JUMP FORCE TEAM of BERSERK 作:梟帥
「なるほど……これが‘アイツ’の戦いか?」
「そうだ、かつて
「クハハハハ……! 確かにそれ相応の男だな?
しかし、アイツらは知らずに助けたわけか?」
「それが彼らの本質にして弱点……。同時に魅力でもある」
「ふふふ……まあ、それが彼らの良いところよ?
あなたもそう思わない?」
「そうだな……だが同時に危うさもある。
私たちが元いた世界も同じようなこともあったのだろう?」
「同じ……か。
だからと言って、我々は己が目的のために集った烏合の衆だ。
それを履き違えないでもらおうか?」
「私は別に構わないぞ、私はただ強い奴と戦いたい。それだけだ……」
「同感だ、元は俺は地獄を渡り終えた身だ。
世界の融合とやらに巻き込まれたが……たまたま君たちと出会っただけだ」
「別に構わない、私は私の目的のために君たちの
「お前の目的なぞ我らが知る価値もない……。
しかし、俺がこうして蘇ってしまった以上何もしないわけにはいくまい?」
「かつての‘勇者’との再戦がしたい……とでも言いたいのか?」
「勘違いするな、お前たちとは違って俺は俺の目的があるのでな?
失礼するぞ……」
(……まさか、こんな大所帯となるとはな?)
見知らぬ異空間にはフリーザ・セル・クロコダイル・大蛇丸・藍染惣右介・ハドラー・戸愚呂(弟)・志々雄真実等の大悪党たちがいた……。
(……どうやら一筋縄にはいかないようだな?)
ベースキャンプに訪れたカズマと悟空たち。
『到着しました』
「くう〜っ。やっぱ機械に瞬間移動させられるのはまだ慣れねえな」
「仕方ないでしょ? 孫くんは連れてできても、仲間全員分となると苦でしょ?」
「ここは……?」
「ここに来るのは初めてですね? ここは「ベースキャンプ」と言って、僕たちの拠点です」
ベースキャンプという場所には見覚えのあるものばかりだった。
ドラゴンボールのブルマの研究所と「ゼノバース」のタイムパトロール拠点。
ONE PIECEの海軍基地。
NARUTOの忍連合軍本陣。
BLEACHの護庭十三隊の本舎。
その他の各漫画世界の拠点が混ざり合った場所だった。
「なんか色々と混ざってどれがどれだか……?」
「そうですね? 初めはみんなそう言います、でも慣れれば大丈夫です」
「そうか……」
ベースキャンプの中央部に向かった、そこには多くの若い戦士たちの姿があった。
「おーいっ! 悟空!」
「あら! ナルト君! ルフィ君!」
「…………えっ!?」
その時、二人の戦士が孫悟空たちの元に近づいた。
「ルフィ! ナルト!
すまねえ、フリーザを逃しちまった!」
「いいってことよ! 次会ったときはまたぶっ飛ばしゃあいいさ!」
「ああ、そうだな!」
「ルフィさん、ナルトさん! ご無事でしたか!」
「トランクス!」
「そちらの状況は?」
「ああ、どういうわけか大蛇丸の奴は「クロスギルド」って組織と結託していたんだ。
それ以外に「レッドリボン軍」や「異能解放軍」もクロスギルドに……!」
「いいっ!?」
孫悟空・ルフィ・ナルト。
ジャンプヒーローの御三家が集う光景に、カズマは腰を抜けかけていた。
(すげぇ……!! ジャンプの御三家が揃ってる……!?)
「ふふ……その反応は正しいですよ?
ここに来た人たち……もといあなた方の世界の人たちは僕たちを見て驚きましたよ?」
「当然だ」
「!?」
その時、声のした先にはスキンヘッドのメガネをかけた男が現れた。
「君たちが漫画の見ていたような想像の世界が目の前に広がっているからな」
「長官!」
「長官……? あの人が?」
「はい、ここ「アンブラスペース」の最高責任者にして「Jフォース」の長官を勤めている……」
「グラバーだ、トランクス君の言う通り。私は「アンブラスペース」の最高責任者兼「Jフォース」の長官、正確には司令官を勤めている」
「はあ……」
「オホン……改めて、ようこそ「アンブラスペース」へ。
ここは二つの世界の人類たちの反抗と希望の拠点だ、さて……改めて初めまして「カズマ」君?」
「……っ! どうして……って、ナビゲーター経由か?」
時間が経ち、カズマを含めた新人隊員たちが集い
グラバーのそばに御三家が立っていた……。
「さて、改めて……。
諸君! ようこそアンブラスペースへ!
私の名は「グラバー」。先の話を聞いたものがあるが、初めて聞く者たちには紹介しよう。
ここ「アンブラスペース」の最高責任者にして「Jフォース」の司令官だ、以上。
改めて、本題に話そう。
ここ「ベースキャンプ」は私を含め、君たち新人隊員は現実世界の人物だ、そして中には架空の世界の人物もいる。こちらの三人の者たちの住民たち等が例だ」
御三家の方々は手を振る等の反応をした。
(そりゃあそうだろうな……?
この人たちは俺と同じ人もいればジャンプ漫画の
彼らからしたら同じ土俵に立たれたとなると、歓喜と驚愕ものだろうな?)
「さて諸君、単刀直入にこの題のことを話そう。
まずは「
君たちが住む世界と彼らの住む世界とは違う世界がある。
存じているだろうが、その世界というのは「ジャンプ」という名だ」
現実世界の人たちは驚きと喜びの声が上がった。
「まあ、現実の世界のきみたちはそう反応するのは当然のことだ。
さて本題について話そう、彼らジャンプの世界と謎の敵組織「ヴェノムズ」について。
まず、ジャンプ世界の悪と言えば「フリーザ」や「セル」等が有名だ。
そしてこちらにいるヒーローは君たち老若男女問わず語り継がれている伝説的存在だ」
(そりゃそうだ、ドラゴンボールの孫悟空。
ONE PIECEのモンキー・D・ルフィ。
NARUTOのうずまきナルト。
おおかた
「ヒーローについては知っての通り、そして彼らと敵対するヴィランも知っての通り……。
そのヴィラン達は「ヴェノムズ」と共に世界を破壊と混乱と混沌に陥れ、跋扈するようになっている」
「そうよ、そいつらをやっつけるために「Jフォース」を結成したの。
まあ、それについてはグラバーさんから話した方が早いわね?」
「ふふふ、そうだな?
新人隊員たちはざわめき始めた……。
「……さて、各クランの役割について話そう。
孫悟空、サイヤ人名カカロット率いるα。
モンキー・D・ルフィ率いるβ。
うずまきナルト率いるγ。
この三チームだ」
わぁぁぁっ! と叫ぶ新人隊員たち。
「既に周知の事実だが、君たちはこの三人とは程遠いが
つまり……そういうことだ!」
新人隊員たちはライブ感の如くに叫んだ!
「あの〜? 一つ質問して良いですか?」
グラバーとジャンプキャラ、そして新人隊員たちはカズマの方に注目した。
「俺ら全員がその戦闘能力を宿ったって言いましたよね?
それって
「ほお! 素晴らしい質問だ! そのとおりだ、質問者を含め君たちはみな
先の言った通り、戦闘能力に加え
その源は「コズミックキューブ」という箱だ、瀕死者と志望者の体内に埋め込まれたキューブこそが君たちの今の力なのだよ。
中には倒した者がいるが、そうでないものには説明しよう。
以前交戦して勝ち、その時同じものが出たのを覚えていよう?」
(…………!)
「そう、ヴェノムズは元々
グラバーの発言に、新人隊員たちは驚いた……!
「コズミックキューブは、体内に取り込んだ者の意志によって変わるのだ。
ここにいる新人隊員諸君は正義感等の‘善’の強い意志を持っている。
対しヴェノムズは‘悪意’を持った人間はキューブに支配され、破壊衝動や歪んだ欲望に駆られて暴走してしまうことのだ。
つまりヴェノムズは悪意ある人間たちを集め、彼らをキューブに埋め込むことで仲間を増やしつつ、二つの世界……今は「融合世界」を支配するためにエリアを侵攻しているのだよ」
グラバーの発言を聞いて、多くの新人隊員たちは驚きの声が上がった……。
「結論を言えば、このままでは
それを防ぎ、人々と世界を守るためにはヴェノムズのせん滅はもちろん、ヴェノムズを生むキューブの回収が必要だ。
新規精鋭の新人諸君、キミたちの力は我々「Jフォース」の戦力となれるのだ!」
「……!」
「……さて、長話になってしまったな?
では改めて、諸君たちは本日をもってJフォースの一員だ! 期待しているぞ」
新人隊員たちは喜んではしゃいでいるものや彼らと共に戦えると喜ぶ人たちがいた中……。
(
新人隊員の一人である「カズマ」はため息と後ろめたい感情に陥っていた……。
崩壊したニューヨークにて、謎の二人の男女がいた……。
「ガレナ、「計画」はどうなっている?」
「Jフォースとか言う暑苦しい連中が必死に抵抗しているようだけど、問題ないわ。
兵の数はちゃくちゃくと増えている」
「そうか……だが、順調であれど、気を抜くな?」
「ふふ……せっかちね?」
「急ぎたくもなる……こんな
このオレの手で、世界を作り替える……!」
次回
てめぇら!それでもジャンプ魂を持ってんのかぁ!!
ギャグの線引きって、案外難しいよなあ・・・?
プロローグのようにネタが曖昧な線引きのネタが出ます、以下の答えを求む
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表現の自由の果てまで走れ
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慎重にネタ作りして歩け