取り合って力を合わせて生きていこうっ! って時にこれだからねえ……?」

 

「仕方ないよ? 食うか食われるかの世界にそんなのは通用しないし、ましてや農作物や家畜を育てても奪われるのが関の山だからな?」

 

「でもまあ、そんな時に彼らがやって来た。

 

 それのおかげでこの通りってね?」

 

「だろうね? その辺の心配はいらないみたいだね?」

 

「ああ、だから……」

 

 

 

 そんな時、店の従業員の人が早足で楽屋に入ってきた。

 

 

 

「みんな!! ‘ケンシロウ’さんたちが帰ってきたぞ!!」

 

 

 

 その報せを聞いた一同は、驚きと喜びの声が上がった。

 

 

 


 

 

 

カテドラル:検閲門前

 

 

 

 検閲門にて、多くの人々がケンシロウと剣心と千空たちの帰還を祝っていた。

 

 数十台のバギーとバイク、そして2台のモンスタートラックが駐車した。

 

 

 

「待たせたなっ! みんなっ!!」

 

 

 

 モンスタートラックから降りてきた‘石神千空’。

 

 千空はバギーとバイクに乗っている仲間達に指示を出してトラックの荷台をおろす指示を出した。

 

 

 

「ヒャッハーっ!! 見ろよ! エデンの野郎ども!! 鉄屑とプラスチックの山だっ!!」

 

「資材豊富だっ!! 喜べっ!!!」

 

 

 

 荷台からは鉄屑とプラスチックをおろし、エデンへと運んだ。

 

 

 

「やれやれ、しかし……これだけあれば当分は安泰するでござる」

 

 

 

 バギーに降りた剣心は、仲間にもう一台のトラックの荷台をおろす指示を出した。

 

 おろした荷物は穀物と果実等だった。

 

 

 

「野郎ども!! 喜べ! 一生分の食糧だっ!!!」

 

「よってらっしゃい見てらっしゃい!! 持ってけ泥棒ども!! 

 

 欲しけりゃ金が命を払えっ!!」

 

 

 

 意気揚々と食糧をエデンへと運んだ。

 

 

 

「ケンシロウ……ご苦労だった」

 

「当然のことをしたまでだ。

 

 彼らの協力が無ければエデンは発展しなかった」

 

「そう言うな、エデンと世界を救った男が謙遜するなよ?」

 

「そうだぜ? それに、アイツらのおかげでみんなエデンに集まったんだから!! なあ?」

 

 

 

 ‘ケンシロウ’はバギーを運転していた少年「バット」と共に降り、リハクと談義していた。

 

 

 

「それより、そちらの首尾は?」

 

「…………」

 

 

 

 ケンシロウは何も語らずに、後ろの方に向いた。

 

 

 

「……おおっ! お前たち!!」

 

 

 

 バギーのトレーラーとモンスタートラックの中からケンシロウの仲間達が現れた! 

 

 

 

「お久しぶりです、リハクさん」

 

「リハク様、ご無沙汰しております!」

 

「ようやくついたか……」

 

「この歓声……なるほど、ここがエデンか?」

 

 

 

 そこに並び立つ四人の拳闘士の男達。

 

 その者たちはケンシロウと並ぶ猛者たちであった。

 

 

 

「ここにまた舞い戻ってくるとはな……?」

 

「いいじゃない? ‘レイ’?」

 

 

 

南斗六聖拳‘義星’

 

‘南斗水鳥拳’

 

 レイ

 

 

 

「すまないな? レイ?」

 

「良いんだよ、ケンシロウ? 

 

 アイリを助けてくれたお礼もあるからな?」

 

「……良き強敵(とも)を持ったな? ケンシロウ?」

 

 

 

北斗宗家次男

 

‘柔拳士’

 

 トキ

 

 

 

「ああ」

 

「……この歓声、この生気溢るる空気。

 

 …………なるほど‘聖帝’がこの地を欲するのも頷ける」

 

 

 

南斗六聖拳‘仁星’

 

‘南斗白鷲拳’

 

 ‘盲目の闘将’

 

 シュウ

 

 

 

「そうだ、シュウ」

 

「おおっ……! ここがエデン……! 

 

 噂に違えぬ‘奇跡の街’!」

 

 

 

南斗五車星

 

‘大山の拳鬼’

 

 フドウ

 

 

 

「すっすっげぇ……!! 

 

 南斗の拳士に北斗の拳士だっ!!」

 

「なんと逞しく覇気のある豪傑……!!!」

 

 

 

 エデンの住民たちは、レイたちとトキの登場に歓喜の涙を流していた……。

 

 

 

「あれは……!!」

 

「ケンシロウの盟友にして強敵、そして友でもある。

 

 大物揃いで格好いいねぇ?」

 

「ああ……!」

 

(一目見ればわかる……! 

 

 立ち姿だけでも、強者たる風格と覇気……そして貫禄。

 

 敵になりたくない面々だが、仲間として迎え入れると頼もしいのはよくわかる……!)

 

「剣心!!」

 

「おーい! 剣心!!」

 

「‘薫’! 左之助!」

 

 

 

 剣心の元に駆け走る‘神谷薫’と相楽左之助たち、剣心の帰還に喜んでいた。

 

 

 

「おかえり、剣心!」

 

「大収穫だったな!」

 

「何やってきた感で話してんだよ! 左之助!! 

 

 お前が行ったら迷子になるから代わりに俺が付いてったのに、何偉そうに言ってんだ!!」

 

「なんだとう!? それが俺に言うことか! ‘弥彦’!!」

 

「もう! 二人ともいい加減にしなさい!」

 

「ふふ、元気そうでよかったね?」

 

「おろ? ‘恵’殿? 今日は早いのか?」

 

「何言ってるのよ? 今はサクラちゃんたちがいるから大助かりしているから」

 

「やれやれ、相変わらずな面子だな? ‘剣心組’?」

 

「「どおっ!?」「うおっ!?」斎藤一!?」」

 

「斎藤殿! 珍しいでござるな?」

 

「詰まる話があってな? それを伝えに来ただけだ」

 

 

 

 剣心の帰還に、一同は喜んでいた。

 

 

 

「おかえり、千空ちゃん。

 

 てか、よく集められたねえ……?」

 

「何、クロムが作った特製の金属探知機にゴミ収集車のおかげだよ?」

 

「だろうな! それで、この山全部を使うんだな!?」

 

「まあ待て、集めた後は‘分別’しねえとな?」

 

「だね? でもよくこれだけ集められたね?」

 

「はっはー!! 人海戦術総動員で集めさせたんだっ! 

 

 これだけ集められれば、エデンは発展すること間違いなしだっ!!」

 

「さて、あとは……」

 

「千空!」

 

「っと? なんだ‘コハク’?」

 

「‘本部’から緊急の呼び出しだ、この仕事を整え次第来てほしいとのことだ」

 

「本部……ああ、キサナか?」

 

「ああ」

 

「……わかった、後から行くって伝えてくれや? 

 

 この山の分別をしないといけないからな?」

 

「……わかった、早く済ませろよ?」

 

 

 

 コハクはそう言い、場を離れた……。

 

 

 

「そんなわけで、速攻でやるぞ!」

 

「おうよっ! ‘カセキのじいちゃん’とこにいってくるわっ!!」

 

「どいひ〜! これ僕も現場にいないとダメなやつ?!」

 

「まあ、仕方ないけど……後のことは仲間たちがしてくれるから良いじゃないかな?」

 

「ああ、現場を整えた後に行けば良い!!」

 

 

 

 千年たちはガラクタの山を分別作業をする為に‘工業エリア’に向かった! 

 

 

 

(これは……多分帰るのは遅くなりそうだな……?)

 

 

 


 

 

 

カテドラル:総統室

 

 

 

 それぞれの持ち場を整え、後任に託した各部門専門業の人たちが集っていた。

 

 

 

「Jフォース? なんだそりゃ?」

 

「まあ、言いたいことはわかるってばよ? 

 

 俺たちは任務できたんだ」

 

「そうだったの……」

 

「なるほどね? 遠路はるばるお疲れ様ね?」

 

 

 

 会議室にはキサナをはじめ、ユリアと冴子がいた。

 

 席にはナルト・ケンシロウ・冴羽遼・石神千空・浦飯幽助・緋村剣心と仲間達がいた。

 

 

 

「それって、私たちの住んでいる街とアンタ達の世界がごちゃ混ぜになったのと関係があるの?」

 

「関係大アリだよ? 聞けば、俺たち全員ここに来た瞬間に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()んだぜ? 

 

 初対面なのに、全員が全員顔と名前がハッキリとしているんだぜ?」

 

「確かにそうだな? 俺とカカシと会った瞬間に()()()()()()()()()()()んだ。

 

 なんなんだ、これは?」

 

 

 

 突然の存在しない記憶(ノン・フラッシュバック)に困惑する一同だったが、そんな中に一人声を出した。

 

 

 

「ちょっと良いか?」

 

「ん? どうしたんだ、クロム?」

 

「あのさ? 俺たち全員がここに集まって、初対面なんだろ? 

 

 普通初対面なのに知っているわけないだろ?」

 

「ああ、そうだな?」

 

「だったらよ? みんなは何処で会ったかなんてわからないだろ?」

 

「あ? そりゃそうだろ? どうしたんだ?」

 

「それなら、会ってもいないのに……ん?」

 

 

 

 その時、クロムの脳裏に()()()()()()の一ピースが過った。

 

 

 

「……なあ、ナルト?」

 

「ん?」

 

「気づいたんだけどよ? 

 

 この世界は「現実(リアル)」と「漫画(ジャンプ)」の世界が融合しているって話だったよな?」

 

「ああ、そうだってばよ?」

 

「…………。

 

 ……っ!」

 

「……クロム?」

 

「クロムちゃん? 何か()()()の?」

 

「……なあ、いきなり変な質問するけど良いか?」

 

 

 

 クロムの発言に一同の頭に「?」か大きく出た。

 

 

 

「まず、ナルトから良いか?」

 

「え? いいけど……なんだ?」

 

「ナルト……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()のは‘いつ’なんだ? 

 

 

 

 クロムの発言に一同は「はあ?」と声を出した。

 

 

 

「お前……何言ってんだ?」

 

「なんだ? いきなりなんでそんな話を?」

 

「わからねえんだ、けど……」

 

「漫画としてって……俺たちは‘1999年’に始まったけど……どうしたんだ?」

 

「…………っ!!」

 

 

 

 ナルトの発言に‘五知将’全員は‘理解’した。

 

 

 

「ナルトちゃん……今‘なんて言った’の?」

 

「えっ?」

 

「漫画としてって言うのは‘連載開始’のことだよ?」

 

「はあ? それが……」

 

「……っ!!」

 

 

 

 その時、ゲンの言葉にカカシとシカマルは理解した。

 

 

 

「ナルト……お前‘気づいていない’のか?」

 

「えっ? 気づいてないって……」

 

「気づくも何も……どうして君は()()()()()()()()()()()を答えられる?」

 

「え……。……ああっ!!」

 

「そうだ……ということは……! 

 

 みんなは()()()()()よな?」

 

 

 

 シカマルの言葉に、ケンシロウと剣心達は理解した。

 

 

 

「それって……!?」

 

「まさか!?」

 

「……念のために、メモを用意している。

 

 全員答えてくれ、書き記す!」

 

 

 

 千空はケンシロウ達に漫画として始まった年月を書いた。

 

 

 

「……書いたぜ? 

 

 まず「北斗の拳」は‘1983年’

 

「シティーハンター」‘1985年’

 

「幽☆遊☆白書」‘1990年’

 

「るろうに剣心」‘1994年’

 

 そして、Dr.STONE(俺たち)は‘2017年’。

 

 ……結論は出たな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たち全員は漫画世界(ジャンプ)の人間であることを()()()()()()

 

 

 

 千空の結論に、同様の空気が流れた……。

 

 

*1
「北斗が如く」の舞台。

 

 今物語はそれに順じ、時系列的にオリジナルの世界観。

*2
京都に行くのに東海道から外れて山々越えるという馬鹿げたことをしでかしてる。

 

 そんな道中に‘ 悠久山安慈’と出会い‘二重の極み’を身に付ける。

*3
モデルイメージは「龍が如く0・2」のキャバレー「グランド」




参加作品:Dr.stone・北斗の拳・るろうに剣心・幽☆遊☆白書
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。