JUMP FORCE TEAM of BERSERK   作:梟帥

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任務完了
帰還の話


その男、夜神月

Jフォース:ベースキャンプ

 

 

 

 ベジータの洗脳を解き放った話は広まり、多くの人々は彼らの帰還を喜んでいた。

 

 

 

「皆、ご苦労だった。

 

 ベジータの救出、見事であった」

 

 

 

 会議室ではカズマとアルベルト、そしてジャンプキャラクターたちがいた。

 

 

 

「ったくよ、散々な目にあったぜ……。

 

 巻き込まれては追われてはぶっ飛ばされてで、俺たちいいところなかったじゃん!」

 

「そう腐るなよ? 銀時よ。

 

 まあ、神楽には礼を言っとけよ? あの娘がヴェノムズの戦闘員をKOしたんだからな?」

 

「そうは言うけど、それ俺ら巻き込まれたからな? 死ぬかと思ったよ?」

 

「いいじゃねえか? ギャグ漫画補正のおかげでピンピンしてるしな?」

 

「そうは言うけど、死ぬ時は死ぬからな?」

 

「あいよ、肝に銘じとくよ? 

 

 ところでよ? 今度Switch2でよ、バニー系があるけどよ? 一緒にやる?」

 

「やる」

 

「よろしい」

 

「おいそこのダメ親父ども、真面目に会議の話聞いてる?」

 

 

 

 カズマと銀時がふざけてる間に、会議は進んでいた。

 

 

 

「つまり、ベジータさんの身体から出た赤黒いキューブは悪意がこもっていたと?」

 

「そうだ、先ほど君たちが回収した赤黒いキューブ。

 

 以前話だから知るものはいるが、復習のために話しておこう……」

 

 

 

 グラバー司令官は「コズミックキューブ」のことを話した。

 

 かつてカズマと同じように瀕死になったものたちの蘇生処置に使い、ヒーローとして蘇ったケース。

 

 ベジータの場合は例の赤黒いキューブによって、強制的に洗脳して悪意に満たして破壊衝動に駆られて暴走する。

 

 青白いキューブと赤黒いキューブ、コズミックキューブが2種ある。つまり、青白いキューブはヒーローとなり、赤黒いキューブはヴェノムズという悪役(ヴィラン)になるということ。

 

 それら二つのキューブには()()()()()()()()()という性質を持っている。

 

 

 

「つまり、オレ自身が知らない気づかない間にいつの間にかということか?」

 

「そうだ、今回の件は()()()()()()が関与していると我らは見ている。

 

 ヴェノムズに与するか、或いは別勢力かのどちらかだ……」

 

「皆目検討がつかない……と?」

 

「ああ、今回ばかりは情報が多すぎる。

 

 カズマやアルベルト等はじめとする者たちは善に寄り添っており、青白いキューブに反応した。

 

 しかし、ベジータの場合は赤黒いキューブだ。

 

 赤黒いキューブは以前話したように()()()()()()()()()()()して、強制的に洗脳してしまうのだ」

 

「なるほど……」

 

「当初はこの問題は、本人の意志関係なくなるものと見ていたが……。

 

 これは全ての人間……生ける者たち全ての感情を増幅して善と悪になることがわかった」

 

「それって……まさか……!?」

 

「……そう、つまりベジータを陥れたのがヴェノムズの仕業にしても、奴らの裏には()()()()()()しているということになる」

 

「……!」

 

 

 

 グラバーの発言に、一同は驚きを隠せなかった……。

 

 

 

「くそっ! ならば誰なんだ!? 

 

 オレを操っていたヤツというのは……!!」

 

「それについては、現在調査中だ。

 

 この件は各隊に通じて警戒するように通達している」

 

「了解、それなら今後のことはあなた方に任せましょう。

 

 我らは成すべきことを最優先に行います」

 

「うむ、それでだ……ベジータ君には隊の入隊をするにあたって……というのは愚問だったな?」

 

「カカロットの役目は俺の割には合わん、ルフィの元なら存分に暴れられる。それで良いな?」

 

「でしょうね? あなたのスタイルを鑑みれば相性抜群でしょうしね?」

 

「それは褒めているのか,皮肉ってるのか?」

 

「さあね? まあとにかく、現状が知りたいですね?」

 

「うむ……此度はベジータの救出が主任務だった、成功したことにおいては大きい。

 

 今後の任務に備えて情報を集めさせている、その後に対応を進めてもらおう。以上だ」

 

 

 

 グラバー司令官はその後、会議を終えて各々職務に戻った。

 

 

 


 

 

 

ベースキャンプ:中央行き廊下

 

 

 

「…………」

 

 

 

 カズマは前回の戦いを振り返っていた。

 

 ベジータとの激闘によって己が能力のみで戦うのは‘限界である’と感じていた……。

 

 

 

(何か能力の一つや二つを持った方がいいのかな? 

 

 ルフィやナルトに相談しようかな……?)

 

 

 

 そう思い、カズマは周囲の人たちを見ていた。

 

 中にはヒロアカの個性を持った人や、ONE PIECEの悪魔の実の能力者にNARUTOの一族の技や血継限界等を極めた人たちがいた……。

 

 

 

「……異能力系が人気なのかねえ? 

 

 っても()()()ああに燃えていたが、歳だなぁ……」

 

「随分と悩んでいるみたいだね?」

 

「……ん? 誰だ?」

 

 

 

 声をかけてきたのは好青年の印象が似合う青年だった。

 

 他の面々とは異なって、品格が備わっていた。

 

 

 

「初めまして、僕の名前は「夜神月」。知っているのなら話は早いよね?」

 

「夜神月……? ……っ!」

 

「……ああ、その顔は()()()()()ようだね?」

 

 

 

 夜神月……知るも何も「DEATH NOTE」の主人公だ。

 

 主人公でもあり悪役(ラスボス)でもあるコイツが、なんでJフォースに? 

 

 

 

「……まあ、僕のことは説明するまでもないかな?」

 

「ああ、あんたも孫悟空達と並ぶ人気者の看板だよ?」

 

「それは光栄だね、改めてよろしく。

 

 本日付けて、僕は「ベルセルク」の一員として活動することになりました。

 

 今後ともよろしくお願いします、真田和真隊長」

 

「隊長は結構だ、性に合わない。カズマで統一されているからな?」

 

「はは、あなたは案外フランクな人なんですね?」

 

「よく言われる」

 

「僕は、あなた方みたいにバトル漫画のような戦闘能力は皆無だから、よくて推理・ミステリー系の漫画の住民さ?」

 

「ほお……?」

 

 

 

 この時、カズマの視線には()()()姿()()()()()()に瞬間的に見ていた……。

 

 

 

「僕は、バトル系の漫画で言うならモブキャラクター……ただの人間さ?」

 

「ただの人間ねえ? ……場所を改めようか、サシで話したい場所があるからね?」

 

「ん? どうしたんだい? 隊長?」

 

「どうしたも何も()()()()()()()()からかな?」

 

「!!?」

 

「……話すなら、別室だな? 来い……」

 

 

 

 カズマは多目的室の方に向かって歩いた……。

 

 

 

 ‘ライト、アイツは俺のことを見えているぜ?? ’

 

「……そうか、それは本当なんだな? ‘リューク’?」

 

 ‘ああ、本来原作漫画(オリジナル)のルールだと「ノート」を触れなければ肉眼では認識しないってのに、アイツは何故か無条件(ノールール)で俺を認識している……ということは……’

 

「……彼が()()なのか?」

 

 ‘さあな? そればかりはわからねえ、だけどアイツと話すのは案外暇つぶしにはもってこいだ! ’

 

「そうだね……」

 

 

 

 ライトはカズマの後をついて行った……。

 

 

 

 空きの多目的室に入った二人は、これまでの空気を入れ替えた。

 

 

 

「話は何がいい? 夜神月? それとも‘キラ’と言えばいいか?」

 

「……どっちでもいい、今の僕はただの人間。

 

 リュークが見えるだけで「ノート」を持っていないからね?」

 

「そうかよ、てっきりヴェノムズが俺を殺すつもりで差し向けてきたのかと思っていたんだがな?」

 

「仮にそうなら、この腕時計に仕込んで君の名前を書く。

 

 悪くないだろ?」

 

「悪くはないが、詰めが甘いのが玉に瑕だな?」

 

「そうだね、リュークによく言われたよ? ね?」

 

 ‘ああ、そうだな? 漫画の方は惨めに無様に死んだにも関わらず、アニメや実写だとカッコよくなって死んじまうんだからな? 藤原竜也だったな? カイジや龍が如くに出演した俳優さん、ありゃあなかなかのイケメンだぜ? ’

 

「へえ? 案外現実(リアル)のメディアに詳しいな?」

 

「詳しいっていうか、こいつは意外と好奇心旺盛なんだよね? *1ボーボボとのコラボをしていたのが懐かしいよ?」

 

「そうかい、そりゃあよかったよ? ……さて、本題に話そうか?」

 

「……いいよ?」

 

()()()()だ? ベルセルクなんていう値の知れない組織(グループ)に入るなんて?」

 

「君たちの上官さ、アレキサンダー。

 

 元大統領の実業家らしいね?」

 

「OK、察した。ファンだったってわけね?」

 

「that'srite。その通りさ、あの人僕を見て大はしゃぎしたんだ。

 

 そして「我らがベルセルクの隊員になってくれ!!」と押されてね?」

 

「そうかよ、なんか言われなかったか? 特にリューク関連は?」

 

「言われたよ、いるけどノートがないと見れないって話したよ? ノートに触れないと見えない設定なんだから」

 

 ‘それを聞いたじいさんはがっかりしていたぜ? 

 

 まあ、いい歳して案外若かったぜ? 

 

 ありゃあ100年過ぎても生きてるぜ? ’

 

「だろうな……まあ、大方察しはつくぜ? 

 

 あんたが俺らのグループに入ったのは「デスノート」を取り戻すor見つけ出すことだろ?」

 

「そう、察しの良い人だね? 

 

 もし原作世界だったら真っ先に君を殺しているよ?」

 

「そりゃ光栄で迷惑だね?」

 

「……それより、僕も話していいかな?」

 

「なんだ? 言ってみろ?」

 

「話してもいいかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして君たちは()()()()()()()の? 

 

 

 

「…………それを聞くのか?」

 

「好奇心さ? 一応リュークが君を見かけた時は驚いたって話しをしたからね?」

 

「俺を見て? 何を?」

 

 ‘なんなら俺から話そうか? ’

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‘お前はあと9()0()0()0()()()()()()

 

 どういうことなんだ? 人間の寿命じゃねえだろ? ’

 

 

 

「……ああ、そうかお前は()()()()()()()()()()()()()のか? 

 

 ……まだそんなに生きるのかよ、厄介な身体になったもんだ」

 

「話してくれないかな? 君たちは何者なんだい? 

 

 どうして人間の範疇と常識を越えた寿命(いのち)を持っているんだ?」

 

「俺たちねえ……」

 

 

 

 カズマは黄昏ながらも話した……。

 

 

 

「……俺たちは()()()()()()さ?」

 

「造られた……?」

 

「実を言うと、この話はまだ()()()()()()

 

 このことを他言無用に頼めるか?」

 

「……いいだろう」

 

「長い話になる、俺たちは昔は……」

 

 

 

 カズマは自身の過去と世界の出来事を話した……。

 

 

 

「……まさか……そんな!?」

 

「信じられないだろ? でもこれは現実なんだよ? 

 

 世捨て人として過ごした俺のセカンドライフがまさかこんな舞台に立つなんて思わないよ?」

 

「…………君の、君たちの話はわかった。

 

 わかった、この事は他言無用を貫く。

 

 だけど、いつかこのことが公になれば……!」

 

「その時は俺たち当事者が話すさ?」

 

「…………」

 

 ‘ひゃあ〜っ!! おどろきもののきさんしょのき! ってやつかあ? ’

 

「まあ、今はアイツら全員そのことに気づいていないってのが驚きだかな? 

 

 でもいつかは訪れる真実さ、こと細かい話に関しては当事者のことを聞くのが早い。

 

 それじゃあな? 事務系、がんばれってね?」

 

 

 

 カズマはそう言い、部屋を出た……。

 

 

 

「…………」

 

 ‘こりゃあすげぇ話を聞いちまったな? 

 

 で? ライト、お前はどう思ったんだ? ’

 

「……ふふ」

 

 ‘? ’

 

「リューク、世界の様子はどうだった?」

 

 ‘どうだった? それを俺に聞くのか? ライト? ’

 

「ああ……そうだったね? 確信したよ、この時にね? 

 

 (リューク)のおかげだよ……! 

 

 正に‘思った通り’にね……!」

 

 

 


 

 

 

?????? 

 

 

 

 とある場所のある施設、そこは軍事施設に似た場所。

 

 その中は数多の戦闘員と兵器が多数あった……。

 

 

 

「エラン! エラン!!」

 

「小狼? どうしたの?」

 

「セルゲイ殿は何処に?」

 

「バギーとゼノにLを連れて日本に行ったよ、いつもの所にね?」

 

「……京都か」

 

「セルゲイさんに何か伝言があるの? なんなら伝えとこうか?」

 

「……いい、別段急用じゃないから。

 

 ただ見かけないから探していただけだから……」

 

 

 

「小狼」と名乗る青年はそう言って「訓練所」を去った……。

 

 

 

(……一声かけてもいいのに)

 

「なんだ? 随分と精を出してるじゃないか?」

 

「「マリー」? 珍しいね? 君が来るなんて」

 

「退屈だからね? この間海賊や音隠れの連中と暇つぶしがてらに任務と付き合っていたんだ。

 

 そうしたらいい人材が見つかってね! 確か……レディなんとかだっけ? 忘れたけど」

 

「あっそ? それじゃあ例のJフォースにカズマさんとアルベルトさんがいるのを知っているよね?」

 

「……知ってる、セルゲイから聞いた」

 

「あっそ、なら話が早いね? 

 

 僕らは「ヴェノムズ」に付いている、敵対する事は間違いないから覚悟はした方がいいよ?」

 

 

 

「エラン」はそう言い、訓練所に出た……。

 

 

 

「……カズマ、アルベルト…………生きていたんだね? いや……()()()()()()()んだ……!」

 

 

 

 マリーは意気揚々に訓練室を出て、颯爽と戦闘服を着替えた……。

 

 

 

「……これでよし! 会うのは当分先になりそうだな? 

 

 それまでに負けるなよ? 隊長?」

 

 

 

 マリーはマイクロビキニを着て銃器類とナイフを装備して任務に出た。

 

 

 

(向こうに二人、こっちに五人……。

 

 揃う日が楽しみだよ!)

 

 

 

 

*1
ボボボーボ・ボーボ本に作者同士の漫画の話を書いています。

 

 ファンなら知る人は知る貴重な資料漫画である。




次回
ブリーディングストーリー
XYZ・竜の騎士・スタンド使い

「ねえ?これ誰が来るのかネタバレになってるんだけど?」by新八
「でも誰が来て‘どうなる’かなんてわからないじゃない?」by冴子
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