オーバーロード旅 魔神族ですが何か?   作:プリンマン

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⚠️ 「駄作」になりますので予めご了承ください!そしてあらゆるゲームやアニメのセリフや技を入れ込んだりします!⚠️

優しい目で見てもこの小説無理だなと思ったそこの貴方!ブラウザバックでお願いします!

オリ設定や独自の技名など使う場合がありますので悪しからず!



それでも大丈夫だよと言う心の優しい方でも覚悟してご閲覧ください!




短編 魔神メリオダスですけど? 「義理」「選別」

 

 

 

 

 

 

 

スレイン法国の最奥に閉ざされた神殿がある

とある神を信仰するその場は、認められた者のみが許された禁忌の領域だ。そしてその場には、原作の服装とは違く重装備…いや…厚着と言った方がいいだろうか?全く肌を出さないような服装で真ん中から綺麗に白と黒の色に別れた髪を持つハーフエルフが真剣な面持ちで祈りを捧げている。

 

祈りを捧げられるものの正体は……

 

 

 

 

 

【肘をつき横向きで寝て鼻をほじほじしている純金で作られたメリオダスの像だ】

 

 

 

無様ね……

 

 

 

 

 

 

と言うのはさておき、祈りを捧げ終えた ハーフエルフの番外席次 アンティリーネ・ヘラン・フーシェはゆっくりと立ち上がると、後ろの唯一の入口である扉に目を向け口を開いた。

 

 

「入れば?」

 

 

アンティリーネが言い終わると重い扉がゆっくりと開き始める。1人の青年が入ってきたが顔は呆れたや困ったと言ったような表情だ。

 

 

「相変わらずですね、この寝っ転がってるお姿に祈りを捧げる為にこの部屋に1時間ほども籠られるとは」

 

 

「そうかしら」

 

 

青年 【漆黒聖典 隊長 第一席次】の発言を全く気にしていないアンティリーネはメリオダス像に振り返ると顔に笑みを浮かべ始めた。

この像を作ったのは何を隠そうか祈りを捧げていたアンティリーネ本人なのだから、そしてこのスタイルで作られたのには訳がある。

 

 

「そういえば言ってなかったわね」

 

 

「何をですか?」

 

 

いきなり会話を始めたアンティリーネに疑問符を出すような顔をし始めた隊長は、なんだこいつ と思っているだろうが、彼女の話は止まらない

 

 

「この体勢でなぜ私が作ったのか」

 

 

「……何故でしょう」ポリポリ

 

 

話長くなりそうだな みたいな顔をし始めた隊長は早く済ましてほしそうにしている。

 

 

 

「私の母が連れてきたの」

 

 

「…………貴方の…母親が…ですか?」

 

 

いきなりの爆弾発言 アンティリーネにとっての【母】は地雷だ。

ほかのもの達が ファーイン の話題を出せば輪切りにされるだろうが、自ら話題にしたことに隊長は頬から冷や汗を垂らしている。

 

 

「私の母はね?エルフの国に拉致された後にエルフ王に陵辱されたのよ、そして私はその時に出来た娘」

 

 

「それは……まぁ知ってはいますが……んん…」

 

 

「ふふ…当時の漆黒聖典が母の救出作戦を決行しようとした時だったらしいわ、法国の広場に突如として現れた夜の闇を体に纏ったような青年が気を失った母を連れてきていたらしいの…」

 

 

ここまでの話は正式に伝えられている通りだ。

しかし家族のアンティリーネや当時の上層部しか知らない話の続きがある。

 

 

「母はたまたま隙を見て外に逃げ出したのよ、ほぼマッパの状態でね、靴なんて履いてるわけがないから両足は血だらけであらゆる物にぶつかりながらもただひたすらに逃げることだけを考えて走り続けた……それでも日々の陵辱で体力がほぼない状態の母が気を失いかけた時……クク……たまたまそこの上空を通り掛かったメリオダスが助けて、たまたま運良く助かった母親は法国に帰ってきたの」

 

 

「え?!たまたまですか?」

 

 

「たまたまなの、全ては偶然なの……本当よ?」

 

 

「疑ってませんから続きをお願いします」

 

 

早く話を終わらせたいと思っていたはずの隊長はアンティリーネの話に夢中になっている。少しずつ近づいているがどれだけ話が聞きたいのか分からない…彼も人の子故か好奇心には勝てないらしいが、どこから取り出したのか分からないポテリートティップルスの袋を開けたかと思うと素手で鷲掴みにしてモリモリバリバリと頬張り始めた。

 

 

「それで陵辱されて心身ともに可笑しくなってる母親の腹には私がいる……本来であれば発狂物ねそれでも踏ん張っていたらしいわ」

 

 

「えっと……」

 

 

「腹にいる私をメリオダスとの間に出来た子供と思い込む事で自我の崩壊を止めることができたのよ…まぁでも?メリオダスのおかげもあって母親からの愛はすごく貰えたとは思ってるの…まぁみんなが言うには愛は偽りかもしれないけどね」

 

 

「偽り……貴方から見て皆の発言への確証はあったんですか?」

 

 

「?目は虚ろでどこを見てるか分からないような女が「愛してる」とか言ってたら…少しはたしかに?みたいな?フフフ余り触れてはいけないところもあるのだけど?」

 

 

 

「失言でした」

 

 

「気にしてないわ、、それでね私が物心ついた時ぐらいだったかしら…メリオダスに会わされたの初対面で「貴方のパパよっ」てね」

 

 

「パパですか…」

 

 

 

「フフフ…今思うだけで笑いが込み上げてくる…少年ぐらいの見た目の男が私のパパなのよ?それも母さんったら、そんな男に体を擦り寄せたりして「愛してる」「あなた」とかもう笑っちゃう!!」

 

 

 

「……」

 

 

 

「因みに初めて会った時この像と同じ体制だったのよ、まぁこの像の表情だけは少し変えてるけど、あの時は驚いていたわね鼻に突っ込んでる指が全部入り切って鼻血を出すくらいは驚いていたわよ…いきなりのパパ発言だもの仕方ない事かしらフフ…そんなメリオダスでもちゃんと父親としては接してくれたわね…多分スレイン法国の上の連中が金を積んでお願いしてたんだろうけどもね」

 

 

 

一通り話して満足したのかアンティリーネは、両手にゆっくりと目を向けると手袋を外し始めた。

 

「なっ!?」

 

隊長の顔が歪む、その歪みは恐怖からなのか不快感からなのか分からない

 

 

手は切り傷や打撲痕、火傷跡などの消えない傷跡で覆われている。

アンティリーネはそんな傷だらけの手を自身の顔に押し当てると顔をほころばせた。

 

 

「この傷が母からの愛情なのよ…フフフフフ」

 

 

「な、何を言って…」

 

 

アンティリーネは 母からの愛を隊長に詳しく伝え始める。

 

 

 

 

アンティリーネは自分の母親から受けた虐待をまるで楽しい思い出のように語り始めた。ファーインが口癖のように喋っていた「強い女は強い男の子を孕むのが必然」は自虐ネタに該当するが、この発言自体が暴力の合図だ。

自身が受けた陵辱は弱さから来たものだと、彼女と同じような思いをさせる訳には行かない為に自身の娘に言葉を呪言のように吐き続けた。

 

愛という名の暴力は1日に2、3度起きる時があれば一日中の時もある。

殴られ蹴られ炙られ斬られ、時には抉られる。あらゆる暴力を与えられてもなお彼女は母を愛している。体に刻まれた傷の一つ一つが母からの愛の一つだと受け入れそして暴力が一通り終わると本来の優しい母親に戻ってくれる。

母から与えられた温もりと痛みその2つが今のアンティリーネを作り出した。

 

暑く語る彼女は、暴力と愛によって作られた最強の戦士、誰も彼女を止めることはできない

 

アンティリーネは興奮気味に喋っていたが、話の途中で耐えられなくなったのか嗚咽をし始めた隊長の体調を気にして話を終えると部屋から出るように促す

 

物珍しさや好奇心で話を聞いたことを後悔しつつ部屋から出ようとした時アンティリーネに声を掛けられた隊長は後ろに軽く振り向いた。

 

 

 

「他の奴らに言ったら…ダメだからね」

 

 

「い、言いませんよ」

 

 

「もし言ったら……聞いた子を貴方の前で嬲っ(愛し)てあげる…フフそれも悪くないわねしてみたいわ」

 

 

 

またもや興奮し始めたアンティリーネに隊長は自分に被害が来ない為にも、とそそくさと部屋から出ていった。

 

 

 

 

「フフフ根性なしね…もうこんな時間じゃない……」

 

 

 

 

アンティリーネは隊長が部屋から出ていくと、神殿の部屋の片隅にある人がギリギリ通れそうな小さな扉に向かうとゆっくりと開けて奥に進んでいく

 

 

その部屋は神殿の一部としては不釣り合いなまでに平凡で特別な装飾がなにもされてない部屋だが、ただ中央にポツンと置かれた真っ赤に熱された鉄の釜だけが異常なオーラを放っている。

 

 

アンティリーネはその釜に近づくと服を全て脱ぎ捨てた。

 

生まれた姿になったと同時に横に立て掛けられてあった先端が変な形をしている鉄の棒を熱々の釜に入れる。

 

 

「ハァハァ」

 

 

その鉄の棒を眺めているアンティリーネの顔は興奮しており真っ赤に燃え盛っている鉄の棒を釜から抜くと躊躇せず自身の下腹部に押し当てはじめる。

 

 

「…ッアッぐッ……う……ぐ」

 

 

身体中から変な汗をかき始め、呼吸が乱れ体が震え始め苦しんでるようにも見える…が、アンティリーネが苦痛の表情を見せることは無い、その表情は苦しみではなく喜びから来るものだからだ。

 

 

「これが痛みッ…そして愛ッ……」

 

 

何度も何度も押し当て同じ言葉を繰り返す絵面は狂人のそれ

他のものが近くに居れば気を失っても仕方ないだろうが彼女は毎日この工程を 噛み締めるように楽(・)し(・)ん(・)で(・)いた。

 

 

「ハァハァ今日も…至福のひとときだったわ……」

 

 

一通り楽しんだあと彼女は鉄の棒を横に立てかけると、すぐ側にある身体全体が映し出せるほどの鏡の前に移動した。

 

鏡に映る彼女の体は傷だらけのボロボロだが、綺麗な箇所が少しだけあった…

 

腹胸顔の箇所だけは見事に傷一つも無い、このパーツだけを見たものは美しいと言うだろう、だが下腹部に押し当てられた鉄の棒の生々しい焼け跡が色濃く映し出された。

 

まるで何かの紋様のように…その傷の正体は……ご想像の通り

 

 

「メリオダス…あなたと同じ紋章を刻んたここは…あなた専用なの」ブチッ

 

 

メリオダスのおでこに出る魔神族の証である紋章だ。

 

焼け傷の上から自身の爪を食い込ませると血が滴り落ちるがそんなもの気にしないと声を荒らげ始める。気でも触れた人間なようにだ。

 

 

 

 

「メリオダスッ!!早く私に逢いに来て!そして!!私に!私にッ!!……

 

 

 

彼女の発狂は朝まで続いた。今の所は自身の体を傷つけることでしか生を実感出来ない彼女はメリオダスへの思いを叫び続け待ち続けることだろう。

癇癪を起こしてる時の怒れる母親ではなく、優しい母親の時によく言われ植え付けられた「貴方はメリオダスの子を孕む為に生まれてきた子」という呪いの言葉を胸にいつか自分に会いに来て愛してくれるまで……

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

 

そんな異常者(マゾヒスト)に愛されている男は何をしてるのかというと……

 

 

 

 

 

王国から南に遠く離れた地には選(・)別(・)の(・)谷(・)と名をつけられた谷がある。

その場所は実力者が己の力量を測る、又は王国の剣として相応しいかを見定める為の儀式で用いられるらしいが

 

その谷の主に認められれば 絶大な力を与えられると…だがその谷に入って帰ってきたものは今の今まで一人もいないが噂だけは流れるものでその噂はあらゆる国に流れていきそして犠牲者を増やしていく…

 

そして今期も愚かな実力者が来たらしい…自分は王の剣になるほどの器なのか…未だ自分を信じられず、先も見えてないものが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼の時刻だと言うのに大きな岩の頂上には闇を纏ったような鎧を付けた片腕のない小柄な少年が1人で座り込んでいる。

 

そして少年の数メートル後ろには大柄な男性が 水色に光る刀身を持つ レ(・)イ(・)ザ(・)ー(・)エ(・)ッ(・)ジ(・)を両手で力強く握ると戦闘態勢に入っていた。

 

 

「来たぞ…」

 

 

大柄な男・ガゼフ・ストロノーフが少年に向かって声をかけると、少年の方は立ち上がる。

振り返った少年はヘルム越しにガゼフを見ると地面に着地し、地に突き刺さっていたロンパイアを抜くとそれを片手に持ち、口を開き始めた。

 

 

『……力だ(・)け(・)を振るってか?』

 

 

見た事もない武器を見て警戒しているが、少年の放った言葉にガゼフは 「力を振るうことの何が悪いと言うのだ」と言うと武技を発動し足に力を入れ一気に駆け抜ける。

狙うわ目の前の少年の姿をしたこの谷の主…だが絵面は最悪で大男が少年を叩き切るようにしか見えないが、ガゼフの攻撃が少年に当たる瞬間に空を切る。

 

 

「っ…何っ!?」

 

 

少年は少し体をずらしただけでガゼフの攻撃を交わした。

ガゼフはやはり一筋縄では行かないと理解するとすぐに再度斬りかかる。

反撃の余地も与えないようにただ息が続く限り剣を振るった。

 

 

「…強すぎる」ボソッ

 

 

ガゼフの猛攻は弾かれ交わされと全く有効打が無い、そんな中でも少年の攻撃は完全に手加減されてるとわかるのにガゼフの精神と体力を奪っていく、一回り近く身長差がある中、受ける攻撃はまるで山のように重いのである。

 

それにガゼフは心の奥底では怯えているのだろう、剣に迷いが見える。

目の前の異物に勝てるのか勝てないのか…いや……勝てないと自分で思ってしまっているのだ。

 

 

 

「…っ」

(何故諦めてしまっているんだ私は……)

 

 

『忙しい奴だな』

 

 

「速いっ!?」

 

 

 

そんな中少年の前蹴りがガゼフに向かって放たれた。唐突な足蹴りだがガゼフは何とか剣で受けると攻撃の威力によって後ろに体を吹き飛ばされる。だが何とか踏ん張ることのできたガゼフは体勢を整えて再度切りかかろうとするも少年が剣を地に突き刺したのを見て踏みとどまった。

 

 

「……」

(一体何をしているというのだ…まさか攻撃を…)

 

 

攻撃と警戒して何時でも回避できるようにスタンバっている中異様な光景を目にしてガゼフは目を見開いた。

 

 

「っ!!…剣の見た目が…変わっ…ただと…」

 

 

剣の形が細長いロンパイアから少年の3倍近く、いやそれ以上あるだろうグレートソードに変わったのだ。それも持ち手を使うむとクルクル回し始め、刀身の長さ、刀身の厚さを考えるに200〜300キロ近くあってもおかしくない代物をまるで玩具のように振り回している。

 

ガゼフは戦慄していた。 こんな化け物がいていいのかと。

 

 

「ふぅふぅふぅ…」

 

 

恐怖に足がすくむ、ガゼフは今すぐにでも逃げ出したくなっていた。

しかしここで引き下がる訳には行かない、今までも恐怖に打ち勝って力を付けてきたのだ。

身体全体に力を入れる。全身全霊を持って攻撃をするために…

 

 

「…いくぞ」

 

 

『…攻撃するまでの間がありすぎる』シュッ

 

 

ガゼフのそんな意気込みも少年の前ではゴミも同然、ガゼフが踏み込む前にグレートソードの一撃の方が速い、受けとめたガゼフは…

 

 

 

 

「ぐぅぅぅぅぅぅうッッッッッ!!!」

 

 

『ほぉ…俺の一撃を受け止めたか…』

 

 

 

 

何とか耐えているが…まず自分との実力差は圧倒的、それも明らかにガゼフがギリギリで認識できるように攻撃してきているのだ。

そんな完全に手加減してもらってる状態でのこの一撃はガゼフのプライドをズタズタに切り裂くもので、心の中では文句の一つは言っててもおかしくない。

 

 

 

「ぐっっ!!!」

(手加減されてるこの状態でッ!片腕での振り下ろしを受け止めてるだけというのにッ!体中から気力も体力も全部削ぎ落とされた気分だッ!!っ…流石谷の主と言われるだけはある!)

 

 

『さっさと死ね』

 

 

「っ!私はまだ死ぬつもりはないっ!!貴殿を倒し!天寿をまっとうしてみせようッ!」

 

 

『…貴様の天寿などとうに尽きてるぞ、、この谷に…この俺の前に立ったら時からな』ググ

 

 

 

少年が軽く力を入れた際に生じる重みだけで地に亀裂が入る。何とか体勢を保てていたガゼフの身体はその重みからゆっくりと沈み始めた。

 

 

「うォォォォォおおおおおおおッッッ!!!」

 

 

ガゼフは絶叫や悲鳴に近い声を荒らげながらも踏ん張り続け、全身に力を入れるだけに集中している。

だかそれも無理はない、少年の攻撃によりガゼフの身体が小刻みに震えている。骨は軋み筋肉は疲労しきっている。筋肉の筋1本だろうと一瞬たりとも力を緩めれば瞬きする間に潰されるだろう。

 

踏ん張り続けるガゼフは目を見開くと今度は獣のように声を荒らげると地面に向かって足を叩きつけた。

 

 

「ぐぅぅぅッッガァァァアッ!!!!」

 

 

ガゼフは無策で地を踏み抜いたのではない、足元に転がる剣、誰のものかわからぬがそれを使うしか無かった。

 

『ちっ、鬱陶しい』

 

剣は少年の顔に向かって軌道を描くが、軽く剣で振り払われてしまうと粉々になった。

でもそれでいい、自身に来ていた重みは剣を振り払う際に無くなったのだ、そして明らかな隙を作った少年は目の前にいる。満を持してガゼフは再度斬りかかった。

 

 

「貰っ…ッ!!?」

 

 

当たると確信していたガゼフは驚きを隠せなかった。

先程までは巨大だったグレートソードは、形を変えレイピアのような刺突に特化した武器に変わっていた。

 

ガゼフは最初の武器とグレートソードの時から感じた違和感にレイピアを持った少年を見てやっと気づいてしまった。

 

ガゼフに攻撃する少年の動きはまるで達人…いやそれ以上か、数年や数十年で手にできる動きを凌駕している。鋭い攻撃はガゼフの体に無数の傷を作る。まるで痛ぶってるようにも見えるが少年にそんなつもりは無い。

 

 

『時間の無駄だ…資格なき愚か者め…怯えているんだろ?』

 

「ッなんだと?!」

 

 

少年はわざと奮い立たせようとしているが、ガゼフにとっては図星を疲れたようなもので怒りに顔を歪めてしまうが、自身の未熟さに怒り心頭としているのだ。

 

 

『戦いを引き伸ばせば、その分恐怖は続くものだ…』

 

 

「うぉぉぉッッ!!」ダッ

 

 

怒りに任せた猛進は意味をなさないガゼフの攻撃は、再度形を変えた剣により軽く受け流されてしまうと、体制を崩した所を追撃する訳でもなく、ただ剣を向けているだけだった。

 

ガゼフがなぜ攻撃してこなかったのかと思っていると、少年は口を開き始める。

その声色は何処か悲しそうだった。

 

 

『……力頼みの猪突猛進など腑抜けの証…』

 

 

言葉を発した少年の顔はゆっくりとガゼフの左後ろ側に向くとガゼフもそれを追うように顔を動かしてしまうが、、そこにあるのは数百や数千では数え足りない程、あらゆる剣が地に突き刺っていた。

 

推測するに今までこの谷に挑んできた者達の成れの果てがあの武器達なのだろう。

 

 

『……またこの谷に屍が増えるのか……なんとも歯がゆい…』

 

 

この発言がガゼフの怒りを鎮めた。

先程とは打って変わって冷静な目をしているガゼフは腰を少し落とすと剣を握る両手に再度力を入れた。

 

 

「私は死にに来たのではない、必ず貴殿を倒してみせる」

 

 

『……』

 

 

先の分からない優柔不断で未熟な【愚かな男】はやっと【少しはマシになった男】になったのだが、まだ足りないのだそんな少しの成長ではこの谷の主には認められない

 

それでも少年…メリオダスはガゼフの目を見て少しだけだが懐かしい気持ちになった。。。。。




⚠️アンケートで説明不足のコメントミスで誤解を産んでしまいました。
(物語) とはアニメでのエピソードで
(時代) とは原作や原作前(オリ独自展開)と言った感じで書いてました。
完全にコメントミス&説明不足でした!このようななことがないように今後気をつけさせていただきます!不快になられた方等居られると思いますが、どうか次回作もご閲覧していただけると幸いです。⚠️


駄作を見ていただきありがとうございました!
遅遅投稿で申し訳ない限りです!
脱字誤字などは随時報告待ってます!

エスタロッサの話は何処がいい

  • クレマンと冒険者編
  • ホニョペニョコ編
  • ただクレマンティーヌに追いかけられる
  • 奴隷エルフっ子達と冒険編
  • 任せよう
  • 続きでいいだろう
  • エスタロッサの時だけ回答多いよね
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