JUMP FORCE TEAM of BERSERK 作:梟帥
「そうか、ご苦労だった」
グラバー司令官は孫悟空・ルフィ・ナルト達の任務達成の報告を受けていた。
「それで?」
「ああ、孫悟空チームは杜王町にて空条承太郎達と合流したが、男鹿辰巳をはじめとする面々を迎え入れた。
ルフィチームはダイを発見時にトリコとゴン達と再会。
ナルトチームは‘エデン’という街にて冴羽遼を発見するが、ケンシロウと剣心達と出会った。
それぞれの捜索地に拠点になりある地であった為に、各隊員を動員させると伝えた」
「そうか、それは朗報だな?」
アレキサンダーはそう言って司令室を出た……。
廊下を歩き、綱手と話していた。
「そんなことが……?」
「そうだ、我々の想定と想像を超える展開が起きているということだ。
これは行ってみないとわからないことばかりだ」
「行ったところで何ができる?」
「だな? そこは弁えているよ。
ことが終わったら観光がてら行こうとするか!」
「元気な爺さんだな?」
「いつでも若く元気な婆さまに言われると嬉しいのう!」
「‘婆さま’は余計だ、自来也みたいな奴だな?」
「はっはっはっ! そうか? さて、私は私の仕事をしよう!!」
アレキサンダーはそう言って意気揚々と歩いた。
(全く……年寄りとは思えんな?)
「なるほど? 悟空たちが赴いた場所にそんなことが……」
「ということは、この世界中に同じ様なことが起きて
会議室ではシカクと‘いのいち’たちと‘ブリーフ博士’たちがいた。
「ああ、それにどういうわけか
「??? なんなんだ、それは?」
会議室の人たち一同はその報告に困惑していた。
「俺だって、そんな話を聞いた時は疑問が出たぜ?
しかし、現地のみんなの話を聞くに本当らしいみたいだぜ?」
「なるほどのう……となると、わしらとは違う世界のものたちとの記憶があるということか?」
「いや、そうとも限らないが……。
現にナルトのところは我々の知る世界観とは大いに異なっていただろ?」
「エデンという街だな? 世紀末の世界にも関わらず電気水道等が生きているというあの街か?」
「そうだ、しかしアレは
聞けば
その世界観にありそうでなくて理想郷のような街だが、実際には
そんなものがあったら
シカクの言葉に、一同は納得と関心をした。
「ということは、我々の世界にも似たようなものが?」
「似たも何も
孫悟空とルフィんとこの世界観、孫悟空の場合は人造人間*1や魔人ブウの戦いの後。
ルフィの場合は金獅子やゼット、そして‘ウタ’。
アレキサンダーの爺さんが言うには展開は漫画に限らずアニメゲームにもあるって話だ。中にはそれから逆に来たってのもある*2。
つまり、俺らの場合もそれと同様にあるって話だ」
「……!」
「‘アスマのとこ’と‘三尾’と‘第四次忍界大戦の局地戦’*3がその例だ。
俺たちと彼らの世界の時間軸が違うのと流れと展開が違う故に知る内容が違う」
「そうか……確かにワシらは原作世界というオリジナルがあるが、現実の世界にはアニメ・ゲーム……映画・小説等がある。
内容はどうあれど、それは
「そういうことだ」
会議室の空気は驚きと関心が包まれていた。
意外性や可能性のある世界観があるという事実に……。
「……それよりも、そろそろじゃないか?」
「ん?」
「カズマ達じゃよ、あやつら
悟空たちが帰ってくるまでの間にチカラを付けるどうこう話とったからのう?」
「ああ、そうだったな……?」
精神の時の部屋は、DRAGON BALLに登場する部屋である。
今物語は事態が事態故にデンデと時の界王神が最大限界を越えた領域と化し、従来の仕組みを魔改造している。
48時間を超えれば出ることが出来なくなる問題を時の界王神が扉と鍵を作ったことによってその問題を解消。(管理は時の界王神とデンデのみ)
そして部屋にさまざまな修行道具を設け、多くの戦士たちを10〜100年分以上の修行を経て強く仕上げていた。
しかし、それの壁を軽く越える打ち破る者たちが輩出していた……。
有望株とも言えた戦士たちは戦線に出ても良い実力を持ち合わせていた、戦いに出て
「…………で? これで何人目?」
「ざっと100人……1000人ぐらいですかね?」
精神と時の部屋の中は戦々恐々となっていた。
カズマとアルベルトの二人はそれぞれの修行に打ち込んでおり、一部の界隈がチカラ比べをしようと言い出したことが始まりだった。
多くの戦士たちの中には様々な異能力を発現し、宿していた者たちがいた。
それが災いとなったか、始めた時とその過程でヒートアップし始めたことで収拾がつかなくなり始め、途中参加の感じで二人も参加して今に至る。
「チャクラや覇気、念能力に個性等使う人がいましたが……」
「どれも
「そうとも言えますね? 現に
本当に殺す殺される世界に生半可な感覚で行けば生命に関わりますからね?」
カズマとアルベルトの二人は何気なく談義をしている中……。
「なるほど……流石ベルセルクの頭を張るだけのことはある」
その隣のマスコット? のような奴はプラカード(‘強さも下手をしたらここの人たちよりも強いぞ? ’)を掲げる。
その光景を見たヅラはそう思い、二人の接触を試みた。
「ヅラじゃない‘桂’だ。
というかこの
「んだよ? 久しぶりの登場とお前の初登場だろ?
少しは良いだろう?」
銀時が話しかけた男‘桂小太郎’。
彼は攘夷志士の一人だった、かつての仲間たちからは‘狂乱の貴公子’と呼ばれていた。
そんな彼はこの融合世界にて仲間達をまとめ上げてJフォースの存在を知り、入隊して今に至る。
「なるほど? 強くてニューゲームをしているというのは本当のようだな?」
「だろ? お前も見ただろ? チートというより二週目プレイしている人たちだよ、あれは」
「しかし尚のこと、交流をしたいものだな」
【‘ 彼を知り己を知れば百戦殆からず’だな?】
「へいへい、じゃあ好きにしな……」
精神の時の部屋を出て、カズマとアルベルトの前に桂小太郎が現れた。
桂は二人の元に近づき交流を図った、交流してからは親睦が深まり、紆余曲折を経て盟友に等しい間柄となった。
そして、桂を筆頭に攘夷党を再結成して天人の不法行為と上層部の見過ごし忖度を許さない正義溢れる党となっていた!!
よって、日本はかつての栄光と泰平を取り戻し侍の世を取り戻したのであった……。
どこからともなく
「おいぃぃぃっ!! ルビと名前が逆!! あとなにナレーションで捏造してんだこの野郎っ!!」
「何を言っているんだ!! 彼らは友好的だったぞ!!」
「いやだからって何でそうなるの? ん? ってなったよ?」
「それに、貴方のナレーションが良くて騙されかけましたよ?」
「いやいや、銀時程ではない。
しかし、話せばわかる人でよかった。
大半は力を行使したい輩が多くてな? 見せびらかしや目立ちたがり屋が多くてな?
礼儀がなっていないのが多い……実にけしからん……!!」
「そうはいうけどよ、ほとんどは現実側の人間たちだよ。
ジャンプヒーローヒロイン級の能力を手に入れて有頂天になってんだよ、俺たちが何言っても止まらねえよ?」
「っても、俺とアルベルトが締め上げたけどね?」
「締め上げたって……あの山になってしまった人たち医療室の方に運ばれて圧迫状態になっていますよ?
いくら何でもやりすぎじゃないですか?」
「あれくらいしないと反省も猛省もしないよ?
現にみんな力の大会の感覚でやろうとしていたんだぞ? 俺たちがやろうがしなかろうが結果はわからなかったんだぞ?」
「そうよ? みんなふざけて怪我でもしたらどうするアル?」
「そう言ってどさくさに紛れてなぶり締めしていた君が言う?」
「あ、やっぱバレてた?」
「背骨折と腰砕きを素手でできる面子の中であんたしかいないだろ?」
「そうあるか……念能力とかそういうの使えるかなって水見式してたけど何ともなかったね」
「夜兎の子にはその
「何言ってるアルか!! 異能力は少年少女の夢ネっ!
私だって異能力を持てば鬼に金棒ネっ!!」
「戦闘民族の実力だけでも十分に強いよ?
キメラアントじゃないんだから今の自分に誇りを持てよ?」
「そうだよ、覇気を使えるだけでも十分に強いよ?」
「シャンクスみたいに強い覇気使えるならメッタ打ちに修行すればってか?
ふざけてるよ、アイツカタクリとカイドウより無茶苦茶凄まじく強いネ」
「カタクリの未来視とカイドウの覇王纏いを使いたいのか? やめとけやめとけ、確かに俺はONE PIECEでカタクリの役をしていたけどよ?
シャンクスの様にはできないって、マジで」
「だよなあ、銀時はあの界隈じゃあ新人だもんな?」
「あの、何メタい話しをしているんですか?」
「メタも何もよ? 確かレオナ役やジャイアン役の人もONE PIECEでは新人みたいな立場だしよ? 最終回まで現役何人死んだと思ってんのよ?」
「だからってそんな卑下に語らないでくださいよっ!!
あと最終回の話どうこうしてるけどちゃんと読んでるのか!? いつ終わったんだよ!?」
「新八よう? 俺たち銀魂の最終回はどうなんだよ?
映画で綺麗に締められたってのに、漫画だとてんやわんやだったんだぞ?」
「おいおい、元を辿れば……もうよさんか? 話すと長くなる」
「まあ、こんだけ話してこのしでかしどうしようかねえ?」
そんなこんなで話し、切り上げようとしたその時。
「そういえば、あんたら何やっていたんだ?
この2〜3日あの部屋に引きこもりっぱなしでよ?」
「「‘軍艦バック’」」
「OK、それだけで何をやっていたかわかった。
そりゃ強いわけだよ」
「あとよ? 正確には‘2〜3週間’だバカヤロウ」
「へえ〜あの部屋に入って2〜3週間……え?」
銀時はカズマの発言に耳を疑った。
「精神と時の部屋の扉はな? 時の界王神が改造したんだ。
あの扉のおかげで人数制限の上限が限界突破できる様になってな?
数日から数週間数ヶ月数年もいられる様に仕上げたんだ、その管理と制限を設けた鍵は時の界王神とデンデが受け持ってるんだ。
その後、俺たちは特別に‘5〜10年’の要領で軍艦バッグと俺自身の
「あの、顔が死んでますよ?」
「悪魔の実!? それを食っていたのか!?」
「ああ、それも
超人系の‘天候人間’になったのさ
カズマの発言に、銀時たちは驚きを隠せなかった。
「ウェザウェザの実……って何?」
「それを次回で教える」
「ねえ? このタイミングで次回予告的な話をしないで?」
精神の時の部屋で起きたカズマとアルベルト対1000人以上の戦士たち。
彼らの戦闘は凄まじく、正に戦々恐々としていました。
あれはもう戦闘でもなんでもない、蹂躙の限りを尽くした傍若無人の戦いでしたよ。
幸い、生き残った人たちもいましたが
彼らの復活は少しかかる。
それまでは、彼らには猛省を促し
最終的にはリハビリを兼ねて戦線に出します。